2010年10月21日木曜日

検察審査会・・・小沢氏は申立人や国民に何ら被害を与えていない。

申立人甲という人物が小沢さんを検察審査会に告発した時も疑問に思ったのだが、小沢さんは申立人や、国民に被害を与えたのだろうか。
私は専門家ではないのでよくわからないが下記のような投稿がホームページに載っていた。

審査会への審査請求(告発)は被害者じゃないといけないらしく、今回の件は「小沢さんは政治家だから国民、一般人が被害者という理屈で、申し立てが受理されているらしい」

とあった。
小沢さんの告発された内容は「期ズレ」の問題で、記載が年度をまたいただけの話である。これを虚偽記載として告発したものと理解している。
では、このことで、申立人甲や国民が被害を受けたのであろうか?
私の理解では、何ら被害を受けたものとは、とても捉えられない。土地購入資金に関しても小沢さん個人からの借り入れで税金ではない。銀行借入も税金ではない。(そもそも土地購入は小沢さんの個人名で行ったものであるから陸山会は関係ないはずである。)
この事案で被害を受けた人は誰一人いないのではないか。
被害を被ったという人がいるのなら是非聞かせて欲しい。
まして申立人甲は、国民の代表ではない。(誰も代表者だとは認めていない。)
(あえて言うなら被害を被ったのは小沢さんと秘書3人)

告発の内容を簡単にいえば『道路を車で走っていて制限速度50キロのところを一時60キロで走った。』程度のことで、誰にも被害を与えていない。見つかったとしても罰金を払えば済む程度の問題だ。はたしてこれほど大騒ぎするほどの刑事?事件なのだろうか。というか『事件性は無い』とみるのが普通の人の感覚ではないだろうか。本来ならそれが市民感覚であるはずなのだが・・・。

そもそも検察審査会が告発を受け付けたこと自体に疑惑がある。
倫理の問題だという人がいるが、被害を受けてもいないのに「被害を受けた」と言っている人の方が余程倫理観に反している。

一部には被害を受けた人(市民)が検察審査会の審査員になることは、検察審査会法に違反しているのではないかという議論もある。もっともな議論である。被害者が被疑者を審査するなど誰が考えても公正な判断ができるとは考えられない。

余談:世帯年収300万円以下が33.3%
日本はとんでもないことになりそうな予感がする。海外からも日本の将来を不安視する声が出ているようだ。
国の財政より先に国民の生活が破綻しそうである。
菅政権や自民党の主張である「財政再建」は国民生活が成り立っている事が前提である。
「国民の生活」が先にありきでなければおかしい。

円高で日本の技術者が海外に移転しているようだ。工場だけでなく技術者の移転も始まっている。
韓国の通貨ウォン安により、日本の強いとされた中間部品においても苦境に立たされようとしている。

根本的に考え方を変えなければいけない時代がきているのかもしれない。
「豊かな社会」「豊かな生活」の定義を考え直す必要があるのではないだろうか。
年収300万円以下でも、「豊かな生活」ができる社会にする為には、どうしたらいいのか。
少子高齢化社会を迎え、家族のあり方も含め、根本から考え直してみてはどうだろう。
成熟社会を迎え「成長ありき」の呪縛から解き放されなければいけない時代がきているのかもしれない。

菅内閣の閣僚に多くを期待する方が無理なのかもしれない。
とにかく野田財務大臣と仙谷官房長官と前原外務大臣だけは早急になんとかしてもらいたい。
顔を見ただけで一日中、気分が悪い。
枝野くんは党内で相手にされなくなったようなので遊んでいなさい。

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