2010年5月29日土曜日

元厚労省局長、村木さんの裁判

元厚労省局長、村木厚子さんの事件は、以前にも書いたように完全な冤罪事件で大阪地検特捜部の滅茶苦茶な捜査が今回公にされ、調書の多くが採用されないという経過をたどっている。
この事件は、昨年の小沢氏関連の西松事件とつながる政治的意味合いの強い案件で、素人の私から見ても明らかにおかしい事件であった。

多くの公務員の人たちは真面目に一生懸命働いておられる。しかし一部の官僚や今回の検察の強引な捜査などが、その人達への国民の信頼を低下させることにつながっていることを肝に銘ずるべきである。内部から改革の声を上げ「真面目に働いているひとが評価される」組織に変える努力をすることが必要に思います。

「公務員」「先生」「政治家」と言える人達への信頼が下がる一方です。
一部では、まだまだ「お上意識」も残っていますが、まずは「信頼の回復」が第一ではないでしょうか。
「社会のために働いている」公務員の信頼回復は、日本社会の再構築のため絶対に必要なことです。

一部官僚が政局に関与するようなことは、あってはならないことです。自分たちの保身や利益を優先することはあってはならないことです。
自分たちで改革してこそ、国民の信頼が得られるのです。

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