2010年8月12日木曜日

菅・仙石氏は小沢氏以上に独裁的?

このところの菅首相と仙石官房長官の動きを見ている限り、党へ諮ることなく独善的に物事を進めているように感じられてならない。
党内からも、そのことに対しての異論が噴出し始めているようだ。
少なくとも、独裁的と言われた小沢幹事長時代でも、こんなことはほとんどなかったような気がする。

以前にも書いたが、菅首相が、人間的に信用できる人物であるかどうかを良く観察する必要がありそうだ。一国の首相が、「簡単に人を裏切る」ような人物であるとしたならば、これほど日本にとって不幸なことはない。
一人の政治家としてだけではなく、一人の人間としても、「尊敬、信頼」できる人物に値するかどうかが最も重要なことであろう。
この点について、マスコミ等は常に政治家としての視点からしか人物を見ていない。政治家として尊敬されるのは当たり前のことであるが、それ以前に一人の人間として「尊敬・信頼」できるかどうかを見極めようとする姿勢が大切である。

「人を陥れよう。排除しよう。」と考えている人が他人に対し「道義的・政治的責任」を問う事自体が間違っている。
一方的な新聞・テレビでの報道だけでは、一人の政治家の人とナリを判断することは難しい。
しかし、会って話して初めて相手を理解できることは多々ある。
批判をする人に限って、相手のことをよく知らないでいる場合が多い。
典型的なのが「小沢一郎」に対する批判であろう。
世間一般の「悪者」のイメージが先行し、新聞・テレビの情報だけを元に批判している人が大半であろう。
しかし、本当の「小沢一郎」はナイーブで人に騙されやすく且つ人に優しい人物で「信義」を重んじる人間なのではないだろうか。
一人の人間としての「小沢一郎」をもう少し知ることができたのなら、世間一般の「政治家小沢一郎」のイメージが少しは変わるのかもしれない。

日本の政治家は、もう一度「三国志」を読んでみるといいのではないか・・・。
「民を思う」政治家は誰なのかを見極める必要がある。

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