2010年10月20日水曜日

小沢氏弁護団に村木さん弁護人、弘中惇一郎氏 主任弁護人に就任予定

小沢さんの弁護団が、いまいち弱いかなという印象を持っていたので弘中氏就任のニュースは朗報だ。
弘中氏は郵便不正事件の村木さんの弁護人で知名度も高い。
マスコミ対策として、また国民向けにも最適な弁護士だと思う。もちろん実力もある。

弘中氏は鈴木宗男氏の弁護も引き受けている。鈴木氏の推薦があったのかもしれない。
弘中氏が弁護した事件の中でも特筆されるのが、ロス疑惑「一美さん銃撃事件」で無罪が確定した三浦和義氏の弁護である。この事件では数多くの名誉毀損などでの民事訴訟を起こし、多くで勝訴している。
マスコミにかなりのプレッシャーを与えることができる。

郵便不正事件の村木さん裁判は国民の関心も高く、且つ、それに関連した大阪地検特捜部のデータ改竄事件も現在進行中だ。
村木さんの弁護を担当した弘中氏は検察に対し特別職権濫用罪での告訴も検討しているようだ。
郵便不正事件と西松、陸山会事件は裏でつながりがあり、そういう意味においても弘中氏の就任には必然性がある。
今回は検察のみならず、検察審査会、最高裁などの他にマスコミとの戦いでもある。
今や小沢さんだけの戦いではなく、一部の良識ある国民や議員も一緒になっての闘いである。
私も、一人でできる範囲であるが応援したいと思っている。

また弘中氏の就任は相手側の専任弁護士達にも大きなプレッシャーとなろう。
小沢さんの事件が元で、今まで表に出てこなかった、検察や裁判所、マスコミの闇が暴かれるかもしれない。
また小沢さんに関する事件は「政治の関与」が疑われる政治案件でもある。
過去の法務大臣を始め関係者を徹底的に法廷に呼び出し、証言させる必要がある。
その意味においても、他の裁判とは違うものになりそうな予感がする。
ただし、公判前整理で起訴事実が消えてしまう可能性がないではないが・・・。


余談:情けない民主党の対応
民主党は小沢さんを何らかの形で処分しようとしている。
無罪の可能性が高い小沢さんを処分するなどとんでもないことだ。
情けない・・・。
また一部の議員は小沢さんを排除するために、これらの事件を党内政局に利用した可能性が高い。
民主党の恥である。
少なくとも検察審査会の議決から20日近くたってからの公表に対する疑問に対し法務大臣は説明責任がある。当然、議決は政府に何らかの形で知らされていたはずである。
代表選当日の議決というのも不可解である。
検察審査会の議事録の公表も法務大臣は認めるべきである。
あなた達が大臣になれたのは誰のおかげか良く考えてみて欲しい。
情けない”の一言に尽きる。

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