2011年6月21日火曜日

詰んでいるのに詰まない菅政権・・・菅さんを擁立した人たちの責任は?

「詰んでいるのに詰まない菅政権」
今の政局を将棋に例えればこんな表現になるのではないか。
王(菅首相)が端に追い詰められ、逃げ場がなくなった状態で相手に金(内閣不信任案)で王手をかけられ投了寸前だった。(実際、可決寸前の状態だった。)
そこで代打ちに登場した相手(この場合、鳩山氏)がトイレに行っている隙に金を桂馬に掏り換えてしまった。
トイレから帰った代打ち(鳩山氏)に王(菅氏)が「投了ですね」と言ったことで、代打ち(鳩山氏)は安心して盤上を確認もせず帰ってしまった。

というところではないだろうか。

王(菅氏)は動くこともできず、実際は詰んでいる。
ところが対戦相手も王手をかける駒がなくなり右往左往しているというのが現状である。
そもそも金を桂馬に掏り換えるというペテンをしたわけであるから、「反則負け」が妥当である。

王(菅氏)の側は、手持ちの駒を闇雲に相手の陣地内に打ち込むことで、時間稼ぎをしている。
しかし王の側にも弱点はある。周りを取り囲んで王を守っていたはずの駒が勝手に動き始める様相を見せ始めたことだ。
しかし、これらの駒は実力の無い駒ばかりで実際は何もできないで右往左往している。
本来、これらの駒には王(菅氏)を担いだ責任があるはずだ。自分達が担いだ王(菅氏)が民衆や部下からも信任されなくなったわけであるから、彼らには王(菅氏)を神輿から引き摺り降ろす責任があるはずだ。

どうしたら王を詰めることができるのか?
今の現状は、よってたかって王(菅氏)に「投了」と言わせようとしている状態だ。しかし、この王(菅氏)は天邪鬼なので絶対に自分からは「投了」と言わないだろう。

考えられる方法は三つぐらいしかない。
①周りを囲んでいる駒に道を開けさせ、別の駒で王手をかける。
②掏り換えられた桂馬を王(菅氏)がよそ見している間に金に掏り換える。
③「投了(負けたことになる)」ではなく「名誉ある棄権(勝負から降りてもらう)」という形で、王(菅氏)の顔を立てながらも実をとる戦略を模索する。

現実的なのは①で幹事長を含む党執行部や一部の重要閣僚が辞任することで、王手をかけるための道を開き、最後に飛車(鳩山氏)打ちで引導を渡すというのが、もっとも妥当な道筋だと思うのだが・・・。
まあ、鳩山氏が再度、ペテンにかけられる心配がないと言えば嘘になるが・・・。

1 件のコメント:

通りがけ さんのコメント...

「犯罪者には罷免ではなく逮捕を」
菅内閣(政府)・霞ヶ関保安院(官庁)・東電(天下り企業)の政官業癒着談合闇カルテルの共同不法行為未必の故意傷害殺人犯行が確定しました。
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/06/post_2095.html#more

裁判員なら無期懲役以上の重罰を言い渡すだろう。
さる原子力学者が保安院の罪は懲役数万年に相当するといったとか言わないとか。

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