2010年10月30日土曜日

小沢さんの国会招致・・・東京地検特捜部や石川議員を先に招致するのが筋だろう。

昨日は小沢さんの国会招致に対する民主党執行部の対応について批判したが、今日は野党側の対応を批判してみよう。
そもそも、小沢さんは2度不起訴になっている。そして起訴事実の元になっているのは、秘書の供述である。これについては、秘書3人共に完全否認を主張している。

であるなら、まず東京地検特捜部から「不起訴」にした根拠を国会で説明させるべきである。
それとともに、現に逮捕起訴された石川議員から話を聞くべきである。検察の不祥事が問題になっている時でもあり、検察の捜査も含め石川議員から話を聞き、それから小沢さんを招致するというのが、本来の筋であると思う。
小沢さんは国会に出る必要は無いと思っているが、少なくとも、現在の野党の主張は筋が通っていない。
政局に小沢さんを利用しているだけの話である。
野党ならまだしも、与党の幹部が小沢さんを悪者にし利用していることについては、到底、許せるものではない。
そもそも党内で権力闘争仕掛けたのはどなたさん達でした?

この筋論は与党の執行部にも当てはまる話である。

何でも小沢さんの責任にする菅執行部の態度は、そろそろ国民にも見透かされ始めている。
自民党の情けなさにも国民は気がついている。
どちらの党にも、国民の側にたった政策ビジョンと政治理念が感じられない。

一人の政治家として「が正しいのか。何が間違っているのか。」を判断し明確に意志を示すことが政治家の役目でもあるはずだ。
それには政党は関係ない。
国会議員は、国民から其の判断を委ねられたのであるから、政局や地位、名誉などに左右されない判断をしなければならない。

政党の垣根を超え、「何が正しいのか。何が間違っているのか。」を公正に冷静に且つ客観的に判断する力と意志が政治家に求められている。

余談:円相場70円台目前
TPP以前に円高にどう対応するかを検討すべきだろう。円高が進めば自由貿易協定が逆に不利な条件となることを良く考えるべきだ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

その通りとも思うが、検察は裁判に予断を与えてはいけないと具体的な証言はしないだろうし石川議員も裁判を前に証言しにくいだろう。結局国会招致は元々無理なこと。

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