2010年8月24日火曜日

空中戦と地上戦

菅支持派は空中戦で戦い、反菅支持派は地上戦が得意!

今回の民主党代表選の戦いを見ると特徴が良く出ている。
今回の場合は民主党内での局地戦である。
所謂、地上戦の戦いである。
士気の高さと武将の数と質、そして戦略が勝敗を決める。

では、戦力分析をしてみよう。
①武将の数と質・・・圧倒的に小沢支持派が有利である。
②士気の高さ・・・武闘派ぞろいの野武士軍団たる一心会をはじめ小沢支持派が有利である。
お武家様ぞろいの菅支持派は地上戦では圧倒的に不利である。
③戦略・・・国会対策や党務に精通した議員を多い小沢支持派は各議員の選挙区事情等の情報収集でも優位にたっており、なんといっても小沢さんという大戦略家が後ろに控えている。

戦いの勝敗を決めるもうひとつの要素が、支援組織との関係である。
各議員の後ろ盾をどう取り込むかも大きな要素である。
本来なら、現執行部側である菅支持派が絶対的有利であるはずなのだが、主だった組織の大半は中立の立場を崩していない。
地方組織、サポーターにおいても、どちらかと言えば小沢支持派が多いと思われる。

これらの中でも武将の数と士気は一番の要素である。
小沢支持派は早くも、アチラコチラで狼煙を上げ始めている。

現状での戦況を分析して見る限りでは、小沢氏本人の出馬が前提だが、小沢支持派が有利との判断に行き着く。

菅支持派には、先頭を切って戦場に突っ込んでいくような武将がいない。
奇襲をかけるほどの戦略家もいない。
「おままごと軍団」と行っても過言ではなかろう。
まともな戦いでは、勝ち目はないであろう。

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