2010年2月2日火曜日

国民はどう思うか


小沢氏進退で駆け引き…民主、党内抗争の兆し

政治資金規正法違反事件を抱える小沢民主党幹事長の進退をめぐり、党内で小沢氏に近い議員と距離を置く議員の間で駆け引きが始まった。
党内の多くの議員は、逮捕された石川知裕衆院議員らの拘置期限である2月4日に、検察がどのような判断を下すのかが小沢氏の進退にも影響すると見て注目している。
小沢氏と距離を置く渡部恒三・元衆院副議長は1日夜、小沢氏が記者会見で「私自身が刑事責任を問われることになれば、責任は重い」と発言したことについて、「そりゃ当たり前だ。重いに決まっているだろ。誰だって(刑事責任を問われれば)」と記者団に述べた。渡部氏は「刑事責任を問われなくても、世間を騒がせたのだから幹事長を辞任するのは当然」(同氏周辺)と考えているとみられる。
小沢氏に進退の判断を求める声は、先週末から一斉に広がった。
口火を切ったのは、かねて小沢氏に距離を置く前原国土交通相、枝野幸男・元政調会長、野田佳彦財務副大臣の3氏だった。いずれも渡部氏が「民主党7奉行」として親交を深めてきたメンバーのため、党内では「7奉行で示し合わせて批判ののろしを上げたのではないか」との見方も出ている。
「2次補正予算が成立し、小沢氏を批判しても、鳩山政権への影響は最小限で済むと判断したのだろう」(党関係者)との声もある。(2010年2月2日09時15分  読売新聞)より抜粋

前原国土交通相、枝野幸男・元政調会長、野田佳彦財務副大臣の3氏の皆さん、相手の思う壷にはまりますよ。
ネットの世界では、小沢さんの人気が高まっていますよ。
世論調査の数字ほど実際の支持率は下がっていませんよ。
今の段階で批判をし、党内抗争が始まったかのようなイメージを与えることは、とてもマイナスで自分達の評価を下げますよ。(今の自民党と一緒)
国民の中には、自分達の立場を良くしたいがために行動していると捉える人が多くいます。
タイミングが最悪ですネ。

野田さん、評価していたのですが、先日のNHKでの「子供手当ての財源」に関する発言はいただけません。完全に官僚に取り込まれたかの様なイメージを持たれますよ。

自民党の皆さん、今がチャンスです。
自党の中に「政治倫理委員会」を立ち上げ、自党議員の中に政治倫理に反する行為をした議員がいないかチェックし、該当する議員には公の場で謝罪してもらいましょう。企業献金の禁止に賛成し国会改革を積極的に進め、問題があると思われる官僚機構との対決姿勢をアピールしましょう。
この機会を逃すと、再生の可能性が無くなりますよ。
他党の批判ばかりに力を注ぐのではなく、前向きな政策論議自党内の浄化を進めないと再生は出来ないと考えましょう。

官僚の任命権(人事権)を完全に国会に取り戻さないと政治システムを変えることは不可能です。
民主党と共闘して問題と思われる官僚機構と対峙する姿勢を示せば、必ず支持率はあがります。
日本の官僚の皆さんは優秀です。人事でしっかりした評価をしてあげることで、皆さんの力をより引き出すことができます。
正当な人事評価が出来るような人事システムと評価する側のシステムをしっかり構築することが重要です。
敵対しろということではありません。

期待していますよ。

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