2012年7月3日火曜日

いなくなってわかる小沢さんの存在感・・・これからの民主党

座敷牢に閉じ込められながら民主党における小沢さんの存在感は野田首相以上にあったように思う
党内野党として国民との約束守る国民生活第一訴え続ける小沢さんは民主党内のさまざまな意見一方の受けとなりかつ国民の民主党への批判和らげる役割を果たしていた
その小沢さんがいなくなった民主党どのような方向に進むのだろうか
いつも述べているように更なる分裂進み解体される運命なる可能性高い
消費税増税原発再稼働TPP推進など野田政権進める政策にことごとく立ちはだかる小沢さんを悪者扱いすることで党内求心力保ってきた
その小沢さんがいなくなったことで悪者扱いする対象がなくなった 「消費税増税」「原発再稼働」「TPP推進反対する小沢グループ離党したことで民主党全体が 「消費税増税」「原発再稼働」「TPP推進推進する政党だというイメージに捉えられる
実はこの点重要である
また党内の 「消費税増税」「原発再稼働」「TPP推進反対する議員たちにとっても小沢さんがいることが大きな支えであり反対グループの支柱と言ってもいいような存在であった

その小沢さんがいなくなった民主党は出汁がとってない味噌汁ような色はいているが味もそっけもない政党なるだろう
そして誰も責任を取らない体質民主党はいずれ責任の擦り付け合い始めるだろう
解散総選挙現実味を帯びれば再度党内ゴタゴタ湧き起こるであろうことは容易に想像できる

今回の離党騒動は野田首相始め執行部の責任が問われる事態である
カ月の間に50数人今回の離党以外にも離党している離党するのは異常な事態だ自民党の衆議院議員で言えば三分の離党したことになる
少なくとも幹事長が責任を取って辞任するぐらいの出来事である
そもそも民主党の中間派などの議員小沢さんが離党するとは思ってなかったある
最後は民主党に残るのではないか思っていた議員多いのではないか
また衆参で50人もの大量離党あることをカ月前に予測していた議員もそんなに多くないだろう
毎度のことながら、首相周辺とマスコミの情報を鵜呑みにしていた議員が多いということだ。
マスコミなどは一生懸命、この50という数字が大した数字では無いような印象操作をしているようだが、それは前日も書いたように、それほど小さな数字でも無い。 「消費税増税」「原発再稼働」「TPP推進」に対する反対意見の受け皿になれる数字である。
民主党の議員の恐れることは、一に早期の解散総選挙であり、ニが新党による対立候補の擁立である。少なくても 「消費税増税」や「社会保障政策」においては自民、公明との「3党合意」で手足を縛られ独自の政策が打ち出しにくい。且つ「原発再稼働」や「オスプレイの配置」など国民の反発が強い政策を掲げて選挙を戦うことになる。
採決で賛成票を投じた議員が、いまさら「私は本当は反対でした」とは言えないし、言えば逆に反発を招く結果になるだろう。

少なくとも、離党した議員たちの言っていることの方が正論だし大義がある。小沢さんがいなくなってスカスカになった民主党に魅力を感じられなくなった支持者も多くいることと思う。

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