2010年9月30日木曜日

衆院予算委員会での尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件答弁について

細野豪志議員が訪中したら、拘束されていたフジタの社員3人が釈放された。
中国という国は分かりやすい国だ。
細野氏の訪中に関しては、政府の密使という説と、中国からの招待との説が入り交じっている。
ネットでは、中国からの招待説が多いようだ。
テレビで見る限りビップ待遇だったようだ。小沢氏との関係をマスコミは否定したいようである。

さて衆議院予算委員会で菅首相や仙谷、前原氏は中国批判を繰り返しているが、状況が今どんな段階にあるのかという認識がほとんど無いようにさえ感じられる。
中国が軟化の気配を見せており、まずは、中国との関係修復を第一義に取り組む時であると考える。
であるなら、出来る限り、中国の批判は避けるべきであり、ビデオの公開もすべきではない。

国益を第一に考えるならば、中国がだしているサインを素直に受け止め、日本政府が冷静に対応すべきである。中国政府と日本政府とどちらが冷静かと問われれば中国政府の方が遥かに冷静で大人の対応である。
未だに「中国に冷静な対応を求める。」、「我が国の国内法に基づく粛々たる手続きに対して、中国に認めない姿勢があったことは、大変問題があった」などと批判を繰り広げている日本政府の対応こそ、問題である。
国民や野党の批判を気にせず、粛々と冷静に中国との関係修復に務めることこそ、冷静な対応といえる。

細野議員からも話をよく聞き、丹羽大使も一度帰国させ、今後の対応を考えるべきである。
批判を続けることは、問題解決を遅らせることにつながり、国益を損ねかねない。

前原大臣は、自ら辞任することが望ましい。
代わりに細野氏を外務大臣に任命したらいかがでしょうか菅首相、仙谷官房長官様。

自分達に都合のいいことは自分たちの手柄。都合の悪いことは人のせいにする。
あなた達の考えていることはお見通しだ!!

2010年9月29日水曜日

中国政府が求める『日本は誠実な行動を』とは何か?

めっきり秋らしくなった。
減量の秋である。(夏のうちに肥えてしまった。)

【北京=安藤淳】中国外務省の姜瑜副報道局長は二十八日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖での漁船衝突事件で、日中関係の重視を強調し た上、「日本が誠実かつ実務的な行動を取ることで、中日関係を安定的に発展させることができる」と述べた。日本側に求めていた「謝罪と賠償」には言及せず 配慮を示しながら、日本側の対応を待つ考えを示した。 (東京新聞)

中国政府に「誠実」と言われることに多少の違和感はあるが・・・。
日本側は巡視船の修理代を要求しているようだが、誰に請求するのだろう。(漁船の船長?)

さて本題です。
中国政府の求める『日本は誠実な行動を』の意味は?
ズバリ!前原大臣の辞任または解任もしくは菅内閣の総辞職
これしか無いでしょう!(私ならこれを要求する。)
これが実現されない限り、中国政府は交渉に応じないでしょう。

相手国の求めているものが何なのかを理解しない限り、解決の糸口は見つかりません。
問題をこじらせた責任者の責任を明らかにし処分することは、一般社会では当たり前のことです。担当者を変えて対処するのが普通のやり方です。

当たり前のことが当たり前にできない菅内閣では、何も物事が進みません。
菅首相を支持した民主党議員と地方議員、サポーターの皆さん、あなた方が選んだ首相の為に日本の国益が大きく毀損されました。
損害賠償を請求します。

2010年9月28日火曜日

日本の再生を考える(4)・・・日米安保は空洞化している!

今日は朝から雨・・・。
中国、ロシアが連携して日本を包囲しはじめた雰囲気・・・。
何とかしてよ菅政権・・・国民の切なる声

「検察庁が勝手に判断しました。」「政府は政治的判断をしていません。」・・・誰が信じるか!
菅支持グループ内で内ゲバが始まり、責任の擦り付け合いが起こりそうな雰囲気・・・ヤレヤレと煽ってみました。(笑)

以前、国境紛争を続けていた中国、ロシアが手を結び日本を包囲しようとしている。
国と国の関係、外交と言うものは、こういうものだ。「昨日の敵は今日の友」である。
これを理解しないで外交は行えない。今回の政府の対応が「甘い」と言われてもしょうがない。

そもそも、前原氏や自民党が主張している「日米安保」や「抑止力」に対する認識自体が古いものとなっている。
現実には、「日米安保」は空洞化しており、「抑止力」は「軍事力」だけでは成り立たなくなっている。
今や日本はアメリカにとって「金をだしてくれる地主」であり「中継基地」、「休息基地」、「訓練場」、「整備基地」に過ぎない。これが現実である。
ましてや、今回の尖閣諸島の領土問題などには、絶対にクビを突っ込まない。
今回の事件でもわかるように「レアアース」の輸入を止められたら、日本の経済は大打撃を受ける。
今や軍事力だけで国が守れる時代ではない。
古い「日米安保」や「抑止力」の考え方から脱却しないことには、新しい道が開けてこないことを理解すべきである。そこから普天間基地移設問題などへの対応をスタートするべきである。

前原氏をはじめとするオリジナル民主党と言われる人達は、実は古いタイプの政治家である。
根っこでは古い自民党と同じ体質を内存している。
仙谷官房長官の政権運営方法を見ればよくわかるように、古い自民党そのものである。(なんてったって師匠が野中さんだもんネ)・・・(笑)
このことを民主党議員は理解しなければならない。

2010年9月27日月曜日

小沢一郎は政治哲学者である!

小沢一郎の口から出る言葉には、無駄がない。(本当にびっくりする。)
書き起せばそのまま本にできるほどだ。
細かいところまであまり説明しない。本質についてズバリと語る。
だから、我々は後から、意味を理解しようと必死になる。
知らない間に小沢一郎中毒におかされてしまう。

昨日、NHKでハーバード大学のマイケル・サンデル教授が来日して行った「ハーバード白熱教室 in JAPAN」を見た。以前にも「ハーバード白熱教室」と題して放映されていたので、数回見たことがある。
日本でも人気があり、5月25日に出版された邦訳版『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)は、発売後ひと月足らずで早くも25刷重版。すでに20万部以上を売り上げている。

細かい話は、本を買うなり、ネットで調べていただきたいが、哲学を分かりやすく語る授業は、我々にも理解しやすく、興味をそそる。
彼の授業の中によく出てくる言葉が「道徳」と「正義」である。

授業を聞きながら、日本の政治に欠けているものが「道徳」と「正義」ではないかと感じた。
教授は「正義」が個人が「最大幸福社会」を築く上での最も大切な一つであると説く。

今の政界や社会を見るにつけ、改めて「道徳」と「正義」が問われているように感じる。
そして、それらに裏付けされた「政治哲学」が求められているのではないだろうか。

前にも書いたが、小沢一郎は政治家であるが、「政治哲学者」でもあると考えている。
彼の考えの根本にあるのは「道徳」と「正義」であり、彼が心の内面で葛藤しているのが「道徳的・政治的ジレンマ」である。
こう考えた時、小沢一郎の複雑な性格が少し理解できたような気がした。

「個人の自由と再分配に重きを置くリベラリズム(自由主義)、機会の形式的平等を伴う自由市場を支持するリバタリアニズム(自由至上主義)」。サンデル教授は、難解な論理を具体的な事例に則して対話形式で語りかけている。

私には、すべてを理解することは到底無理であるが、教授の授業が魅力的であることだけは、はっきり言える。
聴講している生徒の真剣な眼差しが印象的だった。

それにしても尖閣諸島沖の漁船衝突事件は不思議な事が多い。
前原大臣は「故意に衝突したことは間違いない。」と言っていたが、那覇地検の釈放記者会見では「故意では無かった。」と言っていた。
私の聞き間違いかもしれないが、180度、言っていることが違うような気がするのだが・・・。

粛々と何もしない内閣(できない内閣)

菅内閣を見ていると、何も出来ない内閣に思えてならない。
口先介入はするが、事が起きないと行動しない。慌てて対応するから、やることが稚拙である。
お子様内閣とはよく言ったものである。

大阪地検特捜部の証拠改竄事件や今回の中国漁船拿捕に関する事件を見ていると、社会が大きく変わり始めている気配を感じる。
今までであれば、検察内の事件がこんなに大きく表に出てくることは無かったであろう。おそらく内部で握りつぶされていたはずである。中国漁船拿捕に関する事件においても、こんなに大きく取り上げられることは無かったと思われる。

やはり、昨年の西松事件以後、検察やマスコミに対する不信や疑問から多くの国民がネットを利用し情報の収集や独自の情報発信で新聞・テレビ以外のメディアとして力を発揮し始めたことが大きいと感じる。
実際、一部のブログなどの内容は、新聞やテレビなどで報道される内容を凌駕している。
切り貼りされた、新聞・テレビの情報と違い、動画サイトでは、生の情報を得ることができる。
動画のニュースサイトの存在感が大きくなっている。

このように、小沢関連事件をきっかけに、国民の検察やマスコミに対する不信感が増幅し、それが、ブログやツイッターといった、コミュニケーションツールを通し、より多くの人と情報共有することが出来始めている。

ここにも小沢効果が出てきている。

実際にいくつかの掲示板サイトの政治板を見てみても、以前より内容が濃くなっている。話合われている内容も思った以上に健全で冷静な内容である。
マスコミ報道を細かくチェックしている人も数多く見かける。
ネットの世論が偏っているという人もいるが、最近の様子からは、むしろネット世論は思った以上に冷静で客観的であるように思えてならない。

新聞・テレビの関係者は今後、報道内容がネット利用者から厳しく監視されていることを肝に命じなければならない。それにより、本来のあるべき報道姿勢に戻る必要に迫られるハズである。そうでなければ、自社の報道姿勢を明確にし、日刊ゲンダイのようなスタンスを取るのも一つの方向かもしれない。

既存メディアが今後数年のうちに、生き残りをかけた戦争に突入することは間違いない。

2010年9月25日土曜日

スタンドプレーが得意なオリジナル民主党のメンバー

私は、10年近くいくつかのボランティア活動に参加していた。
その中の一つでは設立時から8年近く事務局長をしていた。
裏方で、目立たない仕事だが、色々と勉強にはなった。
その中で、感じたことは、『市民運動家』と名乗る人には共通点があることだ。
①ボランティア活動より、自分を売り込むことに熱心
②責任を他人に押し付ける。(大半は事務局に責任を押し付ける。)
③えらい仕事はやらない。わがままな人が多い。
④責任をカブリそうになると逃げる。
⑤口が上手い。
⑥実務はあまりできない。
⑦人の人脈をうまく利用する。
⑧マスコミが好き
⑨政治家志望が多い
⑩ボジション取りがうまい。(なぜか目立つ位置にいつもいる)

事務局は大変だ。
責任は押し付けられるし、仕事も押し付けられる。
ボランティアをやっている人の中には、人の意見を素直に受け入れる人が思った以上に少ない。
1000人以上動員するイベントも手がけていたが、金をかけず人を動かすことは並大抵ではない。
今は、全てのボランティア活動から手を引いている。

菅首相は「チームプレー」「412人内閣」「全員参加」などと言っているが、誰かがまとめていかなければ、何も出来ない。裏で支える人がいないことには物事は進んでいかない。
スタンドプレーに走る人がいると、チームワークが乱れる。
事務局をやっていると、黙々と作業をこなしてくれる人が一番ありがたい。
黙っていても、何をしなければいけないのか考えて行動してくれる人、事務局の立場を理解してくれる人を評価する。

菅内閣を見ていると、スタンドプレーが得意な方が多いようだ。チームプレーの輪を乱す要因を内存している。
実際に事業を進めていくためには、組織づくりが重要だが、そのためには命令、伝達系統をしっかりしておかないと、後でトラブルことが多い。

裏方で、地味な仕事を黙々とこなすタイプの人間が菅首相の周辺には少ないように感じる。
責任を取れる(責任を転嫁しない)人も少ないようだ。
火を点けることが得意な人は多いようだが・・・。放火魔(前原、枝野、仙谷、菅)

裏方を大切にしないと、仕事はうまくいかないことをキモに命ずるべきである。
「市民運動家」と名乗る人は、信用しないことにしている。

2010年9月24日金曜日

日本の再生を考える(3)・・・金融政策

めっきり涼しくなった。
こういう時こそ体調に注意しなければいけない。
テレビで菅首相の国連会議での演説を聞いていた私は思わず「読み方を間違えた!」と叫んでいた。
隣で聞いていたカミさんが「そんなことどうでもいいジャン」といったが、首相が疾病(しっぺい)を「しつびょう」と読み間違えたことに気ずいた自分がなぜかウキウキしていることに気がついた。

さて今回は金融政策についてである。
これについては日銀の政策が大きなウェートを占める。
現状を見ると、アジアの中国を含む新興諸国はインフレである。インドは10%近く物価が上がっている。それらの諸国は日本と違い、人件費が上昇している。それに伴い購買力も上がり、物価も上昇している。各国とも景気はかなり良い。
では、それらの国の金利はどうなっているのだろう。本来なら金融引締めで金利が上昇しているはずである。
しかし、実質金利インフレ率、デフレ率、諸経費を考慮した上で実際にかかる金利のことである。)は、インフレにもかかわらず日本より低い。
また、景気の変動に対し柔軟な金融政策をうっている。
では、日本の金融政策はというと、実質金利はほとんど横ばいで推移している。
これの意味するところは、日銀は、インフレ抑制政策をデフレにもかかわらず取り続けているということである。
簡単にいえば、戦略的な金融政策をほとんど行ってこなかったということである。
政策が硬直化しているということである。

為替政策をはじめ、産業構造を変えていくための金融政策など、日銀には柔軟な対応が求められている。国債の買い上げについても柔軟な対応が求められる。

もちろん政府にも、日銀と共に、戦略的かつ柔軟な金融政策をおこなう責任がある。

尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の中国漁船衝突事件・・・中国をナメたらアカンぜよ!

中国が尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の中国漁船衝突事件でかなりの強硬姿勢に出ている。
新聞、テレビでもいろいろな説を唱える人がいるが、中国側の立場から言えば
「中国をナメたらアカンぜよ!」の一言に尽きると思う。

この事件は近視眼的に見るのではなく、政治的背景から見たほうがわかりやすいのではないか。
難しく考えるより単純に見たほうが本質を捉えやすいような気がしている。

私なりの勝手な見方としては
①菅政権に対する中国の警戒感の現れ
中国政府内に前原外相に対するアレルギーのようなものがあり、且つ、岡田前外相は中国政府内での評判が悪かった。米国寄りの菅政権に対する警戒感が中国側にあることが大きな背景の一つである。
本人の希望を優先させるような閣僚人事ではなく国益を優先させる人事を行わなかったツケがこんなところにも現れてきた。
前原外相の辞任問題に発展する可能性もなきにしにあらず・・・。
前原クン国連総会でニヤケて会議をしている場合じゃないだろう。すぐ帰国して対応を考えろ(怒)
②日本の国際的な地位低下
明らかに日本の国際社会での地位は低下しており、菅首相に政治的求心力がないことは国際社会では常識となっており、簡単にいえば菅首相はナメられている。
だから、中国からもアメリカからも強気な要求を出されている。
両国の餌食にされかかっている。

このようなことも背景にあると思う。

今回の事件は
今まで領域内での漁船の操業を両国は暗黙の了解で黙認していた。(領土問題での争いを避けてきた。)
今回、日本の監視艇が拿捕しようとしたことに対し、中国漁船が逃げたが日本の監視艇が必要以上に漁船を追い詰めた為、漁船が体当たりした。(普通はあんなに近くまで執拗に監視艇が追い込むことは考えにくい。)
というあたりが実情ではないか。

これの伏線として、5月頃、国土交通省や外務省が相談し「政治的判断」で尖閣諸島沖の監視を強化することが決められていたことがあげられる。
海上保安庁に対し、中国漁船に対する取締を強化せよとの支持がでていたのであろう。
それが今回の事件の監視艇の強硬姿勢にもつながっている可能性がある。
ビデオがすぐに公開されなかった点についても疑問が残る。

少なくても、この事件の背景に、中国側の菅政権に対する圧力があることは間違いないと思われる。
菅政権は難しい対応を迫られる。

2010年9月22日水曜日

日本の再生を考える(2)・・・地方自治

日本の再生を考える場合、避けて通れないのが地方自治の問題である。
この問題を語るには、まず「日本のあるべき姿」から語る必要がある。
日本をどのような姿に変えていく必要があるのかを明確にしないと、前に進めない。
現状がいいのか、道州制がいいのか、あるいは300程度の基礎自治体に区分するのかなどにより、国のしくみさえも変更する必要が出てくる。(この問題はまた後日)

現在の地方の疲弊をなんとかしなければならないことは、国会議員の全ての人達はわかっているとは思うが、それでも地方出身の議員と都市出身の議員では温度差があるように感じられる。

私は「市町村合併」反対派であったがその理由は、小回りのきく政策実行が難しくなることや、人口の少ない地域のサービスが低下することなどである。

都市と地方の格差が、同じ市町村の中でも起きている。同じ税金を収めながら、受けられるサービスにも格差が広がっている。
以前、町役場があった地域などの商店街は寂れる一方である。

テレビ等で紹介される成功事例は得てして、小さな市町村に多い。これは一人の卓越した人物によることが多い。大きい市町村では、中々、一人の人物の力だけでは物事を動かしにくい。

注目すべき事例として名古屋市が挙げられる。河村市長による地域委員会や議会改革である。
これは、地域主権のミニ版のモデルである。
ここを見るだけでも、いかに地方議会や官僚組織を変えることが大変であるかが伺い知れる。
住民一人一人の意識改革がいかに重要であるかが良く分かる。

現状を基に考えるとすれば、一つの方法として考えられるのが、広域連合である。今でも消防や介護保険事務などで実績がある。

行政の効率化と人材の活用において広域連合は検討に値する。
医療、介護、防災、地産地消などの分野においてネットワークづくりを推し進めることは、いろいろなメリットが考えられる。

あくまで一例であるが、国と地方自治体の距離を縮め、無駄を省き、地域内での交流と調和を考えた場合、自ずと方向性がみえてくるような気がするのだが・・・。

2010年9月21日火曜日

諸々について考える。

マスコミ報道から諸々について感想をコメント

①尖閣諸島での中国漁船拿捕事件・・・前原外務大臣「領土問題はない」発言⇒間違いなく領土問題

②村木無罪事件(郵便不正事件)で主任検事(43)が証拠資料を改竄・・・誰がリークしたか?フロッピー改ざんなんて内部の人しかわからないはず!⇒検察内部からの意図的リークと考えるのが普通

③沖縄、普天間基地移設問題・・・自民党案と変わらず⇒本当に辺野古沖に移設可能と考えるかどうか国会議員にアンケートをとってみては?

④内閣支持率発足以来最高・・・前の3ヶ月間何もしていない内閣⇒上がって当たり前(少しはマシだろうぐらいの支持)
「指導力」を挙げた人は1・7%、「政策」は1・0%、「『選挙の顔』としての魅力」は0・9%だった。
民主党支持層に限っても「指導力」2・6%、「政策」1・4%、「『選挙の顔』としての魅力」1・4%で、
>政治リーダーの資質として不可欠な3項目がワースト3を独占した。

⑤菅改造内閣発足・・・世論調査迎合内閣⇒官僚迎合内閣とも言える。官僚に嫌われる大臣はクビ

政治家・官僚には「本音とたてまえ」をうまく使い分ける素質が必要のようです。

日本の再生を考える(1)・・・公務員給料

菅内閣を見ていると腹が立つので、しばらくは、政策について考えてみたいと思う。
不景気に喘ぐ地方の一市民の考察です。
文中の数字は、あくまで、推測の域を出ません。あまり参考にしないでください。
考え方と切り口について、参考になれば幸いです。

1回目は、公務員給料についてです。
財政再建を目指すのなら、最初に取り組むべきは、公務員給料の削減であろう。
一般の会社でも、経営悪化の場合に一番に取り組むのが、人件費の削減である。
並行して進めるのが、無駄な経費の削減である。

例えば、財政破綻でよく例として取り上げられるギリシャを見てもわかるように、最初に行われるのが、公務員の給料と人員の削減である。
財政が悪化しているならば、まず何から取り組むべきかは、私のような素人でもわかる。

国の仕事に関係している人の人件費総額は、諸説(35兆円から65兆円)あるが、私の勘では、末端まで含めればやはり60兆円ぐらいあるのではないかと思われる。
10%カットで6兆円、付随する共済掛金や社会保険の負担などもろもろ合わせれば8兆円ぐらいの削減になるのではないか。
それと平行して、人員の20%削減を進めれば、単純計算だが、これだけで12兆円削減できる。
合計で約20兆円の削減である。
こんな単純なものではないにしろ、他にもいろいろと考えられる。
50歳以上の職員の給料を段階的に下げる。退職金を削減する。年金の一元化による年金の負担額低減、天下りの禁止などで数兆円は削減できるはずだ。
これだけでプライマリーバランスを黒字にできる。

では、これらを進めるために何をすべきか
①労働基本権の付与(人事院の廃止・・・これだけで110億円削減できる。)
②補助金の一括交付金化(仕事を減らす⇒人員削減。2重行政の弊害をなくす。)
③年金の一元化(年金財政にもプラス)
④早期退職制度の導入
⑤独立行政法人、特殊法人、関連団体の廃止、民営化

これらを進める中で、一部の人の地方公務員への移行なども進むであろう。
通常、国家公務員の給料に準ずるとしている団体が多いので、国家公務員の給料の削減効果は大きい。ついでにキャリア制度も廃止すればいい。

これらは、ほとんどが政治決断でできることである。
これらに必要とされる財源は、国有資産の証券化などで対応すればよい。

年収200万円以下の人が1000万人とも言われる時代である。
抵抗はあろうが、数年かけて計画的にやるぐらいの覚悟が必要ではないか。

日本はここ10年以上デフレである。貨幣の価値はあがっている。
物やサービスの価格が下がっていることから、貨幣の価値は上がっている。10数年でほぼ10%近く下落しているのではないか。であるなら給料が下がってもおかしくはない。所得税などの税率も実質、下がっている。社会保険関係費は上がっているが、これは仕方が無いことである。
10%削減(実質は12~13%)は決して、根拠のない話ではないと思うのだが・・・。

労働組合(官公労)と喧嘩するぐらいの意気込みを政治家に期待するのは無理な話か・・・。

私の知っている限りでは、給料が下がり仕事が減れば、公務員の皆さんは早く家に帰る様になる。
残業は無理にしない。経費削減にもつながる。
家族の絆を深めることにもつながるように思うのだが・・・。(勝手な想像)

2010年9月18日土曜日

代表選出馬で民主党内に「巨大新党」を立ち上げた小沢一郎!

菅陣営は小沢支持グループの「200」という数字に対してどんな認識をもっているのだろう。
野党と比較してみればわかりやすい。おそらく衆議院議員の数で言えば、自民党より多いのではないか。

小沢氏は民主党内に小沢支持グループという巨大新党を立ち上げたのである。
小沢氏の出馬の目的は勝利ではなく、「党内に巨大新党を立ち上げること」にあった。
わざわざ離党して新党を立ち上げる必要などない。

これは、どういう事かといえば法案を通す場合、自民党等の党外野党の他に小沢支持グループという党内野党の了解なくしては成立しないということである。たとえ野党が法案を丸呑しても、小沢支持グループが反対あるいは修正を要求すれば法案は通らない。
民主党には党議拘束をかける仕組みも存在していない。

今回、小沢さんが「政治理念」と「政策」で勝負に出たのも、この点にポイントがある。

衆議院においても、参議院においても、主導権を握ったのは、民主党でも自民党でもない。まして菅支持グループでもない。
小沢一郎である。
恐ろしいことに、この小沢一郎は、自民党とも公明党ともその他の野党とも強いパイプがある。
自民党はこのことにやっと気がついたようである。菅首相はまだ気がついていないようだ。

小沢一郎が菅首相に「挙党一致体制」を求めているのは、そうでなければ、「いくら野党と連携しても法案がとおらない可能性があるよ。」ということを言いたいのである。
小沢一郎が納得しない法案は成立しないということである。(菅内閣は張り子の虎である。)

追い詰められたのは果たしてどちらのグループであろうか?
選挙後の小沢さんの余裕の表情の理由はここにある。

さあ誰が小沢さんのところに説明に行くのかな~。枝野クン頑張ってネ!

枝野クン、大島さんに言われてしまいました。

枝野クンが自民党の大島副総裁に嫌味を言われたようだ。(さすがです大島さん!)
枝野クン笑っている場合・・・・・・?
自民党の国対は実質は大島さんが司令塔ダネ。
民主党の鉢呂さん、大島さんは粘っこいよ!(笑)
「排除の論理」では排除された側の求心力がより一層強まることを知らないようですね菅執行部は!
しかし、これほど首相の「求心力」がない政権も珍しい。(困ったものだ・・・苦笑)

菅首相を支持した議員さん、もしかして党員・サポーターに「選挙が終わったら菅首相は挙党体制を敷きますから大丈夫ですよ!」と約束していませんか?
地元に帰ってどう説明しますか?さすがに今回は党員・サポーターも騙されませんよ。

民主党の枝野幸男幹事長代理が17日、国会内で岡田幹事長らと就任のあいさつ回りをした際、自民党の大島副総裁からきつい嫌みに見舞われる一幕があった。
大島氏は、参院選大敗の引責で幹事長から降格した枝野氏について「仕事は何をするの?」と質問。岡田氏が「選挙です」と答えると、「ああそう。そうしたら選挙、また負けるよ」と語った。
枝野氏は今年6月、幹事長就任直後の与野党幹事長会談で、当時自民党幹事長だった大島氏に「お耳が遠いんですか」などと言って激怒させたことがある。17日の大島氏の発言は「意趣返し」(自民党筋)との見方も。
(2010年9月17日23時25分 読売新聞)

今回は政策について少し・・・
日々坦々様のブログにいい記事がありましてので引用させていただきます。
新進党時代から小沢さんの政策を支えてきた、「日本一新11法案」の土台を作ったといわれる、中塚一宏議員のブログで簡単で分かりやすい解説されている。

国有財産資産担保証券がもたらすもの 2010年9月6日

政府が発行する資産担保証券は資金調達のためだけではありません。
キャッ シュフローがあればABS(資産担保証券)にできるわけで、ぜひ皆さんにもご指摘いただきたい。例えば、衆議院の議員宿舎。私は議員宿舎を借りていません が、議員宿舎だって、家賃をとっているのだから、証券化できる。ここでクーポンレート(表面利率)を決める時に、はたしてその家賃が妥当がどうかが、マー ケットで評価されるわけです。公務員宿舎しかり、政府や独立行政法人、公益法人が運営している数々の収益事業。その妥当性が評価される。このインパクトは ひじょうに大きい。だから「できない」のではなくて、「やりたいくない」のがホンネのはず。ぜひ民間の皆さんの力も借りて、政府の資産活用の妥当性をはか りたいと思います。

一括交付制度でどう変わる?行政改革編 2010年9月9日
補助金を廃止して一括交付制度にすることで、世の中どう変わるのか?
まずは行政改革の観点。
市町村の補助金申請業務がなくなります。いわゆる陳情政治がなくなるのです。市長の経験のある衆議院議員によれば、補助金申請の書類をつくるだけでもたいへんなんだそうな。
次に国の支分部局、出先機関の数が減る。国家公務員は約30万人いますが、そのうち20万人は地方にいるという。地方支分部局の主な仕事は、この補助金の張り付け。これも合理化が期待できます。
加 えて省庁縦割りの事業が解消される。国土交通省は道路、農水省は農道ですが、これが解消されれば重複投資がなくなる。また抱き合わせ補助金もなくなるの で、小沢氏が指摘した「消雪パイプが欲しくてスキー場までつくる」のような抱き合わせ補助金がなくなるのです。これだけでもかなりの経費削減効果がある。 かつて民主党のシンクタンクが試算したところでは、4兆円ほどの効果とのことでした。

このように、政策効果は、広い観点から見なければならない。
一括交付金制度は行財政改革のキモの部分なのである。
これを突破口にすることで、行財政改革や地方分権を進めることが一番の近道なのである。
また、政策は税制とも深く関わっている。
総合的な視点からの政策論議が求められる。
新聞やテレビに、こういう視点からの切り口が見られないのが残念である。

2010年9月17日金曜日

適材適所?の菅改造内閣

党人事、内閣の新人事を見た感想を一言
適材適所?
だったら、小沢幹事長だろ~!

「小沢さん、さようなら」「自民党さん、こんにちは」内閣とテレビのコメンテーターが言っていた。
なるほど・・・。

しかし菅内閣と自民党が連立したら、国民の政治不信は爆発するぞ!
「消費税増税」「法人税減税」を言い出したら選挙は勝てないよ!
景気がより落ち込んで庶民の生活が苦しくなれば、いくらおとなしい国民でも怒るぞ!

そんな時、小沢さんが新党を立ち上げれば、爆発的な人気になりそうな予感!(希望的観測)
連立は、小選挙区制度では、中々難しい点が多い。民主党と自民党では、選挙のことを考えたら党内をまとめることが難しい。
まして、自民党内に政局を創りだすだけの力のある人材がいないことも問題である。かなりヘタレている現状では、党内をまとめきれるかどうか?
小政党を巻き込む形でないと、実際は中々難しい。
ただし「救国内閣」を目指すなら話は別だが、現執行部ではそれは無理だろう。

「小沢さん、騙されてかわいそう」という世論

朝晩、だいぶ涼しくなりましたが、民主党の新執行部人事のニュース等で腹が立ち、寝不足の今日この頃です。

菅首相は、代表選後の「挙党一致」「適材適所」「全員野球」の約束を予想どおり、破ってくれました。
かなり人事の約束手形を発行しているようですので、閣僚や政務次官などの人事の顔ぶれが楽しみです。(もらった人は決済日をよく確認しましたか?)
枝野クンもめでたく幹事長代理に決定したようで、おめでとうございます。廊下で小沢さん支持議員とすれ違うときにはくれぐれもご注意を!

多くの国民は「菅さん、挙党一致っていってたけど、小沢グループ排除の人事だよね。」と感じる人は多いのではないでしょうか。
「約束と違うよね。」⇒「小沢さんや鳩山さん、また騙されたのね。」⇒「小沢さん、かわいそう」
と思う国民もいるのではないでしょうか。

一国の首相がを言ってはいけません。
誰も首相の言葉を信じなくなります。(私は最初から信じていませんが・・・。)

反小沢と言われる人達を見るにつけ
「自分第一」のように見えてなりません。
「国民生活第一」はどこに行ってしまったのでしょう?

自分たちの権力拡大に使うエネルギーを国のために使っていただきたいものである。

2010年9月16日木曜日

そして幹事長候補は小沢一郎しかいなくなった。

少し涼しくなりました。
恵みの雨で、畑の野菜も喜んでいます。
皆様、お元気ですか。

【読売新聞から】
民主党代表選で再選を果たした菅首相は15日、党役員人事の調整に追われたが、川端文部科学相が党の要の幹事長を固辞したことで、新政権の「生みの苦しみ」を味わっている。
一方、首相と距離を置く小沢一郎前幹事長のグループからは、「お手並み拝見だ」と冷ややかな見方が出ている。
首相周辺は15日、川端氏の固辞について、「人事をやり直せばいいだけだ」と強気なところを見せた。
小沢グループ幹部は「我々は代表選で敗れたのだから、人事では何も言えない。首相と仙谷官房長官が好きにやればいい」と語り、距離を置く考えを示した。
民主党内では、幹事長ポストを敬遠するムードが漂っている。
党員・サポーター投票を行った8年ぶりの本格的な代表選で、首相と小沢氏が党を二分する戦いを演じた直後だけに、党内をまとめていくには相当の力 量が必要だと受け止めているからだ。ある党幹部は「どのような党運営をしても、一方の陣営からは嫌われ、必ず足を引っ張られる。幹事長は苦労するだけだ」 と解説する。新幹事長には、衆参の多数派が異なる「ねじれ国会」を乗り切る手腕が求められていることも、二の足を踏む対応につながっているようだ。
首相の側近の間には、代表選で首相を支持した前原国土交通相や岡田外相を幹事長に起用するよう求める声もあるが、首相は「論功行賞」人事の怖さも知っている。

そうでしょうね。
誰も今回は、幹事長をやりたくないでしょうネ。

この難局で党内まとめられる人材はただ一人『小沢一郎』

幹事長候補は『小沢一郎しかいなくなった。』
小沢さんが幹事長になることはないだろうが、少なくともこの現状で幹事長としての条件をクリアできるのは小沢さんしかいないだろう。

2010年9月15日水曜日

地方一括交付金への不安が代表選に影響か?

昨日に続き、代表選の分析です。あくまで推測ですので他人には絶対言わないでください。
さて、気をとりなおして新たなスタートです。
民主党の情けない実体が浮き彫りになった代表選ではありましたが・・・。(笑)

今回の地方議員票においては小沢さんに不利な要素があった。
テレビでも述べていたように「お金も権限もあげます。自分たちで責任をもって使い道を考えなさい。」、そして「もし自信が無いなら首長をやめなさい。」とまで言い切った。これは地方議員にも覚悟を迫るものである。
おそらく自信がない覚悟がない地方議員が多かったのだろう。(笑)

地方活性化のための大きな課題の一つが地方議会の改革質の低い議員失礼!)にある。
「自分たちの地域を自分たちでつくり直すのだ!」ぐらいの覚悟のある民主党議員が少なかったということである。(情けないかなこれが実情・・・。)

今回の選挙中の小沢さんの発言は国会議員にも官僚にも地方の首長にも地方議員にも、そして国民に対しても覚悟を求めていた。メッセージを発していた。甘い言葉は少しも発していない。現状に対する「強い危機感」が感じられた。(菅首相にはそれが少しも感じられない・・・。)

少ないかもしれないが、小沢さんの声に真摯に耳を傾けた人達がいた。考えに賛同する人も出てきた。
その意味において、小沢さんは改革の種をまいたのかもしれない。

小沢さんは変わったと感じた。

開票作業での不正の噂もチラホラ(無かったと信じたいが、疑問点は多い。)

2010年9月14日火曜日

労働組合は将来に禍根を残した!

あくまで推測話なので他人には絶対話さないでください。
残念でしたが、小沢ファンのみなさん、落ち込まないで頑張りましょう。
戦いはこれからです。
民主党のサポーターが激減しそうな雰囲気です。菅支持の議員は首筋が寒くなるかも・・・。

今回の代表選の党員・サポーター票では組織票がかなりのウェートを占める。
連合などの組合や各種団体である。
そのうち連合が中立と言いながらも、菅陣営の支持に回った可能性がある。
おそらく、小沢さんも気がついていたと思う。

今回の選挙での小沢さんの発言は、かなり踏み込んでいた。腹をくくったのだろうと思う。
公務員の人件費や特殊法人等の整理などにも踏み込んでいた。当然、官公労などからの反発は予想されたことである。

しかし、それでも、はっきりと踏み込んで発言していた。大企業に対してもかなり踏み込んで厳しいことを言っていた。
本当に腹をくくっていたのだと思う。
勝利より自分の理念と政策を優先していたように感じた。

党員・サポーター票の実数ではどちらもほぼ40%を確保した。地方議員にも労働組合関係者は多い。
これらのことを総合的に勘案すると、組合関係者など組織票を除いた本当の一般のサポーター票では、おそらく小沢氏が上回っていたかもしれない。

いずれ、選挙結果が細かく分析されるであろうが、これにより小沢さんは労働組合からの呪縛から解き放たれ、連立相手や政策合意でフリーハンドを得た。

逆に、現執行部や連合は、恐ろしい虎を野に放してしまったことになる。
なぜなら、今回の代表選で小沢氏は幅広い層から多くの新たなファンを獲得し、弱いものの立場に立ち官僚機構と戦うヒーローになってしまったからだ。

-300ポイントからのスタート・・・小沢氏の選挙

今回の代表選においては、小沢さんは0からではなく、-300ポイントぐらいからのスタートであった。
「小沢氏は出馬しないだろう」というマスコミの予想は、あながち間違っているとは思えない。
むしろ出馬したことは、無謀とも思える。

さて皆さん、少し涼しくなって来たようです。夏バテにご注意を!

しかし、すごい盛り上がりである。国民をも巻き込み、一大イベントになってしまった。
もし、小沢氏が出馬していなかったら、どうであっただろう。
おそらく、これほどの盛り上がりは、なかったと思われる。
それほど、「小沢一郎」はインパクトがある。
これにより、国民の間でも、政治への関心や政策に対する関心が広まったような気配を感じる。
小沢一郎の言葉は分かりやすく、心に響くものがある。
残念ながら菅首相の言葉は、心に何も残らない。
これが、政治家としての力量の違いというものなのか?

なぜ、今までこれほどの政治家が表舞台に出てこなかったのか。
野党ぐらしが長かったこともあるが、「政権交代」に全力を傾けていたのであろう。
今後は、しばらく休息し、再度の活躍を期待したい。
そして次世代を担う政治家を育てて欲しい。
切に願うものである。

2010年9月13日月曜日

民主党代表選の本当の見方・・・「議員票」が全て

民主党の代表選は民主党の代表と首相を決める選挙だ!
とマスコミはおっしゃっていますが本当にそうですか?
と疑問を投げかけてみました。
皆さん、残暑厳しき折、ご自愛ください。

党員・サポーター票がどうのこうの、議員票がどうのこうのとマスコミはうるさいが、今回の選挙は「議員票」がすべてである。党員・サポーター票はあまり重要でない。
代表選の勝ち負けもあまり重要ではない。(と言いつつ小沢氏勝利を期待している。)
小沢氏も、そう考えている節がある。
要は「挙党体制」を作るためにはどういう状況をつくりだしたらいいのか?
が全てである。

小沢支持派が議員数で上回った場合、たとえ菅支持派が勝利したとしても、内閣・党人事で小沢支持派の意向を無視するわけにはいかない。ましてや党人事においては両院議員総会で代表案が否決されれば党の人事が決まらない状況が生まれる。(菅支持派内にも挙党体制を望む声は多い。)

やっと、それに菅陣営も気がついたようだが、多分、今から頑張っても無理であろう。

9/13 PM4:00現在
菅支持確定議員一覧 136名

「反小沢派」が「脱小沢人事」を行えない状況をつくり出すことができれば、たとえ代表選で負けたとしても「小沢氏の勝利」となる。

そして沖縄県民とアメリカと話ができる政治家は小沢一郎しかいなくなった!

名護市議選で移設反対派の市長派が過半数を確保した。
これで普天間基地の名護市沖への移転はより困難になった。
菅首相や岡田外務大臣、北澤防衛大臣、前原沖縄開発担当大臣等では、地元の反発もあり、話を進めることは無理な状態になった。
彼らに対する沖縄県民の不信感は大きい。
交渉のテーブルにつくことさえ危ぶまれる状況で、とても話が前に進むとは思われない。
与党内で、沖縄との交渉のテーブルにつけるのは、最早、小沢氏しかいない。
ましてアメリカと腹を据えた話ができるのも小沢氏以外にいないであろう。
ここでも、小沢一郎抜きでは、どうにもならない状況になってきた。

閑話休題
夫婦で札幌まで小沢さんの無罪を訴えるチラシを配布に行かれたご夫婦のおはなしをご紹介します。
「小沢真っ白」8千枚、札幌演説会で配布。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html

小沢さんと縁もゆかりもないご夫婦がレンターカーを借り、途中、交通違反でつかまりながらも自腹で札幌まで行かれた時の奮闘記です。

彼をこれほどまでに駆り立てたものはなんなのか?

「小沢一郎」は中毒になります。

2010年9月11日土曜日

村木局長の無罪判決に思う

村木さん、本当にお疲れ様でした。

早速、新聞テレビでは、検察特捜部の批判で一色です。
昨日の報道ステーションには、ロッキード事件担当検事の堀田さんが出演してコメントしていたが聞いていて白白しさを感じてしまった。そんな感じを持ったのは私だけでしょうか。
まだまだ暑い日が続いています。
皆様、お変わりないでしょうか。

さて、検察の批判をするのは当然だが、マスコミは事件当初、どんな報道をしたのかの検証を自らして貰いたい。
マスコミも共犯者の一人である。
自分たちの報道が村木さんをはじめ、そのご家族や関係者をどれだけ苦しめたかを肝に命じなければならない。
反省があって、初めて検察の批判ができるものと考える。

なぜこんな日本になってしまったのだろう。
何が正義なのかわからなくなってしまう。
信義、仁、恩などという言葉が忘れ去られようとしている。
それも政治家、官僚、マスコミという本来ならば、それらを一番大切にしなければならない社会において、模範とならなければいけない人達の間で・・・・。
そればかりか、誹謗中傷、謀略が当たり前のように行われている。

われわれ一人ひとりが自立し、「何が正しいのか」を自分で考え、判断することの重要性を改めて考える時がきている。

「検察やマスコミが必ずしも正しいとは限らない」という視点を養うところから始めてみたらどうだろう。

日本という国の社会構造が崩壊しかかっているのではないかとの危惧さえ感じはしめている。

2010年9月10日金曜日

村木元局長に無罪判決

これは検察による犯罪です。
裁判で裁かれるべきは検察です。

検察特捜部の無理筋捜査が明らかになった。
いずれ小沢氏関連の事件もその無理な捜査が明るみになることを願っている。

村木さん、本当に良く頑張られました。
娘さん達も良くお母さんを支えましたね。
やはり家族の絆は大切です。

「新薬を発明しました。今からそれを発表します! それは、日本を良くする薬です!」。

菅首相は
「新薬を発明しました。今からそれを発表します! それは、日本を良くする薬です!」。と新薬の発表を行った。(ネタが受けなかったため、一度切りになったようですが・・・。)
その効き目についてもご説明いただけると幸いです。(ご自分で臨床実験されたらいかが?)

さて、代表選も終盤にさしかかり、マスコミ各社から結果予想がではじめた。
JNN・・・党員・サポータ票ー 菅支持 260ポイント 小沢支持130ポイント
オイオイ、せめて帳尻合わせの為、捏造するにしてもこれはないでしょう。
せめて 菅支持 245ポイント 小沢支持 157ポイント 
ぐらいの端数をつけなければ信頼度が落ちますよ。
世論調査との整合性を計ったのでしょうが、出口調査の手法は今回は通じません。組織の票も換算していますか?

もし、小沢氏に「政治と金」の問題さえなければ、圧倒的な数字で小沢氏の圧勝になったでしょう。
出馬会見、共同会見、立会演説会を見れば、政治家としての力量、見識等では横綱と十両くらいの差が歴然とします。
そういう意味においても今回の代表選はよかったと思います。(しかし、これほど差があるとは思いもしなかったが・・・。)

インターネットやツイッターなどの媒体では圧倒的に小沢支持が多く、新たな「小沢信者」が増殖しています。
また「政治と金」についても少しずつ真実が知られ始めています。
小沢さんはこの件で毎日、マスコミ等から質問され丁寧に説明されています。証人喚問を毎日受けているのと同じです。これ以上、説明しろと言う方が異常ではないでしょうか。

勝敗は別として、この選挙は小沢氏にとって、大きなプラス要因になったように思います。
小沢信者の多くは、小沢氏個人のファンが中心です。民主党支持者というより「小沢支持者」なのです。
昨年の西松事件以降、私も含め「小沢信者」がドンドン増殖しています。
民主党の幹部はこのことを良く認識する必要があります。
また地方議員もこのことを良く理解する必要があります。
小沢議員は一般の議員とは違うということを肝に命じないと、後で大変なことになりますよ。

2010年9月9日木曜日

枝野くん、どこ行っちゃったの!

民主党幹事長の枝野くん、ちっとも見ませんが、家族旅行で海外にでも行ってるのかな?(それとも裏選対で県連に圧力をかける役をやっているのかな?)
影の薄いことでは野田財務大臣も引けをとりません。近年稀にみる存在感の無さは?

ということで、菅首相と7奉行(現在は6奉行?)の面々は実力のある方たちと期待しておりましたが、ドンドン影が薄くなっているようです。
為替市場も、小沢氏の発言には反応しているようですが、財務大臣の発言には反応していないようです。

さて代表選も終盤にかかってきたようです。昨日あたりからテレビも世論調査の言い訳づくりに入ったようです。ほぼ小沢氏の勝利と読んでいるようですが、皆さまはいかがでしょう。

昨日、小沢候補の政策メモに改めて目を通してみた。
よく読んでみると、かなり刺激的な政策がズラリと並んでいる。官僚がビビる訳である。

その中に基礎自治体という言葉が出てくる。今回数字は出ていないが、小沢氏の持論の中に道州制ではなく日本を300の基礎自治体に区分するという考えが出てくる。
この300という数字は実は衆議院の小選挙区の数と一緒である。
小沢氏は「政治改革」に熱心である。
あくまで私の推測であるが、小沢氏は下記のように考えているのではないだろうか?

衆議院・・・300の基礎自治体の声をダイレクトに反映させる議員を選ぶ・・・比例代表削減
参議院・・・主に国の政策に関わる議員を選ぶ・・・比例代表中心

これにより、国会に基礎自治体から選出された議員の声がダイレクトに届きやすくなる。より地方ごとの特性に合わせた声が国に届きやすくなる。
参議院は解散もなく任期が長いため安心して国の政策立案及び政策の実行に取り組みやすくなる。また官僚も政治動向に振り回される確率が少なくなる。

今朝、コンビニで立ち読みしていたら週刊誌の刺激的なタイトルが目についた。
「青木愛議員W不倫!!お相手の一人は小沢元幹事長!」
早速、かえってパソコンでお気に入りの掲示板サイトを見る。
コメント欄を見て思わず笑った。
「オザワン(若い人は小沢氏をこう呼ぶらしい。ちなみに小沢氏68才) 元気ジャン!」

2010年9月8日水曜日

かみ合わない話・・・これで編集委員なの?

数日前のNewsクロスとかいう(番組名は忘れた)で杉尾とかいう(名前などどうでもいいが)編集委員が財源について、いきり立って小沢さんに食ってかかっていた。醜かった~。(礼儀作法を教えていないのかTBS!喝!)

そもそも、一般会計の公共事業費や社会保障費についてのみの視点から削減の余地が無いというような意見であったが、小沢さんが答えていたのは、一般会計と特別会計を含めた視点からの数字であり、実際、一般会計以外に特別会計の中には社会保障費等においても裁量的経費が多くありそれらが20~30兆円あり、こちらはかなり削減が可能であり、特別会計分は削減してもほとんど地方には関係ない。
小沢さんも呆れて話をやめたようだった。
そもそも、一般会計だけでの視点と一般会計+特別会計での視点では、話が噛み合うわけがなく、改めて杉尾・・・氏の不勉強さが浮き彫りになった。

その他にも法人税の租税特別処置等の見直しなど、財源を捻出する方法はまだたくさんある。(09年マニュフェストには書かれていた。)
要は、何もやらないで、財源がありませんでしたと言っているに等しい。

その他にも特殊法人が保有している国債など、財源は引っ張りだせばあるはずだ。
現状のままでも、かなりの財源は捻出できるはずである。
分かっていてもやらないのなら、「嘘つき」と言われても仕方がない。

官僚の皆さんは、いろいろなところに「へそくり」を貯めているんです。特殊法人等の下にも「へそくり」を貯める仕組みを作り上げている。
そういうことにはさすが高学歴の皆さんは頭が回るようで・・・。

2010年9月7日火曜日

こんなはずでは・・・自民党議員の嘆き?

国民もそうだが、国会議員の皆さんもこの展開には驚いているのではないか。
「政治と金」で国民に人気の無い「悪役イメージ」の小沢さんの代表選出馬も驚きであったが、共同記者会見等での「口下手」なはずの小沢さんの能弁ぶりや政策通ぶりに、今までのイメージを覆された方も多いのではないか。
テレビでの屈託のない笑顔や分かりやすい言葉での政策の説明など、新鮮な印象を受けた方も多いことと思う。

もっと驚いたのが、東京新宿や大阪梅田での立会演説会での熱狂的な「小沢コール」である。
「オザワン(高校生は小沢さんをこう呼ぶらしい)って人気あるジャン」
ツイッターやブログでも小沢人気は沸騰している。
つい先日まで「悪い政治家NO1」であった小沢さんが「本物の政治家だよね小沢さんって」に劇的な変化を遂げた。
まだ活字メディアでは、相変わらずの報道を続けているが、テレビからは世論の変化を肌で感じられはじめた。

おそらく、野党や党内の議員もこの変化には驚いているのでは・・・。
政治と金の問題も正面突破をはかっている。
ボチボチ真実が明かされようとしている。

2010年9月6日月曜日

朝日新聞世論調査の不思議

朝日新聞の代表選についての世論調査について一言
他の新聞社でも打ち合わせたかのような数字が発表されている。
記事や数字を眺めていると、かなりでたらめな数字である疑いがもたれる。
皆さんもよく記事を読んで考えてみてください。
本当にマスコミは小沢さんが嫌い(怖い)なようです。

≪「首相は菅氏」65%、小沢氏17% 朝日新聞世論調査
朝日新聞社が4、5の両日実施した民主党代表選に関する全国世論調査(電 話)によると、菅直人首相と小沢一郎前幹事長のどちらが首相にふさわしいかで、 菅氏を挙げた人は65%と、小沢氏の17%を大きく上回った。小沢氏の今回の立候補に「納得できない」が7割以上に達しており、支持が広がらない背景になっているようだ。
どちらが首相にふさわしいかの菅氏と小沢氏の割合は、性別や年代による違いがあまりなく、菅氏が広く支持されている。 民主支持層では73%対20%と全体よりさらに差が広がる。代表選の投票権を持つのは党の国会議員、地方議員、党員・サポーターだけだが、こうした民意が 投票にどのように影響するか注目される。
小沢氏の出馬に納得できるかどうかの質問は、今年6月に同氏が自らの政治資金問題で幹事長を辞任したことを紹介したうえで尋ねた。「納得できる」18% に対し、「納得できない」は75%と圧倒。「政治とカネ」の問題に絡む不信感の強さがうかがえる。
昨年の衆院選マニフェストに対する両氏の姿勢の違いについて、どちらを支持するかを尋ねると、「実現困難な場合は修正する」とする菅氏への支持が 63%、「約束したことは実行する」との立場の小沢氏を支持するのは24%だった。公約順守を強調する小沢氏の姿勢は、有権者にはあまり受け入れられてい ない。
個別の政策や資質などの面で、どちらが期待できるかを5項目聞いた。  「官僚に頼った政治を改める」では菅氏56%、小沢氏23%、「政治の進め方の面」では菅氏50%、小沢氏29%と、菅氏が大きくリード。「景気・雇用 対策」で菅氏44%、小沢氏34%、「米軍普天間飛行場の移設問題」で菅氏37%、小沢氏30%と、この二つでも菅氏が上回った。

『唯一、小沢氏が菅氏を上回ったのは「実行力の面」で、菅氏34%に対し小沢氏が49%だった。  これらの質問で菅氏の方が期待できると答えた人は、8~9割が菅氏の方が首相にふさわしいと答えている。一方、これらで小沢氏の方が期待できるとした人では、首相に小沢氏がふさわしいとの答えが3~4割台にとどまる。  菅内閣の支持率は49%(前回8月7、8日調査では37%)、不支持率は30%(同43%)と、支持が大きく伸びて支持不支持が逆転した。』

首相は菅氏」65%、小沢氏17% 民主支持層では73%対20%と全体よりさらに差が広がる。
記事に出てくる数字から計算してもこんな数字にならないと思われるのだが?

もし世論調査どおりなら
立会演説会で小沢下ろしが起こってもおかしくない。
「小沢、引っ込め~!」とかのヤジが、たくさん発せられるはず。
じゃないカナ?

皆さんいかがでしょう?


民主党代表選の争点は「政策」ではなく「決断力と実行力」

暑い!9月になってもこの暑さだ。なんとかして欲しい。
昨日も、朝、畑の草取りをしていたが、途中でギブアップした。

皆様、暑中見舞い申し上げます。

一昨日の東京新宿、昨日の大阪梅田の代表選の街頭演説会は盛り上がったようだ。
動画で見たが、小沢コールは凄かった。誰もが新聞の世論調査って?と思ったに違いない。

実は私は、民主党支持者でも自民党支持者でもない。
政治家小沢一郎支持者である。多分私のような人が全国にはたくさんおられると思う。(昨年の西松建設事件以降のにわか支持者であるが)
街頭演説会に来た人達は「生」の小沢一郎に「本物の政治家」の匂いを感じたのではないだろうか。

私は、代表選でどちらが勝利するかより、この機会に「人間小沢一郎」「政治家小沢一郎」をより多くの人に知ってもらえることに喜びを感じる。(もちろん本音では小沢氏の勝利を望んでいる)
マスコミや野党、同僚の議員からも叩かれ誹謗中傷されながらも人の批判をせず、自分の考えを堂々と述べ、国民に自立を求める。こんな政治家は他に見当たらない。

さて本題に戻ろう。
今回の代表選はマスコミの言うような「政策論争」をする選挙ではない。党の政策は決まっているわけであるから(基本は2009マニュフェスト)、本来はその政策の「実行力」を問うものでなければならない。
どちらが実行力があるのか?
政治とは政策が実行されて初めて真価が問われるものでならなければならないと考えている。

マスコミが関心のある選挙後の民主党であるが、菅首相が勝った場合は逆に大変なことになると思われる。
その理由をいくつか上げてみよう。
①菅首相が連合や党内からの「挙党一致」の声を最終的に無視した形になった事の影響。
②「正々堂々」と口で言いながら、小沢批判を繰り広げた後遺症。
③選挙後の挙党一致を約束している手前、党内や支援団体の納得が得られるような人事が行えるかどうかで、信頼を失いかねない。
④今回の代表選は熾烈な戦いとなった。今回の戦いは民主党内だけではなく、支援団体や地方議員・サポーターを2分する戦いである。選挙後、党内だけでなく、これらの人達も含めた対応を迫られる。一つ間違えば、多くの支持者を失うことになる。
⑤国会が始まれば、小沢氏の「政治と金」ではなく「仙谷、蓮舫、荒井、菅」氏の政治資金問題が優先して取り上げられることは間違いない。場合によっては、大臣の辞任という事態も考えられる。その場合、任命責任を問われることは間違いない。
特に、今まで「クリーン」を売り物にしてきただけに、影響は大きい。国会運営が行き詰まる可能性は大きい。
⑥参議院選挙惨敗の責任があやふやのままになっている。当然、代表選後この問題は改めて党内で論議が起こるであろう。
⑦反小沢陣営には、人材がいない。大幅な党執行部人事の入れ替えや内閣改造が出来るかが大きな焦点になる。(小沢支持グループは場合によっては人事を拒否する可能性もある)
⑧参議院が過半数割れで且つ衆議院での3分の2の議席がない状況で、果たして国会運営が可能なのか。
⑨今回の選挙で改めて「小沢一郎」氏の存在感の大きさと、政治家としての器の大きさが浮き彫りになった。小沢一郎氏をどう処遇するかは最大の課題となる。
⑩経済が非常に厳しい中、経済対策を誤ると国民の支持が得られなくなる。当然マスコミも叩くであろうから支持率の大幅な低下は避けられない。

他にもいろいろあるが、とりあえず思いつくだけでもこれだけある。

反小沢グループの面々の根本にあるのは「政治家小沢一郎」に対する「嫉妬」である。
彼らの目的はただひとつ「政治家小沢一郎個人の排除」である。
こんな人達が行う政治に対し、失望と不信を抱くのは私だけであろうか。

2010年9月4日土曜日

小沢一郎氏の物事の本質を見抜く力の凄さ!

昨日のスーパーモーニングは久々の見ごたえある番組だった。
最早、政策で小沢氏とまともに論戦出来る議員は国会内にもほとんどいないであろう。
政治理念がいかに大切かがよくわかる。
政策は政治理念を基に語られるべきものであり、それをいかにわかりやすく国民に伝えられるかも政治家としての力量である。その点においても小沢氏の話は、私のような一般市民にも本当に分かりやすい。
小沢一郎氏は、政治家という枠を超えた政治哲学者の域に達しているのかもしれない。
テレビを見た国民の人達も改めて小沢一郎氏の凄さを実感したのではないか。

今回の代表選は民主党議員の力量を問われる選挙でもある。人間の好き嫌いではなく、「国民生活第一」の政治を進める党の代表と日本の政治を引っ張っていく首相を選ぶ選挙でもある。くれぐれも「好き嫌い」で選ばないで欲しい。それが国民の願いでもある。

よる9時からNHKの番組にも小沢氏は出演した。2日前には菅首相も出演していたが、較べるのが恥ずかしいくらいである。
そもそも国営放送でありながら、それとなく小沢批判を繰り返していた経緯もあり、注目をしていたが、質問の内容が在り来りで且つ内容の無いものであり、小沢氏も少し切れかかっていた。
おそらく小沢氏の発言の内容さえすぐに理解できなかったのであろう。(キャスターは迫力に押され油汗を顔にかいていた。政治部記者は顔がこわばっていた。)
この中で小沢氏の凄さを感じた発言がある。
ひも付き補助金の一括交付金化について、仙谷官房長官が反対している首長もいると発言したことについてキャスターが振ると「お金も権限も上げる」といっているのに、反対すると言うことは「組長に自信がない」と言うことでショ。「自信がなければ首長をヤメればいい」と発言した。
実はこれこそが地方分権(地方主権)の一番の本質部分なのである。

小沢一郎氏の凄さは、物事の本質の核心を「一言」で表現できる点にもある。
また菅内閣が言っている平成20年までにプライマリーバランスをトントンにするという話に対しても「それは今のシステムや現状を基にしたものでしょ。」と軽くいなし、「システムや、組織そのものを変えていかなければ意味が無い」という趣旨の発言をした。
おそらく、多くの人が「目から鱗が落ちた」のではないか。政治家も評論家も常に現状の数字とシステムを基に発言している。もしシステムが変ったとすれば、根本的に出てくる数字も代わる可能性がある。
「事業仕分け」も今あるものの中から「重箱の隅」をツツクことで財源を見つけようとしている。
そんなことで出てくる金はしれている。行政システム、政治システム、官僚システム、地方自治システムを根本から変えていくぐらいのことをやらなければ大きく日本を変えていく事はできない。「小沢改革」とはこのことを言うのである。

ほとんどの政治家が今までの概念に囚われている中で、それを打ち破ろうとする小沢氏は「異端の政治家」かもしれない。しかしそれが政治家「小沢一郎」であり「小沢一郎」の魅力である。そしてそれを実行できる可能性を持つ政治家は小沢一郎しかいない。それが日本の政治の現状である。
一度「小沢一郎に任せてみたい」そう思う国民は私ひとりだろうか・・・。

2010年9月2日木曜日

どちらが首相?伸子婦人があいさつ回り

急に公務が忙しくなった(この前までは暇そうだった)菅総理に代わって伸子婦人があいさつ回り。
こんなのアリなの?
確かに頼りない菅総理より伸子婦人の方が政治センスはありそうである。
いい悪いは別にして情け過ぎないか菅首相様!
でしゃばり過ぎではないですか伸子婦人・・・。

昨日の共同記者会見をネットで見たが・・・・。
こんな品性のない現首相に日本を任せていいのか・・・・。絶句

小沢さんはやはり器が違いますね。

党員サポーターの本音
表向き・・・「首相をコロコロ変えるのはいかがなものか」「政治と金の問題がはっきりしないとね」

本音・・・「一度は小沢さんに首相をやらせてみたい。」「小沢首相を見てみたい。」

多分、上記のように思っている党員・サポーターが多いと思うよ。
中々、皆がいる前では、本音は言えないよネ。

2010年9月1日水曜日

小沢氏は20年前に「ねじれ国会」に対応していた!

下記のブログを読んでいただければ小沢氏の実力の一端を知ることができる。

「ねじれ」にお気楽な人たち

今のねじれにどう対応したらいいのか小沢氏の頭の中では、もう解決しているのかもしれない。
現執行部には、小沢さんの力をかりるという発想はないのか?

達増岩手県知事の正論

岩手県の達増知事が会見で正論を述べられています。
この中でも特に注目すべき点として下記が挙げられます。

会見内容

「内閣の一員は内閣を構成している法務省の検察当局が起訴しないと言っていることについて、起訴の可能性があるとか言ってはいけないと思います。内閣として 一体となって白ということにしているのだから、そこで黒ではないかみたいなことを言い出すのは、内閣をぐじゃぐじゃにすることになると思います。内閣というのは、最強の権力機関なわけですから、その一員としてやはり言動には気を付けてもらわないと困ると思います。」
まさしく正論です。

一議員としての発言ならまだしも、大臣としての立場上からは内閣を構成する法務省管轄下の検察が2度に渡り不起訴とした案件に対し、それを否定するかのような発言をすること自体に大きな矛盾と問題があります。 

話はそれますが次の話題に・・・。

オイオイ大丈夫か枝野くん?
枝野幹事長が会見で「党を割るような人が代表選にでてもいいのか」などとほざいたようだ。
小沢さんは一度も党を割るなどと発言していませんよ。
オイオイあんた幹事長でしょう。本来なら菅支持グループと小沢支持グループの間に立ち分裂しないよう双方の間に入り調整する立場でないの?
それも鳩山前総理が党内の議員や連合などから依頼され仲介の労をしている最中にである。
本来、あなたがやらなければならない仕事でしょ。幹事長という立場を考えれば、自分の支持する議員がいたとしても立場上は中立でなければ党内はまとめていけませんよ。情けない・・・。

もう一点、党の選挙に関する極秘経理資料が流出した件について、調査をする立場ではないのですか。重大な問題ですよ。これに関してもあなたは党の責任者として党員に説明する責任があります。
あなた達がよく使う「説明責任」がありますよ。
Template Design: © 2007 Envy Inc.