2011年6月18日土曜日

小沢さん中心の政局へ・・・注目すべきは公明党の動き

驚異的な粘り腰を見せる菅首相ではあるが、実体は詰んでいる。
党内で菅首相を支持する議員は最早、数十人レベルであろう。

岡田幹事長をはじめとする党執行部も辞任せざるをえない状況に追い込まれている。
彼らでは、「野党との交渉」も「党内をまとめること」も「菅首相を辞任させること」もできないことが完全に露呈してしまったからだ。もちろん選挙での連戦連敗の責任も問われることは言うまでもない。
(もし、自分達の首と引き換えに菅首相を辞任に追い込めない場合、彼らは両議院議員総会で吊るし上げにあい、辞めさせられるという最悪の事態に追い込まれる可能性がある。彼らは焦っている。)

仙谷官房副長官も今回の大連立騒動や菅首相の早期辞任発言で与野党をはじめ経済界や労働界からも信頼を失い党内での求心力が急激に萎んでしまった。
それに伴い前原グループの存在感も低下したことはいがめない事実である。

党内から「小沢一郎排除の声」が聞こえなくなった。
野党からも「小沢一郎の政治と金を追求する声」が聞こえなくなった。

民主党の大半の議員は「小沢一郎」抜きでは党運営が立ち行かないことを改めて認識させられたはずである。

現在、名前が上がっている首相候補とは政治家としての格が一段も二段も違うことを多くの議員は改めて認識させられたはずである。

与党だけでなく野党においても、今後、起こりうるであろう政界再編を主導できる政治家が小沢一郎以外にいないことを今回の騒動で改めて認識したに違いない。(小沢さんがどう考えているかは別として)

菅首相も少しでも長く首相を続ける為には、小沢一郎の協力を取り込むしか残された道が無いことがわかったはずである。
頭を下げて協力をお願いするだけの度量が菅首相に残っていればの話ではあるが・・・。

小沢一郎大仏様の手のひらに菅首相や谷垣総裁が乗っているというのが今の政界の図式である。
しかし、小沢さんの真意をわかっている人は殆どいない。またそれを絶対に表に出そうとしない。
周りが疑心暗鬼になりかかっている。
完全に小沢さんのペースである。

今後の政局を見る場合、注目すべきは公明党の動きである。
野党の中心にいるのは、自民党ではなく公明党である。
小沢さんと公明党が、裏でどう繋がっているのか?
注意して見る必要がある。

マスコミなどは今に至っても菅首相擁護の姿勢を見せているが「辞める。辞めない。」は最早そんなに大きな問題ではなくなりつつある。
民主党の執行部体制がどうなるのかの方が重要である。
内閣改造で官房長官が交代するのか?
交代するのであれば誰がなるのか?
に注目すべきであろう。

いくら菅首相が勝手に叫んでも官邸や党執行部が動かなければ「水中で溺れている」のと同じである。
誰かが飛び込んで助けてくれなければ、溺死する以外に残された道はない。
伸子夫人が浮き輪を投げ込んでくれる可能性がわずかながら残ってはいるが・・・。

5 件のコメント:

通りがけ さんのコメント...

今の被災日本に起こっていることのすべてがこの一枚の過去の写真に余すところなく写しだされている。
「目で見る日米地位協定」
池田香代子ブログさまから
>1965年沖縄 「少女轢殺」 報道写真家嬉野京子の証言 
>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51424388.html

匿名 さんのコメント...

アホ缶、くそ缶は既に穴熊ですね。
みっともない
これ、痛快ですね。
私も現場に居たら言いますよ。
http://motto-jimidane.com/jlab-dat/s/46144.jpg

・・・岐阜の読者

通りがけ さんのコメント...

いかりや爆氏の毒独日記ブログさまへのコメント
>>http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/eefa997f448cfd1ab587659ab7960aea?fm=rss

1.IMFが口を出すのも地位協定を通じてである。 (通りがけ)
2011-06-19 00:54:57
日本が地位協定という奴隷契約を温存する限りアメリカの軍事力を後ろ盾にした国際機関が日本に対して露骨な内政干渉を仕掛けることを躊躇うことは決してない。

2.以前ここ(毒独日記)で指摘されたとおりのアメリカの本質 (通りがけ)
2011-06-19 02:55:30
明治維新は中国大陸侵略をもくろむ米国がフィリピン経由で送り込んだペリーの黒船が、欧州勢に後れを取った中国侵略の橋頭堡として日本列島を侵略する意図の下に浦賀に現れ不平等条約を強要したことから、国士たちが日本の独立を守ろうとして起こったのである。アメリカの軍事覇権主義は江戸末期から一貫して現代まで続いている。

江戸末期には吉田松陰高杉晋作師弟と勝海舟坂本竜馬師弟の献身でアメリカ含む諸外国からの侵略は防がれた。
が、勝海舟がこきおろした明治政府の維新政治は第二次世界大戦でアメリカに敗れて破綻した。
アメリカは中国大陸侵略は果たせなかったが、その喉元に位置する日本列島に軍隊を永続的に駐留させる基地を手に入れたのである。
以来ずっとアメリカは清帝国以来の標的である中国侵略の機会を窺い続けている。

地球上に国がある限り国際間には常に紛争が生じる。政治の本質は国際紛争の解決である。
そこには戦争か平和かの二者択一しかない。
アメリカは建国以来常に戦争で解決する国である。

わが日本はペリー来襲までは中国大陸朝鮮半島樺太と良好な平和通商を保っていた。和を以って貴しとなす、を国際間で実践していたといえよう。しかし幕末に欧州諸国に清帝国が侵略され植民地化されるに至って、元寇以来の防備の必要性が国士たちによって認識され、幕府がアメリカと結んだ不平等条約を非とする倒幕運動が起こったのである。このとき幕府はアメリカにはたった四杯の黒船に腰砕けて奴隷条約を結んだくせに、国士たちには安政の大獄という弾圧で臨んだために内戦となった。以下省略。

さて第二次大戦太平洋戦争で軍事覇権国アメリカに敗れた日本は、国際紛争を解決するために軍事力を使用することを放棄する憲法を定めた。日本においては聖徳太子(実は大王もしくは天皇)が定めた十七条「和を以って貴しとなす。万機公論に決すべし。」の平和憲法以来である。国際紛争を解決する二者択一(戦争か平和か)のうち平和を政治の根本に据えることを選択した。

戦争だけが政治であるアメリカにとっては、せっかく中国軍事侵略の前線基地として占領したのに、平和憲法を宣言されては植民地日本から兵士を調達できないことになってしまった。

そこで日米安保条約なるものをひねり出し「地位協定」という不平等奴隷契約条項を滑り込ませて自衛隊を組織させ、日本列島をみずからの軍事侵略外交の兵站補給基地としたのである。

そして戦後ただちに日本政界や教育界、産業界、特に官僚界へ米本土で教育した日本人スパイを送り込みはじめた。66年目の現在、特に小泉竹中自公「劇場詐欺」政権成立以後スパイ化が白昼堂々と行われるようになり、霞ヶ関はいまや全員がこのアメリカ軍事覇権政府のスパイである。

アメリカが一番恐れているのが日本国国会による地位協定破棄決議であることがこの歴史から明らかである。

戦後ただひとり田中角栄が地位協定破棄できる実力と意思を示した、アメリカにとって最強の敵性日本人であった。ゆえにスパイを使ってなりふりかまわぬ失脚陰謀を仕掛けたのである。終戦直後と違って佐藤内閣が非核三原則を世界に打ち出したため、佐藤内閣の後継者首相を暗殺すればアメリカの仕業であることが隠し切れないと見たためであろう。以下略。


こんなていたらくな日本にしたのは、「地位協定」である。
国会はただちに地位協定を破棄せよ。安保条約は破棄しないでいいから。

(昔盛んだった安保粉砕は時代遅れだしあまりにも政治を知らな過ぎた愚かな偽革命テロ暴発であった)

通りがけ さんのコメント...

「アメリカは地位協定を破棄させないために各部署に配置したスパイをすべて使って日本に政局を演出している」

菅総理はひとり官邸にこもってオバマの直接指示を受けている。驚異の粘り腰?とんでもない。仮免許すなわち無免許の空き缶にそんな知恵などあるわけがない。すべて日本人を虫けら同然に見下しているアメリカ軍産複合体政府の入れ知恵指示通り忠実に、ただしへたくそきわまりない猿芝居を続けているだけである。辞任時期の無期延期も8月6日脱原発解散も、すべてアメリカの入れ知恵である。

地位協定破棄国会決議絶対阻止を至上命題とするミッションのもと、アメリカの指令は霞ヶ関スパイ組織にも下されている。また小泉竹中自公一派にも、マスゴミおよび白痴化洗脳テレビ界にもそれぞれ指令が下されている。

ただし、各スパイの間でも既得権益利権獲得競争があるのでそれを利用してアメリカは離間の計をも併用している。もっともアメリカも混乱しておりいろんなスパイがいろんな失敗をしたりそれを互いにやいやい言ってくるのをコントロールし切れていないのも確かであるがw

しかし結果的に政局だけに報道の焦点を集めることで地位協定の存在の意味を日本人に忘れさせる効果が一時的にせよ得られればアメリカとしては結果オーライなのである。そうこうして時間が過ぎて気づいたときには日本全体が回復不能にまで核汚染されて世界から国ごと棄民されてしまえば、アメリカのとった措置に対して非難するヒバクシャの数がぐっと少なくできるから、戦争の狂犬は日本以外の次の獲物にかみつけばよいのである。

通りがけ さんのコメント...

空き缶無免許内閣が犯す国民の財産権と投票権をアメポチ官憲暴力で奪う強盗犯行は宮崎県口蹄疫危機から始まっており、すべて時効はまだである。すぐに逮捕せよ。
次に今回の政府の震災対応強盗殺人犯罪被害の数々を示す。

「震災後の情勢の大転換 戦後支配の権威が崩壊:長周新聞: (6月15日)」
>>http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/sinsaigonojouseinodaitenkan.html
(見出し抜粋)
・活発に発言始める知識人 若い世代も変化
・力発揮する共同体 東北の漁村も 復興阻む競争原理
・津波対応ない米国技術 福島では住民追出し
・大災害で市場略奪 米国のショックドクトリン手法 元祖は原発
・軍事再編の動きも拍車 国を潰す日米同盟
・生産担う人民に力 戦争と同格の極限状況 全国的大結集を

これらはすべて空き缶と小泉竹中自公劇場型詐欺師政権霞ヶ関法匪スパイ官僚組織記者クラブが地位協定最上位アメリカの指示(内政干渉)のもとGHQ検察と共謀して共同正犯で行った強盗殺人犯行の結果被害を示している。
国会も政策を強盗内閣に丸投げして犯行を続けさせており明らかに共同正犯である。
直ちに地位協定を破棄して対米独立し、日本国憲法に従って治外法権のないまま憲法犯罪強盗殺人犯罪を重ねてきたアメポチ小泉竹中売国詐欺師集団とその手下の無免許菅内閣、霞ヶ関最高裁最高検を全員投獄解体すべし。

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