民主党の9月に行われる代表選で野田首相が再選される可能性が高いそうだ。
これだけ支持率が下がっているにも関わらず、再選防止の動きが伝わってこない。対抗馬の名前も挙がってこない。
民主党がダメになったことを表す典型的な現象である。
小沢さんがいたら必ず対抗馬を立てるだろう。
そもそも、これだけダメになった民主党を立て直そうと言う心意気のある議員がいれば手を挙げればいい。手を挙げるだけの勇気も心意気も持たない議員の集団になり下がっている。
これは民主党に限定したことではなく自民党にも同様なことが言える。
いい悪いは別にして、以前の自民党や民主党ならば、自ら手を挙げる議員や派閥やグループから推薦された対抗馬の名前が表に出てきたはずだ。
ましてや党の存続が危ぶまれるような状況において・・・。
上記の現象は政党政治の衰退を表していると言っても過言ではない。
自助再生能力が著しく低下している。
「何が正しくて、何がまちがっているのか」という判断ができなくなっている。
進めようとしていることが「主権は国民にある」という憲法の理念にも反している。
国民の生命財産を守ることこそが最優先されるべきはずなのだが、そのことさえも忘れたかのような野田首相の独走は、今や暴走と呼び直した方が適切だろう。
そして、その暴走を傍観者のように見ている民主党の議員も同罪だ。
さて、巷では大阪維新の会が国政選挙で大躍進するのではないかというマスコミ報道もあるようだが、これは国民を馬鹿にした報道である。
国民はそれほど馬鹿ではない。
大阪維新の会の人気は、あくまでローカルなものである。国政の経験もない議員を大量に国政に送り込めばどういうことになるか。益々、官僚の天下になるだけである。
近畿での人気は高いが全国でも、その人気が通用し大量の当選者を出せるかと問われれば否と答えざるを得ないだろう。
「ローカル政党の域を出ない」というのが私の見方だ。
むしろ、大阪維新の会が選挙区に候補者を立てた場合、どの政党の票を奪うのかの方に興味がわく。
これの見方は非常に難しいが、少なくとも既成政党の票をある程度、奪うことは間違いない。
そして基本的に大阪維新の会は都市型政党であるという点も見逃してはいけない。
今しばらくは冷静に見守る必要がある。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2012年7月31日火曜日
2012年7月30日月曜日
小沢グループの議員さえ理解していない小沢さんの実力・・・離れてわかる小沢一郎の力
下記の記事は小沢一郎という政治家を理解する上で非常に参考になる。
民主党の分裂を受け、本県の市町村議で党員登録をしていた90人のうち66人が離党したことが同党県連への取材で分かった。同党を除名され新党「国民の生活が第一」を設立した小沢一郎衆院議員(岩手4区)の影響力が強い県南部を中心に7割以上に上る。一定数が新党に合流するとみられるが、「政策を見極めたい」などと様子見の向きもあり、追随の動きがどこまで広がるかは未知数。民主党にとっては年内の衆院解散・総選挙もささやかれる中、組織の再構築が急務となった。
民主党の分裂を受け、本県の市町村議で党員登録をしていた90人のうち66人が離党したことが同党県連への取材で分かった。同党を除名され新党「国民の生活が第一」を設立した小沢一郎衆院議員(岩手4区)の影響力が強い県南部を中心に7割以上に上る。一定数が新党に合流するとみられるが、「政策を見極めたい」などと様子見の向きもあり、追随の動きがどこまで広がるかは未知数。民主党にとっては年内の衆院解散・総選挙もささやかれる中、組織の再構築が急務となった。
同党県連によると、5月末の定時登録時点で党員登録されていた市町村議は90人いたが、消費税増税法案の衆院採決に端を発する同党の分裂を受け、各総支部に離党届が相次ぎ、26日までに66人分が受理されたという。
同党県連は選挙区や市町村別の内訳は「公表できない」としているが、岩手4区と、中選挙区時代に小沢氏の選挙区だった同3区で多いという。(岩手日報)
因みに、この記事に出てくる岩手4区は小沢さんの選挙区であり、岩手3区は黄川田徹議員の選挙区だ。ここには出てこないが階猛議員の選挙区である岩手1区は現職の達増岩手県知事の地盤だ。(達増氏は4期衆議院議員を務めている)
今回、小沢グループでありながら民主党を離党しなかった階、黄川田議員は民主党に党員登録している岩手県の市町村議が7割以上も離党するとは予想だにしていなかったことだろう。
小沢グループにいた彼らでも、これほどまでに小沢さんを支持し行動を共にする地方議員が多いとは思ってもいなかったことだろう。政権政党の民主党を離れることは地方議員にとってもマイナスであり、せいぜい2割程度くらいしか離反しないだろうと甘い予想をしていたのではないか。地方議員が離反するということは選挙区における選挙の実働部隊が少なくなるということであり、彼らが持つ基礎票が少なくなることを意味する。
小沢さんの近くにいた議員でさえ、岩手県の選挙区の事情や小沢さんと地方議員、支持者の関係を理解できていなかったということである。
当然、民主党の県会議員にも、この結果は大きな影響を与える。彼らも 市町村議の協力なくしては選挙を戦えないからだ。
選挙区に、ほとんど帰らない小沢さんが何故これほど岩手県で支持を得ているのか。
今回、小沢グループでありながら民主党を離党しなかった階、黄川田議員は民主党に党員登録している岩手県の市町村議が7割以上も離党するとは予想だにしていなかったことだろう。
小沢グループにいた彼らでも、これほどまでに小沢さんを支持し行動を共にする地方議員が多いとは思ってもいなかったことだろう。政権政党の民主党を離れることは地方議員にとってもマイナスであり、せいぜい2割程度くらいしか離反しないだろうと甘い予想をしていたのではないか。地方議員が離反するということは選挙区における選挙の実働部隊が少なくなるということであり、彼らが持つ基礎票が少なくなることを意味する。
小沢さんの近くにいた議員でさえ、岩手県の選挙区の事情や小沢さんと地方議員、支持者の関係を理解できていなかったということである。
当然、民主党の県会議員にも、この結果は大きな影響を与える。彼らも 市町村議の協力なくしては選挙を戦えないからだ。
選挙区に、ほとんど帰らない小沢さんが何故これほど岩手県で支持を得ているのか。
多くの人が不思議に思うのではないだろうか。
その理由の第一に挙げられるのが「小沢さんは支持者を信頼している」からではないだろうか。
支持者に対する信頼感が支持者の小沢さんへの信頼感と支持につながっているということではないだろうか?
その理由の第一に挙げられるのが「小沢さんは支持者を信頼している」からではないだろうか。
支持者に対する信頼感が支持者の小沢さんへの信頼感と支持につながっているということではないだろうか?
強い相互の信頼感が小沢さんの岩手県における影響力の源泉ではないだろうか。
もう一点は、小沢さんが離党し新党を立ち上げるのは、始めてではない。過去に何度も新党を立ち上げている。岩手県の県民にとっては特別なことではないことが挙げられる。
さらに、もう一点取り上げるとするならば「TPP」の問題がある。地方の農林漁業の産業に占める割合が高い地域にとっては「TPPの推進」は死活問題だ。
この問題は、選挙になった場合、支持団体の動向に大きな影響を与える。
「TPP推進の民主党」、「TPPについて何も結論が出せない自民党」を、地方の農業団体が果たして支持できるのかという問題である。
TPPは医療関係者や地方で大多数を占める中小企業にとっても死活問題である。
TPPは選挙における大きな焦点であり、党派を超えたレベルでの政党選択要素の一つになりうる。
これらは、岩手県に留まらず全国に波及する可能性がある。
民主党という政党は、理解しにくい政党である。
小沢さんたちの離党以後、政権支持率、政党支持率ともに下降線をたどっている。
にもかかわらず「野田首相が代表選で再選される」というニュースが飛び交っている。
「輿石幹事長が再選支持」というニュースも流れている。
しかし、このニュースは実際の輿石氏の発言と比較すると違和感がある。
輿石氏は「現職の幹事長の立場で首相の再選を支持しないとは言えない」というニュアンスの発言をしている。積極的な再選支持ではない。
そもそも、これほど支持がない代表(首相)を支持し再選させようと考える民主党の議員たちの頭の構造を見てみたい。
民主党がガタガタになった最大の戦犯は野田首相であり、菅前首相であり、前原氏や仙谷氏、枝野氏、岡田氏らである。
本気で民主党の再生を目指すのならば、彼らに責任を取らせ新しい代表のもとで再生を目指すのが本筋であろう。それさえも理解できない民主党に再生の可能性は殆どない。というかゼロだろう。
民主党をガタガタにした張本人達が責任も取らず、のうのうと言いたいことを言っている民主党に反省して出直すという気持ちが感じられない国民は多いことと思う。
原発再稼働反対のデモに見られるように、最早、民主党の議員は全て敵だと見られている。
言い訳は聞きたくない!行動で示せ!
これが、民意ではないだろうか・・・。
もう一点は、小沢さんが離党し新党を立ち上げるのは、始めてではない。過去に何度も新党を立ち上げている。岩手県の県民にとっては特別なことではないことが挙げられる。
さらに、もう一点取り上げるとするならば「TPP」の問題がある。地方の農林漁業の産業に占める割合が高い地域にとっては「TPPの推進」は死活問題だ。
この問題は、選挙になった場合、支持団体の動向に大きな影響を与える。
「TPP推進の民主党」、「TPPについて何も結論が出せない自民党」を、地方の農業団体が果たして支持できるのかという問題である。
TPPは医療関係者や地方で大多数を占める中小企業にとっても死活問題である。
TPPは選挙における大きな焦点であり、党派を超えたレベルでの政党選択要素の一つになりうる。
これらは、岩手県に留まらず全国に波及する可能性がある。
民主党という政党は、理解しにくい政党である。
小沢さんたちの離党以後、政権支持率、政党支持率ともに下降線をたどっている。
にもかかわらず「野田首相が代表選で再選される」というニュースが飛び交っている。
「輿石幹事長が再選支持」というニュースも流れている。
しかし、このニュースは実際の輿石氏の発言と比較すると違和感がある。
輿石氏は「現職の幹事長の立場で首相の再選を支持しないとは言えない」というニュアンスの発言をしている。積極的な再選支持ではない。
そもそも、これほど支持がない代表(首相)を支持し再選させようと考える民主党の議員たちの頭の構造を見てみたい。
民主党がガタガタになった最大の戦犯は野田首相であり、菅前首相であり、前原氏や仙谷氏、枝野氏、岡田氏らである。
本気で民主党の再生を目指すのならば、彼らに責任を取らせ新しい代表のもとで再生を目指すのが本筋であろう。それさえも理解できない民主党に再生の可能性は殆どない。というかゼロだろう。
民主党をガタガタにした張本人達が責任も取らず、のうのうと言いたいことを言っている民主党に反省して出直すという気持ちが感じられない国民は多いことと思う。
原発再稼働反対のデモに見られるように、最早、民主党の議員は全て敵だと見られている。
言い訳は聞きたくない!行動で示せ!
これが、民意ではないだろうか・・・。
2012年7月28日土曜日
民主党が静かになった。・・・小沢さんの影に怯える議員たち
東北地方選出の民主党の衆議院議員は夜も寝られない日々が続いていることだろう。
「離党者に刺客を!」などと威勢がいいことを言っていたようだが、逆に刺客を送りこまれることになり、そのプレッシャーは計りしれないだろう。(お気の毒に・・・)
何と言っても相手の選挙参謀は、あの小沢さんである。強力な候補を送り込んでくることは間違いない。
北海道の民主党議員も心穏やかではないはずだ。新党大地が松山千春氏を目玉候補で送り出せば注目を浴びることは間違いない。かなりの浮動票を取り込むはずだ。民主党は新党大地の協力が得られないと基礎票がかなり減少する。
その他の地域においても、小沢さんのが、どのような戦略で選挙を戦うのか?全国に対抗馬を立てるのか?
疑心暗鬼に陥っていることだろう。
民主党議員にとって気がかりなのは、民主党の選挙対策が進んでいないことだ。高木選挙対策委員長では心もとない?
民主党には選挙のプロがいない。今回は民主党に風が吹かない。寧ろ強力な逆風が吹き荒れている状況だ。党の支持率が10%を切るような状況で、どう選挙をったかっていいのかもわからない状況だ。有力な候補者の出馬辞退もありうる状況だ。
民主党の議員は離党した小沢さんの影に怯える日々を過ごす羽目に陥った。
支持団体にも手を突っ込んでくるのではないか?地方組織を切り崩されるのではないか?
心配のタネは尽きないだろう。
「国民の生活が第一」はどのような政策の柱を打ち出してくるのか?
どんな目玉候補を擁立してくるのか?
何人ぐらいの候補者が擁立できるのか?
地域政党との選挙協力は?
等など、声を発しない小沢さんの「声なき声」に怯える日々が続くことになりそうだ。
だから民主党の党内がお通夜のように静かになっている。聞こえてくるのは鳩山前首相の発言ぐらいだ。
なぜ、こんなにも小沢さんに怯えるのか?
これは今に始まったことではない。
小沢さんが民主党と一緒になった時点から、一部の議員は小沢さんの影に怯えていた。
それは、小沢さんが理念の政治家であり、政策重視の政治家であり、本物の政治家だからだ。
そして選挙に強いからだ。
彼らは自分たちで勝手に小沢神話を作り上げ、自分たちでその小沢神話を否定しようと足掻いてきたからだ。
彼らにとって小沢一郎という政治家を否定することが、政治家としての矜持になってしまったからだ。
「小沢一郎はたいした政治家ではない」と思い続けなければ、彼らは日々を過ごすことができなかったのだろう。小沢一郎を否定することが政治家としての目的であるかのような妄想に取りつかれてしまったのだろう。
それが民主党の不幸の始まりである。
一度、心の中に生まれた不安は簡単には取り除けない。
そして、そういう不安な状態に追い込むことこそが選挙戦略の「始めの一歩」であることを小沢さんは理解している。
「離党者に刺客を!」などと威勢がいいことを言っていたようだが、逆に刺客を送りこまれることになり、そのプレッシャーは計りしれないだろう。(お気の毒に・・・)
何と言っても相手の選挙参謀は、あの小沢さんである。強力な候補を送り込んでくることは間違いない。
北海道の民主党議員も心穏やかではないはずだ。新党大地が松山千春氏を目玉候補で送り出せば注目を浴びることは間違いない。かなりの浮動票を取り込むはずだ。民主党は新党大地の協力が得られないと基礎票がかなり減少する。
その他の地域においても、小沢さんのが、どのような戦略で選挙を戦うのか?全国に対抗馬を立てるのか?
疑心暗鬼に陥っていることだろう。
民主党議員にとって気がかりなのは、民主党の選挙対策が進んでいないことだ。高木選挙対策委員長では心もとない?
民主党には選挙のプロがいない。今回は民主党に風が吹かない。寧ろ強力な逆風が吹き荒れている状況だ。党の支持率が10%を切るような状況で、どう選挙をったかっていいのかもわからない状況だ。有力な候補者の出馬辞退もありうる状況だ。
民主党の議員は離党した小沢さんの影に怯える日々を過ごす羽目に陥った。
支持団体にも手を突っ込んでくるのではないか?地方組織を切り崩されるのではないか?
心配のタネは尽きないだろう。
「国民の生活が第一」はどのような政策の柱を打ち出してくるのか?
どんな目玉候補を擁立してくるのか?
何人ぐらいの候補者が擁立できるのか?
地域政党との選挙協力は?
等など、声を発しない小沢さんの「声なき声」に怯える日々が続くことになりそうだ。
だから民主党の党内がお通夜のように静かになっている。聞こえてくるのは鳩山前首相の発言ぐらいだ。
なぜ、こんなにも小沢さんに怯えるのか?
これは今に始まったことではない。
小沢さんが民主党と一緒になった時点から、一部の議員は小沢さんの影に怯えていた。
それは、小沢さんが理念の政治家であり、政策重視の政治家であり、本物の政治家だからだ。
そして選挙に強いからだ。
彼らは自分たちで勝手に小沢神話を作り上げ、自分たちでその小沢神話を否定しようと足掻いてきたからだ。
彼らにとって小沢一郎という政治家を否定することが、政治家としての矜持になってしまったからだ。
「小沢一郎はたいした政治家ではない」と思い続けなければ、彼らは日々を過ごすことができなかったのだろう。小沢一郎を否定することが政治家としての目的であるかのような妄想に取りつかれてしまったのだろう。
それが民主党の不幸の始まりである。
一度、心の中に生まれた不安は簡単には取り除けない。
そして、そういう不安な状態に追い込むことこそが選挙戦略の「始めの一歩」であることを小沢さんは理解している。
2012年7月27日金曜日
ヨーロッパはどうなるのか?・・・世界同時不況に突入か?
ロンドンオリンピックの影に隠れているが、ヨーロッパの状況は経済・金融ともに大変な状況になりつつある。特に経済の落ち込みが顕著に表れ始めている。
そして共通通貨ユーロの下落が続いている。
ユーロの問題点と課題が顕著に表れ始めている。
ドイツのようなユーロ圏以外への輸出比率が高い国はユーロ安のメリットを享受できるがギリシャなどのユーロ圏以外への輸出比率が低い国はユーロ圏以外からの輸入品価格の上昇により物価の高騰を招く。更に世界的な穀物価格の高騰も加わり、日常生活に大きな影響を及ぼすだろう。
そして、上記とは相反するがユーロ安はデフレの進行を促進する。
EUは今、瀬戸際に立たされている。
ここで注意すべき点は為替の問題である。ユーロ安になれば輸入品価格は高くなるが、それは域内の製造品価格も高くなることを意味する。通常はインフレ傾向になるのが経済の常識なのだが、経済の落ち込みで消費全体が落ち込むことで国民の所得は減少し、より低価格の商品購入に消費者の行動が向かうことになる。
その場合、ユーロ安で域内の製造コストが高まるので域外の製品との競争力が低下する。その為、逆に輸入製品が増加する可能性が高い。そうなると更に域内の経済は影響を受け落ち込むことになる。負のスパイラルに落ち込むことになる。
今までのインフレ理論を見直す時にきている。右肩上がり経済から右肩下がりの経済に変化した場合、国民の所得は下がり、本来なら為替安で物価が上昇すべきなのだが、それが低価格製品の購入というデフレ経済への道を選択する入口になるということである。
そして価格競争が激化し、域内の産業が疲弊する道をたどることになる。
日本の野田首相は、未だに「財政規律を守るためには消費税導入は不可避」という発言を続けているようだが、増税で国内経済が落ち込めば、更なるデフレを促進し国内経済が壊滅的な影響を受けることを理解していない。
今のヨーロッパの現状を見ればわかるように、付加価値税を増税した国は、ことごとく経済成長率が低下している。それはイギリスのような独自通貨の国においても例外ではない。
インフレやデフレは国内の家計所得の変化や為替の動向と密接に関係している。特に為替の問題は複雑で分かりにくいが、大きな関連性があることは間違いない。
またユーロ安は輸出においてはメリットがあるが、それもユーロ圏外への輸出においてのみで圏内においては何らメリットはない。
円高が更に進むという要因の方が圧倒的に高い。それは世界経済全体が落ちこむ可能性とも密接に関係している。
そしてこれだけ財政赤字だと政府が言う中、円高は進行し住宅ローン金利は更に低下し史上最低レベルまで下がっている。
つまり政府も、財政赤字で国債金利が上昇し、国家破綻の危機に陥る可能性があるから財政赤字解消のためには財政規律を守ることが必要であり、その為には消費税増税は避けられないと口では言いながらも、現実には寧ろ逆の状況になっていることの説明が、できない状況に陥っている。
金融財政、及び政府関係者が古いままの意識と知識でしか考えることができなくなっていることを端的に表している。
エリート官僚の限界が感じられる今日この頃である。
そして共通通貨ユーロの下落が続いている。
ユーロの問題点と課題が顕著に表れ始めている。
ドイツのようなユーロ圏以外への輸出比率が高い国はユーロ安のメリットを享受できるがギリシャなどのユーロ圏以外への輸出比率が低い国はユーロ圏以外からの輸入品価格の上昇により物価の高騰を招く。更に世界的な穀物価格の高騰も加わり、日常生活に大きな影響を及ぼすだろう。
そして、上記とは相反するがユーロ安はデフレの進行を促進する。
EUは今、瀬戸際に立たされている。
ここで注意すべき点は為替の問題である。ユーロ安になれば輸入品価格は高くなるが、それは域内の製造品価格も高くなることを意味する。通常はインフレ傾向になるのが経済の常識なのだが、経済の落ち込みで消費全体が落ち込むことで国民の所得は減少し、より低価格の商品購入に消費者の行動が向かうことになる。
その場合、ユーロ安で域内の製造コストが高まるので域外の製品との競争力が低下する。その為、逆に輸入製品が増加する可能性が高い。そうなると更に域内の経済は影響を受け落ち込むことになる。負のスパイラルに落ち込むことになる。
今までのインフレ理論を見直す時にきている。右肩上がり経済から右肩下がりの経済に変化した場合、国民の所得は下がり、本来なら為替安で物価が上昇すべきなのだが、それが低価格製品の購入というデフレ経済への道を選択する入口になるということである。
そして価格競争が激化し、域内の産業が疲弊する道をたどることになる。
日本の野田首相は、未だに「財政規律を守るためには消費税導入は不可避」という発言を続けているようだが、増税で国内経済が落ち込めば、更なるデフレを促進し国内経済が壊滅的な影響を受けることを理解していない。
今のヨーロッパの現状を見ればわかるように、付加価値税を増税した国は、ことごとく経済成長率が低下している。それはイギリスのような独自通貨の国においても例外ではない。
インフレやデフレは国内の家計所得の変化や為替の動向と密接に関係している。特に為替の問題は複雑で分かりにくいが、大きな関連性があることは間違いない。
またユーロ安は輸出においてはメリットがあるが、それもユーロ圏外への輸出においてのみで圏内においては何らメリットはない。
円高が更に進むという要因の方が圧倒的に高い。それは世界経済全体が落ちこむ可能性とも密接に関係している。
そしてこれだけ財政赤字だと政府が言う中、円高は進行し住宅ローン金利は更に低下し史上最低レベルまで下がっている。
つまり政府も、財政赤字で国債金利が上昇し、国家破綻の危機に陥る可能性があるから財政赤字解消のためには財政規律を守ることが必要であり、その為には消費税増税は避けられないと口では言いながらも、現実には寧ろ逆の状況になっていることの説明が、できない状況に陥っている。
金融財政、及び政府関係者が古いままの意識と知識でしか考えることができなくなっていることを端的に表している。
エリート官僚の限界が感じられる今日この頃である。
2012年7月25日水曜日
読めない政局・・・既得権益層の戸惑い
大手マスメディアや政治評論家と呼ばれる人たちも現在の政局に戸惑い、先が読めなくなっているようだ。
その最大の要因は、民主党や自民党に政局を引っ張っていくだけの力のある政治家がいないことにある。特に民主党においては党の運営、政策の再構築に力を注がざるを得ないという状況なので大半のエネルギーを内部において費やさざるを得ない状態に陥っている。
更に違う視点から、政局の混迷を見てみたいと思う。
それは、官僚組織や経済界、労働界などの既得権益層の内部に秘める自己矛盾とジレンマが表に出始めていることだ。つまり表裏の裏の部分が、自己矛盾と倫理、道徳観の欠如が原因で表に出始め、体制に影響を与え始めたということである。
原発関連の問題を始めとし、沖縄の基地問題における環境アセス評価の問題、検察の問題を始めとする司法・行政の犯罪と言っても過言でないほどの行いなど枚挙にいとまがないほど表面化し始めている。
マスコミなどは、大きく取り上げないが、じわじわと市民が立ち上がりデモが発生し、ネットなどで情報が広がっている。これらのことが、政局全体にも影響を与え始めている。
彼らが遣ろうとしていることが「矛盾だらけ」であることが露呈し、それが広く知られ始めたからだ。
しかし、それらの事が政策決定にも大きな影響を与える結果になりつつあることを多くの政治家は気がついていない。
日本は「官僚政治国家」であることを再認識すべきだ。
つまり、現状の日本においては、官僚が作る政策を追認するのが政治という流れなので、官僚組織の政策決定に影響を与えることが、国の政策決定プロセスの中で大きなウェートを占める。
その官僚組織の政策決定プロセスが過去の政策との自己矛盾で、右往左往し始めている。
そして、それが政局にも影響を与え始めている。
極論をいえば、「官僚組織にとっては、どの政党が一番都合がいいのか」という選択のなかで、過去の政策の矛盾をごまかしやすい、そして一番組みやすい政党にスライドさせたいと考えている。
今の現状では自民党だ。
この流れからわかるように、民主党が自民党とそっくりな政策になって行くことは自明の理であり、民主党から自民党に流れる議員が、あるいは離党した議員を除いた民主党が自民党と組み「官僚政治」を継続していくという流れが自然な流れ(官僚側にとって)であろう。
となると、やはり一番のポイントは民主党の内部の動きであり、もうひとつが小沢さんが党首の「国民の生活が第一」の動きだろう。
民主党内部で原点復帰を目指し「官僚政治の打破」そして「政治主導の政策決定」の動きが活発化するかどうかが、ポイントになるだろう。だから離党者が数十人とかという話は、小さなことで本来は民主党が真っ二つに分かれるというという動きにならなければおかしい。それくらい民主党は内部が混乱し先も見えず嵐で舵が壊れ漂流し始めている。
誰もそれを食い止めることはできないように思う。船底にあいた穴が大きくなりどんどん水が中に入ってきている状態だ。水をくみ出すだけで手いっぱいの民主党執行部が選挙のことまで手が回りきらないのは、誰の目にも明らかだ。
となれば、どのようにして選挙を先延ばししようと考えているのか?
それも、まともに考えられないのが今の民主党執行部だ。
その最大の要因は、民主党や自民党に政局を引っ張っていくだけの力のある政治家がいないことにある。特に民主党においては党の運営、政策の再構築に力を注がざるを得ないという状況なので大半のエネルギーを内部において費やさざるを得ない状態に陥っている。
更に違う視点から、政局の混迷を見てみたいと思う。
それは、官僚組織や経済界、労働界などの既得権益層の内部に秘める自己矛盾とジレンマが表に出始めていることだ。つまり表裏の裏の部分が、自己矛盾と倫理、道徳観の欠如が原因で表に出始め、体制に影響を与え始めたということである。
原発関連の問題を始めとし、沖縄の基地問題における環境アセス評価の問題、検察の問題を始めとする司法・行政の犯罪と言っても過言でないほどの行いなど枚挙にいとまがないほど表面化し始めている。
マスコミなどは、大きく取り上げないが、じわじわと市民が立ち上がりデモが発生し、ネットなどで情報が広がっている。これらのことが、政局全体にも影響を与え始めている。
彼らが遣ろうとしていることが「矛盾だらけ」であることが露呈し、それが広く知られ始めたからだ。
しかし、それらの事が政策決定にも大きな影響を与える結果になりつつあることを多くの政治家は気がついていない。
日本は「官僚政治国家」であることを再認識すべきだ。
つまり、現状の日本においては、官僚が作る政策を追認するのが政治という流れなので、官僚組織の政策決定に影響を与えることが、国の政策決定プロセスの中で大きなウェートを占める。
その官僚組織の政策決定プロセスが過去の政策との自己矛盾で、右往左往し始めている。
そして、それが政局にも影響を与え始めている。
極論をいえば、「官僚組織にとっては、どの政党が一番都合がいいのか」という選択のなかで、過去の政策の矛盾をごまかしやすい、そして一番組みやすい政党にスライドさせたいと考えている。
今の現状では自民党だ。
この流れからわかるように、民主党が自民党とそっくりな政策になって行くことは自明の理であり、民主党から自民党に流れる議員が、あるいは離党した議員を除いた民主党が自民党と組み「官僚政治」を継続していくという流れが自然な流れ(官僚側にとって)であろう。
となると、やはり一番のポイントは民主党の内部の動きであり、もうひとつが小沢さんが党首の「国民の生活が第一」の動きだろう。
民主党内部で原点復帰を目指し「官僚政治の打破」そして「政治主導の政策決定」の動きが活発化するかどうかが、ポイントになるだろう。だから離党者が数十人とかという話は、小さなことで本来は民主党が真っ二つに分かれるというという動きにならなければおかしい。それくらい民主党は内部が混乱し先も見えず嵐で舵が壊れ漂流し始めている。
誰もそれを食い止めることはできないように思う。船底にあいた穴が大きくなりどんどん水が中に入ってきている状態だ。水をくみ出すだけで手いっぱいの民主党執行部が選挙のことまで手が回りきらないのは、誰の目にも明らかだ。
となれば、どのようにして選挙を先延ばししようと考えているのか?
それも、まともに考えられないのが今の民主党執行部だ。
2012年7月24日火曜日
軽すぎる野田首相の政治生命・・・連発する政治的決断
何かにつけ野田首相が口にするのが「政治的決断」と「政治生命を懸けて」という言葉である。
これでは野田首相の命が幾つあっても足らないような気がするのだが・・・。軽すぎる政治生命である。
そして何事においても口にするのが「政治的決断」である。
消費税増税、原発再稼働、TPP推進など、オスプレイの配置でも言いそうだ。
ただし、この政治的決断の仕方に問題がある。
話が少し横道にそれるが政治的決断をするには前提があると思う。決断する人の能力、知識、包容力などが重要な点である。
包容力という言葉を使ったことに多少違和感を感じられる方があるかもしれない。この言葉の意味を理解することは重要だ。
包容力=いいことも、悪いことも全て受け止めた上で理解する覚悟を持つこと。
と私は理解している。
つまり、私が言いたいことは、「政治的決断」をする場合には、いいことも悪いことも全て勘案し理解した上で覚悟を決めるということである。
しかし野田首相の政治的決断からは「悪いこと」を勘案した形跡が見受けられない。
自分たちに都合のいいことだけを勘案し全てを理解しないまま、そして党内の反対を正面から受け止める覚悟も無いまま、勝手に決断している。
このことが、民主党混乱の根底にある問題点だ。
そして、これらはイコール民主党政権の評価にもつながる。
野田首相がよく使う言葉に「決められる政治」というのもあるようだが、現実は少しも決まってはいない。よく内容をみれば分かることだが全て先送りばかりの「決められない政治」が、如何にも決められたような印象操作で演出されている。
最近の野田首相の顔がむくみ出している。
豚顔が更にむくみ、目が虚ろの時が見受けられる。
自信が打ち砕かれつつあるのだろう。自分に都合のいい声しか聞いてこなかったことのツケを払わされようとしている。
民主党執行部は、衆参の議員を当選別に振り分け意見聴取を行うそうだ。
意見聴取が終わった段階で党執行部は真っ青になり、解散防止に走りだすだろう。
つまり、解散することが確実になれば離党する議員が数十人単位でいることを肌で感じるからだ。
しかし、それでも民主党執行部の見方は甘いと思う。
党中央だけでなく、地方や後援組織も分裂し始めるからだ。
民主党の新しい選挙公約を見るのが楽しみだ。「国民の生活は二の次」の公約が、どのようなものなのか?
期待して待っていよう・・・。(本当は期待なんかしていないよ!)
これでは野田首相の命が幾つあっても足らないような気がするのだが・・・。軽すぎる政治生命である。
そして何事においても口にするのが「政治的決断」である。
消費税増税、原発再稼働、TPP推進など、オスプレイの配置でも言いそうだ。
ただし、この政治的決断の仕方に問題がある。
話が少し横道にそれるが政治的決断をするには前提があると思う。決断する人の能力、知識、包容力などが重要な点である。
包容力という言葉を使ったことに多少違和感を感じられる方があるかもしれない。この言葉の意味を理解することは重要だ。
包容力=いいことも、悪いことも全て受け止めた上で理解する覚悟を持つこと。
と私は理解している。
つまり、私が言いたいことは、「政治的決断」をする場合には、いいことも悪いことも全て勘案し理解した上で覚悟を決めるということである。
しかし野田首相の政治的決断からは「悪いこと」を勘案した形跡が見受けられない。
自分たちに都合のいいことだけを勘案し全てを理解しないまま、そして党内の反対を正面から受け止める覚悟も無いまま、勝手に決断している。
このことが、民主党混乱の根底にある問題点だ。
そして、これらはイコール民主党政権の評価にもつながる。
野田首相がよく使う言葉に「決められる政治」というのもあるようだが、現実は少しも決まってはいない。よく内容をみれば分かることだが全て先送りばかりの「決められない政治」が、如何にも決められたような印象操作で演出されている。
最近の野田首相の顔がむくみ出している。
豚顔が更にむくみ、目が虚ろの時が見受けられる。
自信が打ち砕かれつつあるのだろう。自分に都合のいい声しか聞いてこなかったことのツケを払わされようとしている。
民主党執行部は、衆参の議員を当選別に振り分け意見聴取を行うそうだ。
意見聴取が終わった段階で党執行部は真っ青になり、解散防止に走りだすだろう。
つまり、解散することが確実になれば離党する議員が数十人単位でいることを肌で感じるからだ。
しかし、それでも民主党執行部の見方は甘いと思う。
党中央だけでなく、地方や後援組織も分裂し始めるからだ。
民主党の新しい選挙公約を見るのが楽しみだ。「国民の生活は二の次」の公約が、どのようなものなのか?
期待して待っていよう・・・。(本当は期待なんかしていないよ!)
2012年7月23日月曜日
民主党は崩壊する。・・・という声が大きくなりつつある。
民主党が崩壊し始めたと考える人たちが増えつつあるようだ。党内の常識ある議員の中にも、共通の認識が広がりつつあるようだ。
その最大の要因は、いつも言っているように民主党に「理念が無くなった」ことと「国民の信頼と信用を失った」ことに尽きる。
特に信用を失ったことが大きい。何を言っても信用されない状況になりつつある。
下衆だが、民主党の議員の言い訳は浮気の言い訳によく似ている。
【浮気の言い訳テンプレから抜粋】
「ごめんなさい」→謝るなら最初からしなければいいのに。
「寂しかったから」→寂しいと他の男に股を開くんですね。
「好きなのは貴方だけ」→好きでもない男に股を開く。
「もう二度としないから」→今後するしないでなく今したことが問題なんですが。
「別れるのだけはいや」→このまま続けるのだけはいやです。
「ひとりにしないで」→ばかだなー、お前には間男がいるじゃないかー(笑顔で)
「じゃあ死ぬ」→そこまで想ってる人がいるのに浮気できるんだーすごいねー。
【民主党の言い訳テンプレート】
「マニュフェストを破り捨てました。ごめんなさい」⇒謝るなら最初から約束するなよ!
「お金がないから」⇒お金がないから、平気で国民との約束を破るそうです。
「好きなのは民主党だけ」⇒と言いながら自民党と公明党に色目を使う。
「もう二度とマニュフェストを破りません。」⇒今後するしないではなく、今までに殆どを反故にしてしまったんですけど・・・。
「離党だけはいや」・・・自分の利害だけで残っているのでは・・・。国民との約束<自分の利害(なのでは・・・)
「一人にしないで」・・・自民党と公明党がいるではありませんか・・・。
「じゃあ死ぬ」・・・今はこの段階に突入しています。そこまで思っているなら、国民との約束を破るなよ!
という感じかな・・・。
「謝るなら最初からしなければいいのに。」と誰もが思うのだが、一度浮気をしてしまうと歯止めがかからなくなるのでしょう。
相手に対し、本当に愛情が移ったのなら、まだ許せるところもあるのでしょうが
「歴史に名を残したい」
「ネジレ国会で法案を通したい」
というだけの理由で簡単に国民との約束を破り、相手の言いなりになる。
自分たちの遣っていることが「道義的に正しいのか、間違っているのか」さえも判断できないようになっているのが、今の民主党です。
口先だけのいい訳では信用できるわけがありません。
本当に彼らの中に「申し訳ないという気持ち」や「マニュフェストが守れなかったことに対する罪悪感」があるのでしょうか?
とても、あるようには思えません。
その場しのぎの「ここだけ凌げば、後は何とかなる」という安易な言い訳に終始しているようにしか思えません。
そもそも、安住財務大臣の国会答弁などは「言い訳」にもなっていません。
彼らは「マニュフェストを放棄したこと」を少しも悪いことだとは思っていません。
これでは、民主党の再生は絶対に無理です。反省する気持ちの無い人達に再生は無理です。
そして、こうなった責任は、執行部だけの責任ではありません。全ての議員にも責任があります。
そして、それらの議員を選んだ有権者にも責任はあります。
「民主党が分裂し消滅すること」は国民にとってプラスになる。
と考える今日この頃である。
その最大の要因は、いつも言っているように民主党に「理念が無くなった」ことと「国民の信頼と信用を失った」ことに尽きる。
特に信用を失ったことが大きい。何を言っても信用されない状況になりつつある。
下衆だが、民主党の議員の言い訳は浮気の言い訳によく似ている。
【浮気の言い訳テンプレから抜粋】
「ごめんなさい」→謝るなら最初からしなければいいのに。
「寂しかったから」→寂しいと他の男に股を開くんですね。
「好きなのは貴方だけ」→好きでもない男に股を開く。
「もう二度としないから」→今後するしないでなく今したことが問題なんですが。
「別れるのだけはいや」→このまま続けるのだけはいやです。
「ひとりにしないで」→ばかだなー、お前には間男がいるじゃないかー(笑顔で)
「じゃあ死ぬ」→そこまで想ってる人がいるのに浮気できるんだーすごいねー。
【民主党の言い訳テンプレート】
「マニュフェストを破り捨てました。ごめんなさい」⇒謝るなら最初から約束するなよ!
「お金がないから」⇒お金がないから、平気で国民との約束を破るそうです。
「好きなのは民主党だけ」⇒と言いながら自民党と公明党に色目を使う。
「もう二度とマニュフェストを破りません。」⇒今後するしないではなく、今までに殆どを反故にしてしまったんですけど・・・。
「離党だけはいや」・・・自分の利害だけで残っているのでは・・・。国民との約束<自分の利害(なのでは・・・)
「一人にしないで」・・・自民党と公明党がいるではありませんか・・・。
「じゃあ死ぬ」・・・今はこの段階に突入しています。そこまで思っているなら、国民との約束を破るなよ!
という感じかな・・・。
「謝るなら最初からしなければいいのに。」と誰もが思うのだが、一度浮気をしてしまうと歯止めがかからなくなるのでしょう。
相手に対し、本当に愛情が移ったのなら、まだ許せるところもあるのでしょうが
「歴史に名を残したい」
「ネジレ国会で法案を通したい」
というだけの理由で簡単に国民との約束を破り、相手の言いなりになる。
自分たちの遣っていることが「道義的に正しいのか、間違っているのか」さえも判断できないようになっているのが、今の民主党です。
口先だけのいい訳では信用できるわけがありません。
本当に彼らの中に「申し訳ないという気持ち」や「マニュフェストが守れなかったことに対する罪悪感」があるのでしょうか?
とても、あるようには思えません。
その場しのぎの「ここだけ凌げば、後は何とかなる」という安易な言い訳に終始しているようにしか思えません。
そもそも、安住財務大臣の国会答弁などは「言い訳」にもなっていません。
彼らは「マニュフェストを放棄したこと」を少しも悪いことだとは思っていません。
これでは、民主党の再生は絶対に無理です。反省する気持ちの無い人達に再生は無理です。
そして、こうなった責任は、執行部だけの責任ではありません。全ての議員にも責任があります。
そして、それらの議員を選んだ有権者にも責任はあります。
「民主党が分裂し消滅すること」は国民にとってプラスになる。
と考える今日この頃である。
2012年7月20日金曜日
水遣りが必要な今の民主党・・・新鮮さも無く、枯れそう
野田首相を始めとする民主党の議員たちは、どうしたら支持率が回復すると考えているのだろう。
私の周辺の人たちも「野田政権は終わったね!」と言っています。もちろん民主党についても同様です。
彼ら彼女らに「何故なの?」と聞いてみると「話のピントがずれている。」と一応に言います。「ほんとに聞きたいことを言っていない。言おうとしていない。」ということのようです。
つまり「言葉でごまかしている。」というように感じているようです。
発言が信用できないということなのでしょう。
水遣りを忘れているようで「新鮮さを失い、枯れようとしている」と感じている人が多いようです。
植物でも普段の生活においても「新鮮さ」や「水分補給」は重要です。熱中症になる可能性もあります。
どうやって水を遣ったらいいのかさえも分からなくなっているようです。
端的に言えば「魅力のない政党になった」ということなのでしょう。
そんな魅力の無い政党を誰が支持すると考えているのでしょう。
彼らが為すべきことは民主党を再度、魅力のある政党にすることなのに、やっていること、言っていることは真逆のことばかりです。
内部から改革することは、もう無理だと考える議員が増えていることは間違いの無い事実でしょう。
離党者がこれからも続出することは、間違いないでしょう。
では、どれくらいの離党者が出るのでしょう。
色々な説があるようですが、最終的には100人を超えるのではないでしょうか?
極端な数字のように思われる方が多いと思いますが、私はそう思いません。
民主党の議員の支持団体が分裂選挙のような様相を呈する可能性があるからです。
全国の県連も、このままでは選挙が戦えないことを感じ始めています。(わかりきったことですが・・・)
となると、より自分たちが民主党に残る事が本当にベターなのかという思いに駆られます。
今の民主党に残っている議員たちの中には「勇気の無い議員」が数多くいます。それは離党すれば支援団体の支援が受けられない。選挙が戦えない。お金が配分されない。・・・と信じて疑わない議員が多くいるからです。
しかし、この根拠が崩れれば、簡単に離党するでしょう。
①支援団体の支援が受けられない。・・・前回の衆議院選挙でもわかったように、連合などの支援票はそんなにウェートが高くありません。勝敗を決めるのは無党派層の動向です。
②選挙が戦えない。・・・「消費税増税」「原発再稼働推進」「TPP推進」などの政策を掲げて、無党派層の支持が得られると考えているのでしょうか。
③お金が配分されない。・・・これはマスコミなどが作り上げたものです。今の選挙制度では、選挙にはそんなにお金がかかりません。遣り方とアイデア次第です。
そして何より重要なのが最初に述べたような「魅力のない政党になった」ことです。
スーパーで買い物するにも、新鮮さに欠ける「魅力の無い商品」は売れません。売れ残ります。
選挙においても同様です。
何回もブログで書いているように、党も支援団体も「内部矛盾」に苛まれています。これを解決しないことには、支持団体も支援者も動きが取れないでしょう。
極論と捉えられるかもしれませんが、あながち間違っているとも思いません。それほど民主党は新鮮さを失い、枯れかかった売れ残り政党になり下がったからです。
多くの国民がそう感じているのに、マスコミは本当の国民の声を伝えていません。
マスコミも枯れかかっているのかも知れません。
私の周辺の人たちも「野田政権は終わったね!」と言っています。もちろん民主党についても同様です。
彼ら彼女らに「何故なの?」と聞いてみると「話のピントがずれている。」と一応に言います。「ほんとに聞きたいことを言っていない。言おうとしていない。」ということのようです。
つまり「言葉でごまかしている。」というように感じているようです。
発言が信用できないということなのでしょう。
水遣りを忘れているようで「新鮮さを失い、枯れようとしている」と感じている人が多いようです。
植物でも普段の生活においても「新鮮さ」や「水分補給」は重要です。熱中症になる可能性もあります。
どうやって水を遣ったらいいのかさえも分からなくなっているようです。
端的に言えば「魅力のない政党になった」ということなのでしょう。
そんな魅力の無い政党を誰が支持すると考えているのでしょう。
彼らが為すべきことは民主党を再度、魅力のある政党にすることなのに、やっていること、言っていることは真逆のことばかりです。
内部から改革することは、もう無理だと考える議員が増えていることは間違いの無い事実でしょう。
離党者がこれからも続出することは、間違いないでしょう。
では、どれくらいの離党者が出るのでしょう。
色々な説があるようですが、最終的には100人を超えるのではないでしょうか?
極端な数字のように思われる方が多いと思いますが、私はそう思いません。
民主党の議員の支持団体が分裂選挙のような様相を呈する可能性があるからです。
全国の県連も、このままでは選挙が戦えないことを感じ始めています。(わかりきったことですが・・・)
となると、より自分たちが民主党に残る事が本当にベターなのかという思いに駆られます。
今の民主党に残っている議員たちの中には「勇気の無い議員」が数多くいます。それは離党すれば支援団体の支援が受けられない。選挙が戦えない。お金が配分されない。・・・と信じて疑わない議員が多くいるからです。
しかし、この根拠が崩れれば、簡単に離党するでしょう。
①支援団体の支援が受けられない。・・・前回の衆議院選挙でもわかったように、連合などの支援票はそんなにウェートが高くありません。勝敗を決めるのは無党派層の動向です。
②選挙が戦えない。・・・「消費税増税」「原発再稼働推進」「TPP推進」などの政策を掲げて、無党派層の支持が得られると考えているのでしょうか。
③お金が配分されない。・・・これはマスコミなどが作り上げたものです。今の選挙制度では、選挙にはそんなにお金がかかりません。遣り方とアイデア次第です。
そして何より重要なのが最初に述べたような「魅力のない政党になった」ことです。
スーパーで買い物するにも、新鮮さに欠ける「魅力の無い商品」は売れません。売れ残ります。
選挙においても同様です。
何回もブログで書いているように、党も支援団体も「内部矛盾」に苛まれています。これを解決しないことには、支持団体も支援者も動きが取れないでしょう。
極論と捉えられるかもしれませんが、あながち間違っているとも思いません。それほど民主党は新鮮さを失い、枯れかかった売れ残り政党になり下がったからです。
多くの国民がそう感じているのに、マスコミは本当の国民の声を伝えていません。
マスコミも枯れかかっているのかも知れません。
2012年7月19日木曜日
TPPについて考える・・・どんなメリットがあるの?
このところ、政局のことばかり書いていたが久しぶりにTPPについて書いてみようと思う。
それも、少し違う視点から考察してみようと思う。
ヨーロッパは混迷を深めつつある。スペインの長期国債金利は7%を超え、イタリアも予断を許さない状況になりつつある。
アメリカの個人消費も思ったほどの勢いはなく、中国の経済成長率は7%台にまで落ち込んでいる。
極端に言えば、TPPなどの多国間経済協定が意味をなさなくなりつつある。
もう少しわかりやすく言えば、EUという統合経済圏を例にとって説明すると、経済統合における経済的なメリットが限定的で且つ経済環境が好いときはメリットがあるが、悪くなった時はデメリットも大きいということでトータルで考えると、ほとんどメリットがないということが明らかになるつつあるということである。経済圏が大きくなれば景気が落ち込んだ場合、逆にその影響が広範囲に及ぶということも明らかになった。(財政・金融にまで影響を与える。)
ヨーロッパの景気が後退すれば、中国などの新興国の経済に大きく影響を及ぼす。
これらは多国間経済協定とは、ほとんど関係のない動きである。
前にも書いたように、輸出における関税の影響はかなり小さなものであり、それよりも為替であるとか、人件費の問題の方が格段に影響は大きい。
特に製造業においては進出先の人件費が最大の要因だ。
そんな中で、更に大きな問題点を指摘するとすれば、多国間経済協定における規制の撤廃だ。EUにおける最大の問題点は経済的な規制を大幅に撤廃したことにある。(一部では残しているが・・・)
これはどういうことかと言えば、歴史も経済規模も財政内容も、そして、その他諸々の違いがある国々が経済協定を結ぶ場合、それぞれの国の実情を踏まえた経済的な規制は必要であるということだ。
経済的な規制=経済面でのセーフティーネット
ということである。
これを考えないで多国間経済協定を結ぶことは、個々の国の経済を含め財政・金融にも大きな影響を与え、一つ間違えると現在の南欧のような状況を生み出すということである。南欧諸国の現状の根本にある原因の一つが規制緩和にあることを理解すべきだ。しっかりした経済・金融のセーフティーネットを張らない状態で規制緩和を強引に推し進めることは、その国全体を危機に陥れる可能性があることを学ぶべきだ。関税の問題と規制の問題は別に考えるべき問題だ。ところが一緒くたにして規制も撤廃させようとするのがTPPのような多国間経済協定であることを理解すべきだ。当然、アメリカの狙いもそこにある。
子供と大人が同じ土俵で相撲を取っても勝負にならない。
相互理解の上で条約を結ぶことの重要性を認識し直すときにきている。
そして、多国間経済協定などを結ぶことにより、そのことに過度の期待を求め、自助努力をおろそかにすることが問題を大きくしていることをEUから学ぶべきだ。
ということで断固TPP反対!
それも、少し違う視点から考察してみようと思う。
ヨーロッパは混迷を深めつつある。スペインの長期国債金利は7%を超え、イタリアも予断を許さない状況になりつつある。
アメリカの個人消費も思ったほどの勢いはなく、中国の経済成長率は7%台にまで落ち込んでいる。
極端に言えば、TPPなどの多国間経済協定が意味をなさなくなりつつある。
もう少しわかりやすく言えば、EUという統合経済圏を例にとって説明すると、経済統合における経済的なメリットが限定的で且つ経済環境が好いときはメリットがあるが、悪くなった時はデメリットも大きいということでトータルで考えると、ほとんどメリットがないということが明らかになるつつあるということである。経済圏が大きくなれば景気が落ち込んだ場合、逆にその影響が広範囲に及ぶということも明らかになった。(財政・金融にまで影響を与える。)
ヨーロッパの景気が後退すれば、中国などの新興国の経済に大きく影響を及ぼす。
これらは多国間経済協定とは、ほとんど関係のない動きである。
前にも書いたように、輸出における関税の影響はかなり小さなものであり、それよりも為替であるとか、人件費の問題の方が格段に影響は大きい。
特に製造業においては進出先の人件費が最大の要因だ。
そんな中で、更に大きな問題点を指摘するとすれば、多国間経済協定における規制の撤廃だ。EUにおける最大の問題点は経済的な規制を大幅に撤廃したことにある。(一部では残しているが・・・)
これはどういうことかと言えば、歴史も経済規模も財政内容も、そして、その他諸々の違いがある国々が経済協定を結ぶ場合、それぞれの国の実情を踏まえた経済的な規制は必要であるということだ。
経済的な規制=経済面でのセーフティーネット
ということである。
これを考えないで多国間経済協定を結ぶことは、個々の国の経済を含め財政・金融にも大きな影響を与え、一つ間違えると現在の南欧のような状況を生み出すということである。南欧諸国の現状の根本にある原因の一つが規制緩和にあることを理解すべきだ。しっかりした経済・金融のセーフティーネットを張らない状態で規制緩和を強引に推し進めることは、その国全体を危機に陥れる可能性があることを学ぶべきだ。関税の問題と規制の問題は別に考えるべき問題だ。ところが一緒くたにして規制も撤廃させようとするのがTPPのような多国間経済協定であることを理解すべきだ。当然、アメリカの狙いもそこにある。
子供と大人が同じ土俵で相撲を取っても勝負にならない。
相互理解の上で条約を結ぶことの重要性を認識し直すときにきている。
そして、多国間経済協定などを結ぶことにより、そのことに過度の期待を求め、自助努力をおろそかにすることが問題を大きくしていることをEUから学ぶべきだ。
ということで断固TPP反対!
2012年7月18日水曜日
野田・輿石氏の大きな誤算・・・離党する議員は、まともな神経の持ち主だ。
昨日は、民主党の3人の女性参議院議員が離党し、亀井亜希子議員と新会派を立ち上げた。
更に衆議院議員1名が離党し「国民の生活が第一」に合流しそうだ。
まだまだ、離党者は出るだろう。
野田首相及びその周辺や党執行部は小沢さんグループを追い出すことで、首相や輿石幹事長の求心力が高まると読んでいただろう。
ところが、現実は両氏の党内における求心力は下がる一方で、離党の動きに歯止めがかからない状況になりつつある。
冷静に分析してみればわかると思うが、所謂、彼らの言うところの造反議員たちを纏めていたのは小沢さんで、小沢さんの求心力で党内のバランスをどうにか保っていたというのが正確な分析だろう。そして輿石氏は、その小沢さんとの関係が強いことを力に党内の求心力を保ってきた。その小沢さんが党内から去った今、輿石氏の求心力の源泉はなくなり、党内の締め付けも効かなくなっている。
簡単に言えば「小沢さんがいてこその輿石氏」と言える。小沢さんが党内にいるから輿石氏の存在感も発揮できたわけで、小沢さんがいなければ輿石氏の存在感が薄れるのは当たり前のことだ。
参議院民主党を輿石氏が牛耳ってこれたのも、小沢さんの後ろ盾があったからに他ならない。
「小沢さんが、いなくなって始めてわかる存在感」というところか。
それを一番感じているのが輿石幹事長だろう。
今回の離党で、ハッキリしたことは、輿石氏の権力基盤である参議院民主党が、コントロールできない状況にあるということである。今後の参議院における「消費税増税法案の審議」に影響を与える可能性は否定できない。
これは、ある程度予測できたことであるにも関わらず、執行部は強引な離党引き止めを連合などを利用して行った。実はこれも結果的にはマイナスに働いている。一時的には党内に留まっても、新党の動きや世論をみて離党する可能性のある議員を党内に残す結果になってしまったからだ。
これから、どれだけの離党者がでるのか?執行部はビクビクしながら党運営に当たる状況に追い込まれている。
この問題は民主党内に留まらず、野党の自民党や公明党にとっても非常に厄介な状況だ。
亀井亜希子議員が「政界再編は始まっている」というような趣旨の発言をしたようだが、私の分析は少し違う。
今は「まともな神経の議員達と、そうでない議員達の振り分けが始まった。」状況だと思う。
どの議員たちが「まともな神経の持ち主」であるかは言うまでもないだろう。
そういう意味においては、政界再編の動きが始まっていると言えるのかも知れない。
そして次期総選挙は「 まともな神経の議員達と、そうでない議員達 の選別」を国民が行う選挙であるということである。
余りにも「神経に異常がある。そして常識が理解できない議員」が多いことか。与野党を問わず、その点が次期総選挙の最大の焦点になろう。
今日の一句
「言葉だけ 中身が無くて 意味不明」
野田首相の発言・・・。
更に衆議院議員1名が離党し「国民の生活が第一」に合流しそうだ。
まだまだ、離党者は出るだろう。
野田首相及びその周辺や党執行部は小沢さんグループを追い出すことで、首相や輿石幹事長の求心力が高まると読んでいただろう。
ところが、現実は両氏の党内における求心力は下がる一方で、離党の動きに歯止めがかからない状況になりつつある。
冷静に分析してみればわかると思うが、所謂、彼らの言うところの造反議員たちを纏めていたのは小沢さんで、小沢さんの求心力で党内のバランスをどうにか保っていたというのが正確な分析だろう。そして輿石氏は、その小沢さんとの関係が強いことを力に党内の求心力を保ってきた。その小沢さんが党内から去った今、輿石氏の求心力の源泉はなくなり、党内の締め付けも効かなくなっている。
簡単に言えば「小沢さんがいてこその輿石氏」と言える。小沢さんが党内にいるから輿石氏の存在感も発揮できたわけで、小沢さんがいなければ輿石氏の存在感が薄れるのは当たり前のことだ。
参議院民主党を輿石氏が牛耳ってこれたのも、小沢さんの後ろ盾があったからに他ならない。
「小沢さんが、いなくなって始めてわかる存在感」というところか。
それを一番感じているのが輿石幹事長だろう。
今回の離党で、ハッキリしたことは、輿石氏の権力基盤である参議院民主党が、コントロールできない状況にあるということである。今後の参議院における「消費税増税法案の審議」に影響を与える可能性は否定できない。
これは、ある程度予測できたことであるにも関わらず、執行部は強引な離党引き止めを連合などを利用して行った。実はこれも結果的にはマイナスに働いている。一時的には党内に留まっても、新党の動きや世論をみて離党する可能性のある議員を党内に残す結果になってしまったからだ。
これから、どれだけの離党者がでるのか?執行部はビクビクしながら党運営に当たる状況に追い込まれている。
この問題は民主党内に留まらず、野党の自民党や公明党にとっても非常に厄介な状況だ。
亀井亜希子議員が「政界再編は始まっている」というような趣旨の発言をしたようだが、私の分析は少し違う。
今は「まともな神経の議員達と、そうでない議員達の振り分けが始まった。」状況だと思う。
どの議員たちが「まともな神経の持ち主」であるかは言うまでもないだろう。
そういう意味においては、政界再編の動きが始まっていると言えるのかも知れない。
そして次期総選挙は「 まともな神経の議員達と、そうでない議員達 の選別」を国民が行う選挙であるということである。
余りにも「神経に異常がある。そして常識が理解できない議員」が多いことか。与野党を問わず、その点が次期総選挙の最大の焦点になろう。
今日の一句
「言葉だけ 中身が無くて 意味不明」
野田首相の発言・・・。
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