2012年6月28日木曜日

民主党の消費税増税法案賛成議員の想像力は小学生以下?・・・当たり前の話ジャン!

選挙での約束を守った議員が英雄扱いされ選挙での約束を破った議員が批判されるのは当たり前の話だ。
こういうことを「自業自得」という。
そもそも、民主党は、正式な手続きを踏んで「党議拘束」を懸けたのか?
野田首相が、勝手に党議拘束がかかると発言しただけで、輿石幹事長は党議拘束をかけない旨の発言をしていたように思うのだが・・・。

野田総理大臣は、総理大臣官邸で連立政権を組む国民新党の自見代表と会談し、消費税率引き上げ法案に反対した小沢元代表らに対する処分について、「近いうちに輿石幹事長とよく相談してたたき台を出す」と述べ、できるだけ早い時期に方針を示す考えを伝えました。
会談で、国民新党の自見代表は、小沢元代表らに対する処分について、「政権与党として、融和ということを頭に入れて判断してほしい」と述べ、党の分裂を避けるため、党内融和を優先し厳しい処分を行わないよう求めました。
これに対し、野田総理大臣は「近いうちに輿石幹事長とよく相談してたたき台を出す」と述べ、できるだけ早い時期に処分に関する方針を示す考えを伝えました。
また、野田総理大臣は自見氏に対し、
「党議拘束を守って法案に賛成した議員が地元に帰って批判されている一方で、法案に反対した議員が地元に帰って英雄扱いされており、党内は大変だ」と述べました。(NHK)

こうなることは小学生でも予測できたことだ。
つまり、消費税増税法案に賛成した議員は、「国民との約束を破っても批判されない。」と思っていたということだ。
つまり小学生より劣る想像力しか持ち合わせていないということである。
普段、真面目に国民の声を聞いていないということである。
卵を投げつけられた民主党議員もいるそうだ。投げた人の気持ちは理解できる。
「消費税は上げません。」「上げるまでに無駄を徹底的に削減します。」と言ったから民主党の議員に投票した人は多い。子供手当で生活を助けられた家庭も多い。
公約のほぼ全てが反故にされつつある現状で「党議拘束が懸けられたから、本当は反対でしたが賛成しました。」という言い訳が通用すると考えているのだろうか。
通用すると考えている議員がいるとしたら、議員を辞めた方がいい。
国民は「消費税増税に賛成した」から批判しているのではない。ことごとく約束を破っておきながら平気で言い訳に終始しているから怒っているのである。この点を混同してはいけない。
つまり民主党に対して怒っているのである。
「党議拘束を守って法案に賛成した議員が地元に帰って批判されている一方で、法案に反対した議員が地元に帰って英雄扱いされており、党内は大変だ」というのは、近視眼的な見方で民主党=野田政権に対する批判と捉えるべきである。

「3党合意」や「一任取り付け騒ぎ」などの決定プロセスに対する批判も多い。
反対した議員を批判するのはお門違いというものだ。
「原発の再稼働」に対する批判も大きいものがある。
消費税増税法案に賛成した議員は、街頭演説に立つ場合は注意が必要だ。
卵ならまだいいが、そのうち石や刃物が飛んでくるかもしれない。
賛成したなら、そのくらいの覚悟ができていなければならない。
「批判されるのは想定の内」ではなかったのか?
これからの民主党内の動きに注目したい。



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