2010年6月25日金曜日

政党のオーナー

マスコミ等では「反小沢」「親小沢」をいう色分けをしているが、それとは別に民主党という政党を考える場合、忘れてならないのは鳩山さんである。紛れもなく「民主党」設立時の金主(オーナー)であり設立の立役者である。
同じく「日本新党」のオーナーは細川さんで、当時、細川さんは30億円とも言われる設立・運営資金を個人で準備されたそうだ。(昨年、借入金を完済されたようだ。)
同じように民主党設立時に鳩山兄弟で(多分、お母さんが準備されたのだろうと思うが)20億円近い資金を準備されたそうである。連合も資金を提供したと何かに書いてあったような気がする。
どちらにしても今の民主党は鳩山さん抜きには語ることはできず、鳩山兄弟がいなければ立ち上がっていなかったと考えられる。
菅総理も設立時のメンバーだが、お金は一銭も出していないそうだ。
前原・枝野・玄葉等の日本新党出身のメンバーも当初は細川さんが活動資金も面倒を見ていたという話を聞いたことがある。
これらの方々は、あまり「お金の苦労」もせず「自分のお金を使わず」に「他人のお金」と「税金」をうまく利用してきた方々である。
逆に言えばこの方たちに「政治と金」について語る資格は無いような気もするのだが・・・。
また、若くして政治の世界に入り、実社会の経験が少ない点など、庶民の生活感覚から少し離れたエリート意識が伺われる点でも共通している。
万が一、政界再編で民主党が分裂した場合、「民主党」の名前を使う権利は鳩山さんにあると考えるのは、おかしいことであろうか。
民主党に残るのは(名前を使うのは)鳩山さんが参加するグループの方に当然の権利があるように思われる。

細川さんも鳩山さんも、首相をやめた後「小沢さんは自分の意見をよく聞いてくれた。」「やりたいようにやらしてくれた。」と述べられている。
田中角栄元首相や金丸信元自民党幹事長も死ぬまで小沢さんの悪口を一言もいわなかったそうである。

マスコミや野党の人達の話と実際の話との間に大きな乖離があるように思われるが、小沢さんはそれを自分の口からは語らない。

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