2010年10月26日火曜日

民主党の小沢さんを支持する議員よもっと声を上げよ!

ブログやtwitterで情報を知った小沢さんに会ったこともない人達が、全国から千人余り集まり東京でデモ行進を行った。
今朝、その時の状況をインターネットの動画で見た。皆さん、本当に普通の人達である。
参加したのは、マスコミの恣意的な報道や検察、検察審査会に対し疑念持つ小沢さんや鈴木さん達を支持する人達である。
政治家のために、デモを行うことなど日本の政治史上でもほとんど聞いたことがない。
是非、この動きを全国に広めていただきたいと思うと共に、企画された皆さんの勇気に敬意を表します。

それに引き換え、民主党の小沢さんを支持する議員の「おとなしさ」が残念でならない。
一部の議員は非常に頑張っておられるようだが、もっと多くの議員が声を挙げなければいけない。
このままでは、日本がおかしくなってしまう。菅・仙谷内閣に対し団結して批判の声を挙げなければ本当の意味での民主的な党とは言えない。
一人の政治家を排除することが目的のような党執行部や内閣の閣僚達に対し、国益のためには党がどうあるべきかを声を挙げて訴えていかなければ、民主党に明日はないだろう。

話は変わるが、田中角栄という政治家は魅力的な政治家であった。ロッキード事件で極悪人のようにされてしまったが、政治家として再評価されるべきである。
田中派と言われる派閥について分析してみると、官僚出身が少ないことに気付く。地方議員出身者や会社経営者など所謂、叩き上げと呼ばれる人が多い。

私は政治家を「自営業者型」と「サラリーマン型」という風に区別している。
現在の民主党で言えば
小沢支持グループには「自営業者型」が多い。
菅支持グループには「サラリーマン型」が多い。(官僚・マスコミ出身者などが多い。)

其の違いを少し詳しく述べてみよう。
自営業者型・・・営業、販売・資金ぐり・求人・経理など多岐に渡る仕事をしなければならない。人を使う難しさや資金繰りの大変さ、売上のことも考えなければならないし、業界団体との付き合いもしなければならない。この人達は、景気判断なども肌で感じる事ができる。社会がどういう仕組で動いているのかも良く知っている。お客さんのニーズにも敏感である。経営感覚が常に求められる。
(自発的なグループを形成する)

サラリーマン型・・・1つの組織の論理で動いている。限られた範囲での知識・能力が求められる。
出世や収入が目的の人が多い。経営幹部にならない限り、大きな意味での経営をいうものが分からない。(派閥的なグループを形成する)

それぞれに、いい点、悪い点はあるかと思うが、日本の政治家にサラリーマン型が増えてきていることはいがめない事実である。
よくも悪くも、このことが日本の政治家が小粒になってきたことと関係するように思えてならない。

今の世の中に必要とされる政治家は、果たしてどちらのタイプなのだろう?

最近目立つのが「弁護士型」と分類できるタイプの政治家だが、このタイプは政治家には余り向かないと思う。というか勘弁して欲しい。

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