2011年2月15日火曜日

野田氏が首相になる確率は?・・・野田?そんな議員いたっけ・・・。

仙谷民主党代表代行や渡部偽肛門が「菅が持たなければ、野田(佳彦・財務相)しかいないだろう。あいつはスタンドプレーをしないからな」とか「野田は安定感がある。前原も有力だが、奥行きが足りない」などと発言しているそうだ。
最近の前原氏の「私が『非小沢』というのはくだらない分け方だ。『親小沢』といわれる輿石先生を心から尊敬している」という発言に対し、不信感を持ち始めたようだ。
いよいよ「首相退陣」を前提とした跡目争いが勃発しそうな雰囲気だ。

仙谷氏、渡部氏 は自分達で菅首相の後継を決められると思っているのだろうか?
思っているとしたら「お目出度い」
最早、両氏にそんな影響力はない。
民主党がこんな状況になってしまった最大の戦犯は仙谷氏である。党内の菅支持グループからも反感をもたれていることは間違いない。
ましてや中間派と呼ばれる議員の恨みは大きいものがある。
自分達の議員としての身分を危機に堕ちいれさせた最大の戦犯である。
これほどまでに、民主党を分断させ党への評価を落とさせた彼らに対する憎みは今後、一気に噴出する可能性がある。

議員にとっては、選挙が第一である。
参議院選挙以来、連戦連敗の党執行部に対し、口には出さないが多くの議員が「これではダメだ」と思っていることだけは間違いない。
では、誰であれば党内をまとめ、選挙に勝てる体制を作り挙げることができるのか?
地域政党との連携がまとめられるのは誰か?
野党と対等に戦えるのは誰か?

一人しかいない。
「小沢一郎氏」である。

仙谷氏、渡部氏 には首相の後継を指名するほどの権力は残っていない。
菅首相と一緒にエジプトのムバラク大統領のように党から追放される可能性さえあると思っている。

話を前に戻し野田氏が首相になれる確率について考えてみよう。
前原氏同様、ほとんどない。
唯一残されているとしたら、小沢グループが支持した場合だろう。
しかし、これもほとんど可能性はない。

では彼のどこがふさわしくないのだろう。
①地味
②官僚の言いなりで自分の意見や考えを押し通すことができない。
③政策通といわれるが、自身の政策を語る姿を見たことがない。
④党内でも小さなグループの代表で他のグループの協力なくしては、党の代表になれない。
⑤自分の主張を押し通すほどの凄みもなく、裏で根回しができるタイプでもない。政治家に向いているのかとさえ感じられる。
⑥頭が固そう(頭突きが強いという意味ではない)。思考に柔軟性がなさそうである。
⑦何より存在感が薄い。華がない。孫悟空の猪八戒によく似ている。(関係ないが・・・。)
⑧話がつまらなさそう。
⑨洒落がわからなさそう。冗談が通じそうにない感じがする。
⑩とても400人近くの党をまとめられるとは思えない。また人も使えないと思われる。自ら汗をかく努力も見られない。

まとめると、「人間的に魅力がない。」「面白みがない。」「決断力がない。」に尽きる。
やはり、一つの党を引っ張っていく人物には、それなりのカリスマ性がないと人はついてこない。

悪い人ではないと思うので私もあまりネタにしないが、逆に言えば「存在感が薄く特徴がない」ということである。
彼に残された道は、小沢さんに師事し政治を一から学びなおすことだろう。党務で汗をかき、野党との人間関係を築くなどの地道な活動を続ければ、それなりの地位にはつけるであろう。

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