2012年4月7日土曜日

「何も決められない政治からの脱却」・・・何も決められないのは野田首相と民主党執行部なのでは?

仕事始めようとすると来客がある話が長くなり仕事中々前に進まない状況だ
最近会った中に共通して出てくるのが政治に対する不信民主党もダメ自民党もダメと言う人が圧倒的に多い
政治が何も決められないこと対する不満口にする人も多い
この点ついては後述するが私は政治が決められないのではなく政治家が決められないのではないのですか問うことにしている
では国民の生活直結する消費税増税政治家達だけで勝手に決められてもいいのですか問うことにしている

その消費税問題では諦めに似た感情持つ人が意外に多い
つまり政府が決めたしょうがない自分達が我慢するしかないとい受身感情だ
私は其の考え方間違っていますよハッキリてから普段の生活に与える影響日本の消費税低くないことを具体的な挙げて説明している
ここ1ヶ月20数人完全な消費税増税反対転向させた
倍の消費税支払うことになるんですようところから、話を始めている
私が何時も言っているのは受身姿勢では生活も政治変わりませんよいうことである余程の天邪鬼へそ曲り無い限りは真摯に話を受け入れてくれる

原発の再稼動の問題でもそうだ。

我が家は、家族全員が完全な「反原発派」だ。もちろん「再稼動反対」である。家のカミさんも、今や枝野クンの発言は全然信用していない。
しかし、「原発は怖いよね~。原発は止めた方がいいよね~。」という人の中にも「経済のことを考えるとね~・・・」とか「火力は石油を大量に使用するからね~・・・」とか言われる方がいる。
未だに「原発を稼動させないと電力が足らなくなる」と思っている人達がいる。
私は「電力は余っていますよ。」とハッキリ言ってから、「足らないのは関西電力くらいで、其の関西電力でも他の電力会社からの融通や休眠している火力発電所の再稼動、余剰自家発電電力の購入などで対応できますよ」と説明している。最近の火力発電は「天然ガスや石炭が主力ですよ。」と言うと、一応に皆さん驚かれる。
私の住んでる町でも北陸の原発から放たれた風船が、たくさん飛来してきたことから、再稼動反対の意見が多くなっている。
「電力が大事ですか?それとも命が大事ですか?」と問われれば、やはり殆どの人は「命」と答える。



さて、話は最初に戻るが最近、野田首相がよく使う「何も決められない政治からの脱却」という言葉の意味だが、何を指して「決められない」と言っているのだろう。「決められない原因は何なのか」も併せて発言して欲しい。
「決められない」と思われていることの原因は2つ有ると考えている。
①政府、政治家、官僚が国民に信頼、信用されていないこと。
②政治家が決められないこと。自分の意見や考えを鮮明に示せないこと。
以上2点が最大の原因だと考えている。
更にもう一点、付け加えるならば
③何が正しくて、何が間違っているのかを政治家が正しく判断できなくなっていること。
を挙げたい。


いい例が今回の国民新党の連立離脱問題や消費税増税法案における民主党内の議論だ。
国民新党の問題では、野田首相は他人事のような素振りを取っているが、本来は最大の当事者である。
この問題は野田首相にとっても他人事ではない。
民主党に当て嵌めれば、「輿石幹事長が勝手に議員総会を招集して多数決をとり、それにより野田民主党代表を解任した」と同じ事と捉えられる。
下地氏らは亀井代表に造反したと捉えられる。
このことに対し、官邸も民主党執行部も黙認し何ら判断を示さず、更には亀井代表に未だに説明一つしていない有様である。

結局、亀井代表が自ら離党を表明し、取り敢えずの収束を諮った形になった。
官邸も民主党執行部も問題の収束を諮る動きを何一つしてこなかった。

これを認めたら、民主党内の消費税増税反対の議員が採決で造反しても、処分を課すことすら出来なくなるだろう。なぜなら国民新党内の造反を黙認したまま連立を維持させたということは、国民新党内での造反行為を暗に認めたということであるからだ。

こんなことを黙認する民主党の代表や執行部、そして消費税増税法案や原発の再稼動などに対し「反対・賛成」の意思表示さえ、まともに出来ないような議員の集まりだから民主党が何も決められない政党と呼ばれるようになったのではないのか・・・。
姑息な手段で纏めようとする手法に問題があり、それが信頼を失う原因になっているのではないんか。
執行部の人間が「何が正しくて、何が間違っているのかも判断できない」ようでは、党が纏まるはずがない。
だから、国民の信頼を失ったのではないのか・・・。
民主党は一度、潰れた方が日本の為だ。・・・と思う今日この頃である。










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