2012年10月31日水曜日

次期選挙:自民党の弱点・・・落選組が多い

これは弱点となるか強みとなるか意見の分かれるところだろうが、次の衆議院選挙に立候補する自民党の候補の中には前回の選挙で落選した候補者が多いことが挙げられる。
私は、弱点になるのではないかと思っている。
多くの有権者は「既存の政治を変えて欲しい」と思っている。そういう意味では、フレッシュな新人候補や女性候補に人気が集まる可能性が高いと考えている。
とにかく現状の民主党や自民党、公明党による
「談合政治」や国民の声が反映されない「一方通行政治」に対し国民の不満が鬱積しているからだ。
既存の政党や政治家に対する不満の一つが
「反省しない政治」である。反省があって、始めて進歩がある。しかし現状の民主党や自民党からは「反省する姿勢」「反省の言葉」もない。
これらの
「反省しない政治」「期待できない政治」に対する批判票をどの政党が取り込めるのかが、次期選挙の最大のポイントだろう。
最近、よく聞かれる「第三局」というのは、本来、上記の「不満や批判の受け皿となりえる政治勢力」のことを表したものでなければならないはずだ。

上記の視点から少し政党の分析をしてみたい。
①民主党・・・反省しない。言い訳ばかり。口先ばかりで心から反省する姿勢が少しも見えない。
以上から国民の期待に応えられない。
②自民党・・・過去の自民党政治に対する反省の姿勢も反省の言葉も聞こえてこない。相手の批判に終始している。確固たる信念と明確な党としての方針や政策が見えてこない。党内改革を進めているようには見えない。過去のしがらみから離れられていない。現状の政治を変えようと言う意欲が感じられない。
以上から国民の期待に応えられるとは言いにくい。
③みんなの党・・・上記2党よりは、変革しようという姿勢が感じられる。政策面ではそれなりに評価できる部分もある。多少、新鮮さを感じられる部分もある。しかし、口で言うほどの実力があるとは思われない。都市型政党であり、政策に偏りがある。
「日本維新の会」と支持層が被る可能性が高く、これは選挙においてマイナス要因となる。

一部においては期待できるというところか・・・。
④日本維新の会・・・未知数。実態がよくつかめない部分がある。橋下氏と松井氏のワンマン政党。政策に極度の偏りがある。思いつきでの発言が多い。都市型政党であり、地方では受け入れられにくい要素が多い。政党としての実力は?。口でいう成果と実際の成果に大きな隔たりがある。批判することで人気を集めるというマスメディア重視のタレント型政治家の受け皿政党。
ということで、国民の期待に応えられるだけの実力はないし、発言にブレが多く、地域政党と国政政党の二つを持つということの矛盾がいずれ表面化するだろう。橋下氏の人気に頼る部分が大きく、逆に橋下氏が信用をなくしたら「一巻の終わり」になる可能性もある。
期待できるかどうかも判断しにくいのが現状だ。

⑤石原新党(仮称)・・・評価に値しない。「立ち上がれ日本」が母体となった時点で終わっている。新鮮味なし。石原氏の人気だけが頼りの政党。問題発言多し。橋下氏同様、批判することで人気を集めるというマスメディア重視の批評家型政治家。政治家としての実力?
既存政党と同じように既存の枠組みからは脱却できないだろう。

以上から国民の期待に応えられるとは言いにくい。
以上5党について簡単に私なりに分析してみた。

「既存政党(主に民主党)に対する批判をすることで人気をとる。」というだけでは、最早、国民の支持を得られる時代では無くなっている。「国民の不満や批判の声を聞き、これからどうするのかを明確に指し示す。」ことができる政党でなくては国民の支持を得られないだろう。
地上波のテレビや新聞が流す情報しか入手できない時代なら、それでも通用するかもしれないが、インターネットが情報収集の主流になりつつある現在では、国民を口先だけで騙すことは無理になりつつある。
真に実力のある政党、政治家。国民の声を聞き、国民の生活を第一に考える政党、政治家。日本の将来を真摯に考え行動する政党、政治家。
こういう政党、政治家を選ぶことができるのか?

日本国民の選択眼が試される時が来ているように思えてならない。

2012年10月30日火曜日

野田首相は『明日への責任』を連呼・・・野田首相に明日はない!

野田首相所信表明演説で『明日への責任』を連呼したそうだがその野田首相明日あるのか

ということだがほぼ野田首相の命運は尽きたという見方が大勢だろう
石原記者会見から数日たった段階でほぼ先が見えた感じである
石原氏の思惑透けて見え始めた時点で命運は尽きた見た方がいいだろう石原一族為の新党では広がりは期待できない
日本維新の会先が見え始めている大阪維新の会府議団を日本維新の会応援に駆り出したり大阪市長松井大阪知事市政府政オッポリだして国政進出に奔走していることに対し批判湧きおこるのも時間の問題だろう
そもそも国政進出するなら市長府知事辞任してからスタートすべきだろう市政府政片手間やっている言われても反論できないように思うのだが・・・。その点においては石原東京都知事方が筋が通っている

民主党は空中分解し始めている
①単独で党の再構築を模索するグループ。
②自民党、公明党との連携模索するグル
との連携模索するグループ
どうでもいいや半ばあきらめているグループ
大まかに言うと上記のように分類できるのではないだろうか
どちらにしても選挙後、単独で過半数を確保するのは絶望的なので政権に残ろうとするならば②乃至③の選択肢から選ぶことにならざるを得ない。
問題は選挙でどれくらいの議席が確保できるかであり、今の現状では軒並み落選することになりかねない。(というか、なるだろう!)
つまり、民主党が生き残る為の道は限られているということである。

マスコミの「国民の生活が第一」隠しは徹底しているようだが、裏返して見れば、それだけ「国民の生活が第一」に脅威を感じているということである。
今の現状から推測するに、いずれ「日本維新の会」も「減税日本」も小沢さんにすり寄る形にならざるを得ないような気がする。
石原氏は基本的には自民党の人間だ。息子も自民党にいる。いずれは自民党と組む算段だろう。
そんな石原氏と組めば「日本維新の会」も「減税日本」も、そのお仲間だと見られるだろう。
また、政策的にも石原氏は自民党の政策に近い。「日本維新の会」や「減税日本」とは政策に大きな隔たりがある。選挙の為の野合と批判される可能性もでてくるだろう。
ただし、小沢さんから彼らにすり寄ることは絶対にないだろう。

寧ろ、これから注視すべきは民主党が小沢さんにすり寄ってくる可能性があることだろう。
民主党が生き残る為のポイントは、そこにあるのかもしれない。

どちらにしても、「人間の好き嫌い」で「組む組まない」と言っているような人たちが本当の意味での連携ができるはずがない。

マスコミの意図的な「国民の生活が第一隠し」も、やり過ぎると逆効果になる。
隠そうとすればするほど、疑問に感じる国民が増えていく。
「何故マスコミは隠そうとするのか?」
逆にこれが「国民の生活が第一」に対する関心を喚起することにつながる。
その傾向は、すでに見え始めている。そろそろマスコミも気が付きそうなものだが・・・。


2012年10月29日月曜日

主役のいない第3極報道・・・そんなに小沢さんが怖いのか?

昨日久しぶり朝の報道番組を見た。(フジテレビの番組)
と呼ばれる政党キーマン呼び民主自民対決させるという企画なんだろうが国民の生活第一出ていない
できてもいない石原新党話題の中心であった
つまりこのテレビ局においては国民の生活が第一呼ばれる政党含まれないようだ

このテレビ局では何としても
石原新党維新みんなの党
という構図に持っていきたいようだ
そして呼ばれる政党を分断させ
「石原新党+維新+みんなの党」VS小沢
という構図したいようだ
つまりこういう構図持ち込むこと分断し自民党有利にしたいという思惑あるように思えてならないというか何としても小沢さんを政局の中心から追い出したいというのが本音なのかもしれない
「そんなに小沢さんが怖いのか?」
マスコミの「小沢恐怖症」は、かなり重度のようだ。

しかし、この番組を見て違和感を覚えた視聴者も多いのではないだろうか?
党名も基本政策も候補者も決まっていない石原新党と、同様に候補者を選定段階の「日本維新の会」と新党乱立で存在感の薄れた「みんなの党」が、現実的に組むことができるるのかという疑問が拭いきれないからだ。
どの党も代表が非常にアクのある個性の強い人ばかりだ。お互いに主導権争いを始めるであろうことは、目に見えている。

具体的に説明すると3党が組みメリットがあるかどうかがポイントだろう。
1+1+1>3
であればメリットがあると言うことになるが、実は上記3党の場合には
1+1+1<3
になるリスクも抱えていることを理解する必要がある。
「石原新党」も「日本維新の会」も、石原氏や橋下氏の人気だけが頼りの政党だ。彼らに大きなスキャンダルでも発覚すれば、一気に人気が下降する可能性がある。
そうなれば、一緒に組む政党にも大きな影響を与える。
又、この2党は現状ではイメージだけで成り立っている政党だ。そこに大きな危うさを感じる有権者も多いと思う。

この報道番組を見ていて感じたことの一つが、各政党の議員の口から出てくる言葉が、以前より小沢さんが言い続けてきたことと殆ど同じだったことである。今更という気持ちはあるが、それは小沢さんの主張の正しさを証明するものでもある。
あれほど小沢さんを批判していた人たちが、今になって小沢さんの主張を、あたかも自分たちの主張のように発言する様を見ていると、情けないやら腹が立つやら・・・。
安住氏の顔を見たくないと思う今日この頃である。


2012年10月26日金曜日

民主党内の勢力争い勃発・・・やるなら早くやれ!

昨日から体調不良気分がすぐれない
石原新党話題ゲロ吐きそうなった実際朝から何回ゲロ吐いた・・・。
こんな党はではないだろう
石原慎太郎立ち上がれ日本数人の国会議員
という年寄り集まった自民党の分派言えそうな政党である
そもそも日本維新の会支持率下がったことで自分が新党を立ち上げれば主導権握れるのではないかという思惑見え隠れする
時々感じるのは石原慎太郎氏自分には人気がある自惚れているのではないかということだ
石原慎太郎氏はそんなに国民に人気あるのだろうか
そして新党立ち上げた場合どれくらいの票を集める力があるのだろうか
また、新党を立ち上げ候補者を擁立した場合、他のどの党の票を食うのだろう?

以上について少しコメントしてみたい。

石原慎太郎氏はそんなに国民に人気あるのだろうかそんなに人気があるとは思えない。一部の保守層には支持者が多いかもしれないが、有権者も人気で投票する時代ではないと思う。
新党立ち上げた場合どれくらいの票を集める力があるのだろうか
東京では、それなりの票を集めるかもしれないが、地方では無理だろう。
新党を立ち上げ候補者を擁立した場合、他のどの党の票を食うのだろう?
自民党だと思う。

そもそも、アクが強く自己顕示欲の強い人物である。「日本維新の会」と上手く連携できるかどうかも怪しい。多分、途中で喧嘩になる可能性の方が高いと思う。
政策的には、自民党に近いので、選挙で支持層が重なるのは自民党であろう。
どれだけ、若いフレッシュな候補が揃えられるかがポイントだろうが、それも余り期待できそうにない。
ある意味、既成政党以上に既成政党らしい政党といえる。
自民党に息子がいる現状の中、どのように自民党と付き合うつもりなのだろう。
選挙で自民党の票を食ってくれれば、それなりの役割を果たすことになるだろう。
そうなることを期待したい。


2012年10月24日水曜日

民主党のお家芸「仲間割れ」・・・予想通りと言うか~。

前から何度も書いているが、民主党内で仲間割れが起き始めているようだ。
前原氏が自民党に同調するような発言を続けている。
同じように仙谷氏も野田首相の任命責任を問う発言をしたようで、前原グループは野田氏を見限ったようだ。当然、この先には自民党との連立を見据えているのだろう。


しかし、毎度のことながら彼らの見通しは短絡的で甘いと言うしかない。
そもそも、選挙の結果次第では前原グループ自体が、存続できない結果になる可能性もある。
また、現状の民主党内で「仲間割れ」を起こした場合、マイナスになることはあれどプラスになることは何もないだろう。寧ろ党内からの反発を招くだけだと思うのだが・・・。
もう一点が自民党側からの視点だ。選挙区で争う相手と、今から連立の話などできないだろう。
連立などという話は、選挙が終わって結果が出てからする話だ。(選挙協力をするというなら別だが、それはあり得ない話だ。)

しかし、政局は単純に推し量れるものではない。解散でなく総辞職を選ぶという選択肢も野田首相にはある。
現民主党の執行部は、自民党や他の野党の候補者を兵糧攻めにしようと考えている。少しでも選挙を先延ばしにし、自民党や他の野党の選挙資金が枯渇するのを狙っている。
豊富な選挙資金(小沢さんのお陰なのだが)を使い有利に戦おうとしているのだが、如何せん選挙における金の使い方を知らないのが現民主党だ。
もう一点が、ネットの影響力だ。2009年の選挙以降、政治においてもネットの影響力は格段に大きくなっている。選挙においても同様だ。
ネットが「草の根運動」の役割を果たす時代に突入している。

自公は「野田首相は信用できない」と言っているが、前原氏や仙谷氏なら信用できるのか?
彼らと連携するようでは自民党も終わりだろう。

「民主党もダメ、自公もダメ、維新もダメ。ではどの党に投票したらいいのだろう。」と言う声は日増しに強くなっている。
マスコミが「国民の生活が第一」を表に出さないよう画策しているようだが、小沢さんは、その間に確実に候補者を選び地方組織を立ち上げ、そして政策の深化を進めている。他の地域政党などと違う点は、小沢さんは組織の作り方、選挙の戦い方を知り尽くしている点にある。そして、それを確実に実行していく点にある。それを一般的には実力という。
こうして見ていると、如何に小沢さんが実力のある政治家で有るかを改めて感じさせられる。

2012年10月22日月曜日

中小野党連合ができた場合の支持率は?・・・マスコミは書きたくない?

マスコミの世論調査野田政権支持率最低記録したそうだ
民主党の支持率も一桁限りなく近付いている

最近よく感じることの一つが国民期待が高い政策支持政党支持率が一致しないことだ
これはマスコミによる意図的な誘導影響ろう本来なら下記のようにならないとおかしいのではないだろうか
原発・・・脱原発掲げる政党支持率が高い。 原発維持掲げ政党支持率低い
消費税・・・消費税増税反対政党⇒支持率が高い消費増税賛成政党支持率低い
今のマスコミ世論調査では支持する政策支持する政党完全に切り離して支持率とっている
本来なら
原発消費税増税反対」etcげる○○
原発維持消費税増税賛成」etc掲げる
説明したうえで
支持する政党お答えください
すべきだろう

もう一点世論調査に対する不満付け加えるならば
中小野党が「脱原発」「消費税増税反対」掲げ連携した場合を想定中小野党連合
選挙における投票先選択肢加え貰いたいものである
以上のこと実施してもらうだけで支持率や投票かなりの変動出るものと思われるのだが・・・。

「政党+その政党が掲げる政策」をセットで提示し指し示すことは、マスコミの使命でもあるように思う。これを自分たちに都合のいいようにその時々で「切り貼り」して情報提供しているので、情報に一貫性がなくなっている。一貫性が無いのはマスコミだけではないようで、民主党の閣僚や幹部も一貫性の無い発言に終始しているようだ。
野田首相の「近いうち発言」の「近いうち」が年内なのか?そうでなく来年なのか?
こんな事ばかり取材しているマスコミもマスコミだが、その発言によって政治が停滞してしまったことの責任は誰が取るのだろう。
また、それに振り回されている自民・公明も情けないとしか言いようがない。
少なくても両党が民主党を解散に追い込めるチャンスは、過去に何度かあったように思える。
そのチャンスも生かせず、自分たちだけでは無理な状況をつくりだしたのも自公である。(3党合意)
今や両党は小沢さんの力を借りないと解散に追い込めない状況にある。
そして安倍新総裁がいつ腹が痛くなるのかも心配の種である。

2012年10月19日金曜日

政策論議のない今の政界・・・民主・自民のスキャンダル合戦

安倍自民党総裁夫婦不仲外国人献金、政治家と暴力団幹部との繋がりetc。
このところの週刊誌は民主党自民党の官僚や幹部のスキャンダル埋め尽くされている各政党の政策を伝える記事は、皆無に等しい。
一方、政界の現場では、一向に政策論議行われていない状況が続いている
解散するのかしないのか問責決議出すとか近いうちとはいつなのかとか政策とは関係のない話題で盛り上がっている
もっと真面目に政策論議やれよ!
多くの国民がそう感じているに違いない
その点小沢さん率いる国民の生活が第一政策立案に力をいれている政党らしい政党表現はおかしいが・・・ 「国民の生活が第一」だけのよう思える

政党の目的は政策の実現であるべきはずだ
現在の状況は
民主党解散を引き延ばすのが目的
自民党公明党早く解散させるのが目的
その駆け引き多くの時間が使われている
そこに閣僚などのスキャンダル噴出てきたため政策論議できるような状況ではなくなりつつある

いつも思うのだが政治家関するこれらのスキャンダル下ネタなど出てくるタイミング実に絶妙なのである
大臣に就任するやいなやあたかも事前に調べて有ったかのように絶妙なタイミングで記事が出てくる
前から分かっていたのならもっと早く出せよ
つい突っ込みたくなる

邪推と言われればそれまでだが、マスコミの天敵である小沢さんに関するネタが枯渇してきたことも影響しているのかも知れない。
東京地検特捜部による数年越しの調査で、小沢さんの政治資金や個人資産に問題がないことが証明された現在では、小沢さんは「政界で一番、問題がない政治家」と言ってもいい。
一方の小沢さんを「政治と金」で批判してきた民主党の一部の議員や自民党の議員たちから「外国人献金」や「暴力団との黒い繋がり」などが噴出しているのは、皮肉としか言いようがない。
特に「外国人献金問題」における「返せば問題が無いだろう」という姿勢には、大きな違和感を覚える。
少なくとも、罰金と1年間の役職停止処分くらいを課すべきだろう。「他人には厳しく、自分には甘い」と批判されても当然だろう。

沖縄の海兵隊員による婦女暴行事件の日本政府の対応にも不満が募るばかりだ。この問題は一沖縄県における事件と捉えるべきではなく米海兵隊及び在日米軍全体の問題と捉えるべきだ。特に米海兵隊内においては、海兵隊内部での事件が多発している現状がある。
普天間の海外移転を進めることが問題の改善に繋がり、ひいてはオスプレイ配置の問題にも繋がることを国民は理解すべきだろう。

2012年10月18日木曜日

「民主党は立ち直るので、見捨てないでください」・・・とっくに見捨てました!

今や国民の大半が『民主党はおかしいよね。』と思っている。
今や民主党が間違った方向に進んでいる。
そして多くの国民は、とっくの昔に民主党を見捨てている。
民主党が立ち直れると本気で思っている国民は皆無に近いだろう。
ということで、民主党の議員さんたちはホントにオメデタイ・・・。

民主県連:「3年半前に戻すな」枝野経産相が訴え−−支持者らの集い /埼玉

毎日新聞 2012年10月16日 地方版
 民主党県連は15日、衆院の解散・総選挙や来夏の参院選に向け、支持者らを集めた「政経文化の集い」をさいたま市浦和区で開いた。枝野幸男経済産業相(衆院埼玉5区)は政権奪還を狙う自民党を念頭に「3年半前にみんなが『おかしいよね』と思っていた間違った方向に、この国の針路を戻すことだけは避けなければならない」と呼び掛けた。
 県連の武正公一代表(衆院埼玉1区)はあいさつの中で、副財務相就任を理由に山根隆治参院議員に県連代表を交代する考えを明らかにした。20日の県連常任幹事会で提案する。また、講演に立った党本部の渡部恒三最高顧問は「民主党は立ち直るので、見捨てないでください」と支持を訴えた。【木村健二】
そもそも「見捨てないでください。」と泣きが入っている時点で民主党は終わっている。
一回生議員に一人300万円をばら撒いたらしいが、「そんな金があるなら福島の被災者に寄付しろ!」と思いたくなる。
安住氏の考えそうなことだが、金さえ配ればなんとかなると考えている時点で終わっている。
「国民の生活が第一」の議員の選挙区に一生懸命、対抗馬を立てようと安住氏が頑張っているようだが、自から進んで立候補する候補者は殆どいないだろう。
選挙の投票行動の一つに同情票というのがある。これが思いの他、勝敗を決するポイントになる場合がある。
次期選挙でいえば、刺客を立てられた「国民の生活が第一」の議員に同情票が集まる可能性がある。そして刺客を立てた側を支援する人たちは、非常にやりにくい選挙を戦わなければならない。離党した「国民の生活が第一」の議員の選挙区の空白が埋まりにくい理由の一つがこの点にあるように思われる。
民主党の一回生議員が浮足立っている原因は他にもある。小沢さんが自分の選挙区に対抗馬を立ててくるのではないかという不安だ。特に地元活動を疎かにしてきた議員ほど、その不安は大きいだろう。当然、小沢さんは、そういう選挙区に焦点を当てて対抗馬を擁立してくるだろう。
自分の選挙区の情勢を知り尽くした小沢さんを相手に選挙を戦かわなければならない恐怖に心が慄いているに違いない。
これらの議員にとっては「国民の生活が第一」が2次、3次の候補者を発表するまでオチオチ寝れない状況が続くだろう。
前から言っているように、次回の選挙は民主党議員の選挙区が「草刈り場」になる可能性が高い。刈った草を多く持ち帰るのは、どの党か?
やはり、浮動票の動向と投票率、そして死票を如何に減らすかが最大のポイントになるだろう。
ということで、どちらにしても民主党の候補は票を減らすことはあっても増やすことはできないだろう。




2012年10月17日水曜日

地方選挙の動向と国政選挙の関係・・・有権者は自分たちの生活優先(生活が第一)

大阪府の首長選で自民公明民主維新相乗りの現職2町長を、生活党推しの新人が破ったそうだ

大変いい傾向だが、この傾向は国政選挙にも反映される可能性が大きい。「よく地方選挙と国政選挙は違う。」という意見を聞くが、これはケースバイケースで考えるべきことだ。
上記の選挙を参考に少し分析してみよう。
①「維新の会」の名前だけで選挙が勝てる状況では無くなったこと。

②やはり勝敗を決める最大の要素は無党派層の動きであること。
③組織票の動きが鈍くなっていること。
自民公明民主維新が推薦したことがマイナスに働いていること。
⑤有権者が身近な問題に直結する課題を選挙における選択の優先項目と考えはじめていること。
以上のような点が、結果から推測される。
つまり、外交、防衛などの政策よりも身近な生活に直結する政策課題を選挙の焦点と捉え始めているということである。
それほど、国民の生活が厳しくなってきていることの表れでもある。

上記の結果は、「維新の会」や自民党、公明党にとって非常に深刻な問題となるだろう。
つまり、選挙協力の在り方に影響を与える可能性がある。
例を挙げて説明すると

①大阪で選挙協力を組む公明党にとって「維新の会」の人気が衰えたことや、「維新の会」に対する反発が広がることは自党の候補者にとってマイナスの影響を与えかねないということだ。
②「維新の会」にとっても 自民公明民主と相乗りすることは、既存政党と組んだと見られマイナス効果の方が大きいと考えられる。
自民公明民主維新が「同じ穴のムジナ」と見られているのではないかと言う懸念。

特に③は今後の国政選挙に大きな影響を与える要素だ。
最初に書いたように
地方選挙と国政選挙は確かに違うかもしれないが、地方選挙の動向が国政選挙に影響しないという根拠もない。

むしろ、選挙の争点が身近な政策課題になればなるほど、地方選挙の傾向が国政選挙にも影響すると考えた方が妥当だろう。

これらの動向は一部の政党においては、国政レベルでも動きが出始めている。

例えば公明党は消費税の軽減税率導入を唱え始めている。支持者からの強い圧力があるものと考えられる。
「増税」「原発」「TPP」「景気」「雇用」「年金」「福祉」これらは生活と密着した課題だ。
これらに対し明確な政策と指針を示せない政党は、選挙での選択肢から外される可能性がある。

維新の会の橋下氏のカリスマ性が架空のもので有ることが明らかになるつつある現在、「上から目線」で見下した態度を取っていたことが大きな反発を招く結果になりつつあることを橋下氏や松井氏は自覚する必要があるだろう。



2012年10月16日火曜日

輿石幹事長は何を考えているのか?・・・「あの頃はよかったな~」by輿石

民主党の輿石幹事長が小沢さんに協力を求める発言を繰り返しているようだ。
「今更・・・」というのが小沢さんたちや多くの支持者の思いだろう。
離党時の経緯や、その後の民主党の対応を考えれば、おいそれと「協力しましょう」とは言えないことは誰の目にも明らかだ。
小沢さんは、離党前に何度も輿石氏と話し合いを持っている。協議の中で分党に近い離党を求めていた可能性もある。もし、あの時、野田首相や輿石氏が別の対応をしていれば・・・。
その場合には、協力という道も考えられたのかもしれない。
しかし、その後の民主党の対応は醜いものであった。
今頃になって協力を求める輿石氏に対し「輿さんも何を考えているのか」と小沢さんが思うのは当然のことだろう。

ただ、輿石氏としてみれば「頼れるのは小沢さんんしかいない。」という心境なのだろう。
政権交代前後の小沢さんとの蜜月時代のことが思い出されるのだろう。
「あの頃は、よかったな~」というのが輿石氏の胸の内ではないのか・・・。
つまり、野田首相を始めとして、民主党内には輿石氏が頼れる政治家がいないということの表れでもある。もともと輿石氏は「調整型タイプの政治家」であり、攻撃的な国会運営も選挙も仕切れる力があるわけではない。
信頼しあえる政治家が民主党内にいないことの証明でもある。

ということで、民主党の進路は「視界不良」に陥っている。
最近、野田首相の目が腐ってきている。泥の中に潜ってばかりで、泥の外に出るのを怖がっているので目もおかしくなってきたのだろう。
おまけに、政権を支えなければいけない閣僚達の中には前原氏のように、スタンドプレーに走り出した議員もでてきた。
民主党の体質なのかもしれないが、民主党が窮地に追い込まれると自分のことだけを考えてスタンドプレーに走りだす議員が多い。そういう議員が政権内部や党執行部に多くいる中で「挙党一致」や「党内融和」を訴えても何の意味も持たないだろう。
民主党の現状を招いた原因は、そういう議員たちが党を牛耳る体制になったからではないのか?
人事を弄った程度で党の再生ができるほど簡単な状況ではないはずだ。
小沢さんに協力を求めるなら、その前に党でやることがあるだろう。
と思うのは私だけであろうか・・・。

2012年10月12日金曜日

民主、政権公約作り「収拾つかなくなる」懸念も・・・懸念ではなく、収拾がつかないだろう!

間違いなく収拾がつかないし、まともな政権公約は作れないだろう。
下記記事の中にあるように
「党員・サポーターや国民の意見を聞く場を設けるなどの案が浮上しているが、党内には「原発ゼロや消費増税反対、TPP反対などを主張する声ばかりが寄せられれば収拾がつかなくなる」と懸念する向きがある。」
懸念ではなく実際に「原発ゼロや消費増税反対、TPP反対など」を主張する意見が圧倒的に多いだろう。
つまり、今の民主党は2009年当時の民主党では無くなっているということだ。
最大の変化は「弱者の視点」を持たなくなったことにある。
そして「国民目線で考えることを放棄した」ことにある。
名前は同じ民主党でも、現在の民主党は本来の民主党ではない。
それに気がつかない民主党の議員も、最早、民主党の議員とは呼べないのかもしれない。
「自分のことしか考えない議員」
「芯がなくてブレまくり、フニャフニャしている議員」
このような議員集団が今の民主党だ。

民主、政権公約作り「収拾つかなくなる」懸念も
読売新聞 10月11日(木)14時25分配信
民主党は、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)作りに本格的に着手した
11月中の取りまとめを目指すが、原発・エネルギー政策や環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加などを巡って党内対立が続いており、作業は難航が予想される。
野田首相は10日、首相官邸に民主党の安住淳幹事長代行や細野政調会長、馬淵澄夫政調会長代理らを呼び、「マニフェスト作りを進めるにあたって、出来る限り丁寧に国民の声を聞いてほしい」と指示した。細野氏は会談後、「(政権交代後)3年数か月の反省も踏まえると、議員だけで勝手に議論して決めるのではなくて、国民の声を聞くのが大事なプロセスになる」と記者団に強調した。
首相がこのタイミングで細野政調会長ら実務者にマニフェスト作りに関する指示を出したことについて、与野党内では「自民党などの対応次第では『近いうち』の衆院解散に踏み切る可能性を示唆したのではないか」との見方も出ている。
民主党がマニフェスト作りにあたって「国民の意見」を強調するのは、前回衆院選の公約が実現できていないとの批判を和らげ、支持の回復につなげたい狙いがあるとみられる。
党員・サポーターや国民の意見を聞く場を設けるなどの案が浮上しているが、党内には「原発ゼロや消費増税反対、TPP反対などを主張する声ばかりが寄せられれば収拾がつかなくなる」と懸念する向きがある。
党内の意見集約も容易には進みそうにない状況だ。
民主党は9月5日、「議論のためのたたき台」と位置づけてマニフェストの素案をまとめ、配偶者控除を廃止して児童手当を5割増とすることなどを打ち出した。しかし、「社会保障・税一体改革の着実な実施」などとして消費増税に直接言及しておらず、経済連携は「TPPの動きに適切に対応」との表現にとどめるなど、党内対立につながる政策課題についてはあいまいな記述が多く、「事実上、一からの作業になる」(政調幹部)見通しだ。

ということで、マニュフェストも碌に作れない民主党の輿石幹事長は、小沢さんに協力を求める姿勢を示したようだ。というか、それしか残された道が無くなりつつあるというのが実情だろう。
それにしても、少しの間に様変わりしたものだ。
少し前まで「政界の嫌われ者」であった小沢さんに、各政党からラブコールが送られている。
現実にハッキリしたことは、「中小野党を纏めることができる政治家は小沢一郎しかいない。」という事実だ。そして、小さな数でも纏めれば大きな存在感をしめすことができることを改めて認識させてくれたことだ。実際に国会での主導権は小沢さんたちが握り始めている。

皮肉といえば皮肉だが、 『党員・サポーターや国民の意見」を重要視すればするほど政権公約が「国民の生活が第一」の政策に限りなく近づいていく』ことになるだろう。そして、民主党の議員は改めて小沢さんが作った「国民の生活が第一」というスローガンの正しさを認識することになるだろう。


2012年10月11日木曜日

誰の為の増税なのか?・・・何の為の増税なのか?

復興増税や消費税増税は何の為の増税なのか?
もう一度、原点に返り見直す必要があるのではないだろうか。
復興増税は所得税と住民税から徴収されるが、その使い道は明らかになりつつあるように、滅茶苦茶だ。官僚の思い通りに目的外の用途にも使われている。それどころか増税分が使いきれずに余っているのが現状だ。この状態だと、今後、何に使われるかわかったものではない。
同じように、消費税においても同様なことが予想される。「社会保障に使う。」と言われても、誰が信用するだろう。それ以外の用途にも使われることは100%確実だろう。
言いかえれば、財政赤字削減のためには増税が必要だ。震災復興のためには増税が必要だ。社会保障の為には増税が必要だ。といいながら、実際は、その他の用途にも使われ、少しも財政削減をする意識が無いとしか捉えることができない。

では、増税は誰のための増税なのか?
本来は「国民の為」で有るべきはずなのだが、どうも「財界と官僚の為」の増税であるようだ。
下記のツイートにもあるように、国民の負担増は半端ではない。


「社会保障と税の一体改革」に伴う新たな負担増試算。年金保険料、医療保険料、介護保険料、扶養控除の廃止に伴う住民税、そして、トドメの消費税。これらの2016年における新たな負担増は、年収300万円世帯で年28万円、年収500万円世帯で年34万円。これは、政府が認めた数字だ 議員のツイートより


年収300万世帯で年28万円 およそ9%
年収500万世帯で年34万円 およそ7%
これだけの負担増が家計消費に影響を与えないはずがない。国内消費に大きな影響を与え、更なるデフレ促進に繋がる可能性が高い。
また、この数字からも分かるように、世帯年収が低いほど負担率は高くなる。いわゆる逆進性と呼ばれるものだ。
更に、問題となるのは、国内消費の落ち込みや、更なるデフレ促進により、勤労所得などが下がることが予想されることだ。もちろん、リストラなどによる失業率のアップも予想される。
つまり、国民はダブルパンチを食らう可能性が高くなる。
「家計の負担は増加し、所得は低下する。」という悪循環が続けば、日本経済は壊滅的な影響を受ける。
そして、世帯年収が下がれば下がるほど家計の負担率が上がるという、逆進性に苦しまされることになる。
そして、平凡に暮らしている幸せな家庭を少しずつ壊していくことに繋がりかねない。
大増税は、国民が安心して暮らせる土壌から栄養分を吸い上げていく働きをする。
本来、国民が安心して暮らせる社会をつくりあげるのが政治の役割であるはずだが、本末転倒の結果を招く恐れがあることを非常に危惧している。


2012年10月10日水曜日

物事の核心をつく小沢さんの言葉・・・自民と組んだら維新ではない!

いつも思うのだが、小沢さんの発言は物事の核心をついている。下記の発言も、まさしくその通りだと思う。
小沢さんは大阪の民放番組で自民党の安倍晋三総裁と維新との関係に触れ「古い体制を変えてくれるのではというのが維新に対する期待。自民党と組んだら、もはや維新ではない」と持論を述べたそうだ。
古い体制の自民党=徳川幕府
と考えると、構図が分かりやすい。
徳川幕府と組めば坂本竜馬にはなれない・・・ということだろう。
自民党の安倍氏を党首に担ぎ出そうと画策した時点で「維新の会」が古い体制側の政党であることがバレてしまった・・・ということだろう。それが支持率急落の最大の理由だろう。
前に書いたが、維新の会の支持率が下がった分だけ、自民党の支持率が上がっている。
マスコミの報道とは違い、自民党と「日本維新の会」の支持層が被っていることが数字から見て取れる。これから言えることは、自民党は「日本維新の会」に大量の候補者を擁立されては困るということだ。(どちらも右寄り)

さて、その自民党だが支持率が上昇し強気になっているようだ。
しかし、安倍総裁の発言などを聞いている限りにおいては、政権交代前の自民党と少しも変わっていないように思える。つまり古い体質の自民党から脱皮できていない。
財界優先、アメリカ一辺倒、官僚依存の体質は少しも変わっていない。
今後、安倍新総裁が力んで発言すればするほど、支持率は下がっていくだろう。強気な発言を続ける裏に弱気な精神が潜んでいる。それが安倍氏のそして自民党のウィークポイントになりそうだ。

では「日本維新の会」はどういう方向に向かうのだろう。
つまるところ、松井幹事長と国会議員団との力関係がどうなるのかにより大きく左右されることになるだろう。
また、連携を模索している「みんなの党」との関係がどうなるのかによっても方向性が変わる可能性がある。連携の程度にもよるが、思いのほか双方にメリットが無いと考えた方が間違いないだろう。特に「みんなの党」は落ち目の、そして自民党の亜流と見られ始めた「日本維新の会」と組むことが、マイナスに働く可能性も出てくる。

こんな事をあれこれ考えていると、日本の政治が未だに「55年体制」から脱却できていないように思えてならない。

古い体制の自民党的政治VSそれを壊そうとする政治勢力
の戦いが続いている。そう見るのが正しい政局の見方なのかもしれない。
そして20年近く迫害にあいながらも「古い体制の自民党政治」と戦い続けている「小沢一郎」は大した政治家である。つまり、国民に必要とされる、必要とされるだけの価値がある政治家であるから迫害にあいながらも生き残っていることができるのだろう。
つきつめれば

古い体制の自民党的政治VS小沢一郎
の戦いが、今も続いていることの証明でもある。



2012年10月9日火曜日

景気後退の足音・・・政治は何をしているのか?

最近景気が後退局面入っているように感じられるあくまで感覚での判断だが各種の指標に表れつつあるようだ

これはヨーロッパや中国などの景気後退による輸出減少大きい影響をあたえていることもあるがそれ以上に国民の先行き対する不安からの消費抑制心理によることがきいように思えてならない
消費税の増税、復興増税による所得税、住民税の増税、公共料金の値上げ、介護保険料などの掛金のアップ・・・。子育て世代では「子供手当の削減」など、負担増や収入減となる項目が目白押しだ。
相続税の基礎控除の引き下げ等も実施されれば、今後、更に国民負担が大きく増加することになるのは間違いの無い事実である。

一方で、復興増税分が無関係の事業に流用されており、役人が好きなように税金を流用している事実が明らかになっている。また、これは復興増税に限らず、今まで似たようなことが行われてきたことを証明することにも繋がる。

では、このようなことが続いてきた、原因は、どこにあるのか?

それは官僚主導で政治主導で国民の税金が使われてこなかった。そして税金の使い道をチェックしてこなかったことにあるだろう。
そして、長くこのことを容認し続けてきたのが自民党であり、現在の民主党政権だ。
有権者はこの点を忘れてはいけない。

民主党が次期総選挙で苦戦を強いられるのは、支持率が低下していることもあるが、小沢さんの支持票が無くなることも大きな要因だ。また北海道では「新党大地」の票も大きなウェートをしめる。

最近、民主党の議員が街頭演説で「与党でないと政策が実現できない」といっているそうだが、確実に野党に転落する議員が発言しても、あるいは落選が確実な議員が発言しても現実味が無いのが実情だ。
つまり、彼らの言っていることは矛盾している。

2009年のマニュフェストを確実に実行する努力を続けていたとすれば、今更 「与党でないと政策が実現できない」などと言っている必要はなかったはずだ。今までできなかったことが、これからできるとは誰も思わないだろう。
マスコミでは次期選挙における獲得議席数の予想が出始めているが、各党の候補者がでそろっていない段階での予想は、おかしいと思うのは私だけであろうか?
最初に書いたように、次回の選挙では「景気対策」も重要な焦点になってくるだろう。
世界的な景気後退局面で、日本の国内経済をどう立て直すのか?
TPPの問題も、冷静に考えてみれば、世界全体の経済が後退すれば、メリットは何もないだろう。
ましてや中国との関係が悪化することで被る経済的被害を考えれば、TPPのメリットなど無いに等しいのではないか?

つまり、関税の自由化のメリットは円高や外交問題、世界的な景気後退局面では、殆ど意味をなさなくなるということである。
地方の衰退の原因はどこにあるのか?
この問題は重要である。しかし、突き詰めていと格差の問題に行きつく。産業格差、人口格差、賃金格差、職業選択における格差、教育の格差など、地方と大都市の間には多くの格差が存在する。そして、それらの問題が少しでも解決されるどころか、益々、格差が広がっているところに構造的な問題点がある。
そしてこの問題は、日本の地方と都市の格差の問題と同様に世界の国と国の間にも広がっていくことになるだろう。EUの経済、金融、財政における問題点の根本は、このような格差がEUの国々に存在するにも関わらず、共通の通貨、政策を無理に推し進めようとしたことにある。
そして、このことが、更なる格差の助長につながったという事実を認めようとしなかった点に政治の責任がある。
逆に捉えれば格差問題を解決す為の政策実現が経済の安定、及び人口問題などにも大きな影響を与えると言うことだろう。
政治家は「格差問題」に真剣に取り組む必要がある。







2012年10月6日土曜日

民主 小沢系元県議を除名 繰り上げ後の離党阻止・・・いっそのこと、離党する可能性のある議員は 全て除籍(除名)にすれば!安住くん

政党の都合で、選挙での国民の選択が歪められるという評価するるのがあほらしくなる話である。
安住淳幹事長代行は五日の記者会見で「(川口氏が)当選後も民主党でやっていくという安心感を得られなかった。(除名は)乱暴ではない」
本人に確認をしたのかよ!安住くん。
川口氏が当選後に離党して「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)に入る可能性があると判断。
可能性だけで判断したのかよ!安住くん。
だったら、離党する可能性のある議員は、全て除籍(除名)しなければ、筋道が通らないだろう。
と思うが、安住くんの、ご意見をお聞きしたいものだ。
私の意見は間違っている?
いっそのこと、離党する可能性のある議員は 全て除籍(除名)にすれば!安住くん。

民主 小沢系元県議を除名 繰り上げ後の離党阻止
2012年10月6日 東京新聞 朝刊
民主党は五日の常任幹事会で、和嶋未希(わじまみき)衆院議員(比例東北ブロック)の山形県酒田市長選出馬に伴い、繰り上げ当選する見通しだった元岩手県議の川口民一氏について、除籍(除名)処分を決めた。川口氏が当選後に離党して「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)に入る可能性があると判断。与党の衆院過半数割れがささやかれる中、なりふり構わず「一議席」を死守したといえる。
川口氏は岩手県で町長や県議を務め、小沢氏に近い。生活の県連結成大会に出席していたことなどを除名の理由とした。川口氏は二○○九年衆院選の民主党の比例東北ブロック名簿から削除され、繰り上げ当選の対象は元福島県南相馬市議の渡部一夫氏となる。

安住淳幹事長代行は五日の記者会見で「(川口氏が)当選後も民主党でやっていくという安心感を得られなかった。(除名は)乱暴ではない」と述べた。川口氏は本紙の取材に「こんないいかげんな手続きで除名にするのは理解できない。党本部の人と会ったこともない」と憤りをあらわにした。
五日の常任幹事会では、和嶋氏が提出した離党届の受理を決定。民主党を離れて新党「日本維新の会」に参加した松野頼久、石関貴史、今井雅人の三衆院議員と水戸将史参院議員の除名も決めた。
一方、民主党の杉本和巳衆院議員は、党幹事長室に離党届を提出。近くみんなの党に入党する。民主党は除名処分にする見通し。
杉本氏の離党により、民主党は衆院であと五人が離党すれば単独過半数を失う。連立を組む国民新党を合わせても、残り八人で過半数割れとなり、与党単独で内閣不信任決議案を否決できなくなる。 (清水俊介)


いやはや、遣ることが滅茶苦茶だ。
そもそも、前回の衆議院選挙において有権者は民主党マニュフェストを信じて投票したはずだ。
当然、今回繰り上げ当選になるはずだった川口氏も同様である。
ところが民主党が変節しマニュフェストをなし崩し的に放棄してしまった。
自分たちが有権者に約束したことを勝手に変えておきながら、約束したことを守ろうとする候補者が繰り上げ当選しそうになると、本人の確認も取らないで除籍処分にするという民主主義国家の政党とは思えないような手続きをする。
それも「可能性がある」というだけの理由で・・・。
これを他のことに例えるならば「窃盗をする可能性があるので会社を辞めさせました。」というようなものである。可能性だけで会社を辞めさせられたら堪ったものではない。

民主党執行部は、こんなセコイ対応を考える暇があるのなら、離党者が続く原因を先に考えるべきだろう。
何が原因で離党者が続出するのか?
そして、その原因を作ったのは誰なのか?
これを考えるだけの知恵があれば、こんな現状にはなっていないか・・・。

2012年10月5日金曜日

「民主党 まともな議員は 離党する」・・・残りの議員は選挙で最終処分!

衆議院での与党過半数割れに向けカウントダウンが始まったようだ
そんな中で民主党から離党する議員多くは真面目でマトモな感覚の議員のようだ
国民との約束を守れない守ろうとしない民主党。そして議員の声が党運営に反映されない民主党愛想つかして出ていくパターン多い
選挙目当て離党考えている議員多くは民主党執行部の強引な引き止め工作党内留まっているようだしかしこれも一時的なもので今後どうなるかは予断許さない
どちらにしても次期総選挙民主党多くの議員は最終処分場に送られることになるだろう

さて日本維新の代表であるブレ始めているようだダッチロールとまでは言わないがこれほど発言がコロコロ変わると有権者の信頼失うことになるだろう
一度、切り捨てた「みんなの党」との再連携を模索している点などから判断するに、思ったように候補者が選定できない状況にあるようだ。もう一点は国政選挙を取り仕切れるだけの力のある選挙の司令塔となるべき人材がいないという弱点が露呈し始めているということだろう。
つまり、300人候補者を選定して50人の当選を目指すのか、100人候補者を擁立して50人の当選を目指すのかという基本的な方針さえも固まっていないということが露呈したということである。
また、地方組織もない、党本部の体制や人材確保さえも、まともに整っていない段階で全国に候補者を擁立することが可能なのかどうか?

300人と100人では応援体制にも大きな違いがでてくる。
つまり現実を冷静に受け止めれば、自ずと現時点でできる限界も見えてくるはずなのだが・・・。
かれらもまた、自らの人気を過信しすぎたのではないか?

そう思えてくる今日、この頃である。

話を少し前に戻そう。

「日本維新の会」も方針がブレ始めているが「みんなの党」もブレ始めている。
最初は「日本維新の会」との連携・合流を模索。断られると「自民党」との連携を模索。
こちらも、対応次第では有権者の信頼を失いそうだし、政治家としての矜持を問われることになりそうだ。

「日本維新の会」との連携・合流の道を選べば「政党や政治家としての意地はないのか」と言われ、その後の発言力は大きく低下するだろう。
自民党との連携の道を選べば、民主党からの離党議員を受け入れることが難しくなるだろう。
そもそも、簡単に元民主党、元自民党、元みんなの党、東国原氏、中田氏や「大阪維新の会所属議員」達が一緒に政治活動すること自体ができるのだろうか?

非常に違和感がある。
ということで「みんなの党」が維新と合流すれば、彼らの存在感が薄れることは間違いない。

そして、もう一つの残された道が「国民の生活が第一」を始めとする第3局の野党との連携だ。
実は、これが一番現実的で党の存在価値を生かす道だと思われるのだが・・・。
当然、これら三つの道について党内でも意見が分かれるだろう。
「みんなの党」も党分裂の火種を抱かえている。
多くの党が党内に分裂の火種を抱かえている現状をみていると、各政党は選挙の前に、まずは自分達の党の足元を固める必要があるのではないかと思う今日、この頃である。

2012年10月4日木曜日

民主党内から小沢批判の声が聞こえなくなった訳・・・刺客が怖いから?

この前のブログで書いたが民主党内から離党した小沢さんや国民の生活が第一に対する批判の声がパッタリ聞こえなくなった
下手に小沢さんを批判して刺客擁立させられるのが怖いからだ何しろ相手は小沢さんだ且つ小沢さんは国民の生活が第一選対委員長でもある
小沢さん一人で選挙仕切っているので情報が外に漏れない
どんな隠し玉もっているのか
どんな候補者確保しているのか
自分の選挙区情報どれだけ持っているのか
殆ど議員が疑心暗鬼陥っている

小沢さんがBSの番組発言した中小野党が連携すれば300小選挙区全て勝てるという発言多くの国会議員は度肝抜かれたに違いないそれとともに大きな衝撃受けたに違いない
与野党とも今後この発言に振り回されることになるだろう
選挙における小沢神話重なることで安泰と思われている議員心中穏やかではないはずだ

そしてこういう党内の雰囲気反映したのが今回の民主人事であり内閣人事あるように思われる(細かい意図についてはよくわからないが・・・。)
輿石幹事長としては何としても小沢さんとの全面対決避けたいのであろう小沢さんとのパイプを持っていることが民主党内で求心力を維持するための最大の武器であるからだ。
そして、中小野党からも小沢さんを批判する声がパッタリ聞こえなくなった。寧ろ小沢さんとの関係が良好な議員を全面に立て始めている。


もうひとつのポイントが「日本維新の会」の議員団代表を務める松野氏の存在だ。
松野氏が何故「日本維新の会」に入党したのか?

松野氏は信念のある政治家だ。政治家の間でも信頼がある。小沢さんとも関係がいい。(安易に魂を売る議員とは思えない。)
松野氏の過去の言動からしても「日本維新の会」に入党したことに何か違和感を感じる。もっと別の意図があるのではとつい勘繰りたくなっている。

松野氏は「日本維新の会」と小沢さんとのパイプ役になろうとしているのではないか?という疑念もぬぐいきれない。(悪いことではないのだが・・・)

小沢さんの頭の中では、すでに選挙後の政界図が描かれているのではないだろうか。
後は中小野党や民主党内の良識ある議員のみなさんの覚悟次第ですよ!

ということではないのだろうか。
賽は小沢さんから中小野党や民主党内の良識ある議員に向けて投げられた。
という見方もできないではなさそうな気がしてきているのだが・・・。

小沢さんと他の議員の決定的な違い・・・「決断力」と「人間力」」

私も相当なヘタレ人間だが民主党の中に多くのヘタレ議員いる
民主党からの離党決断できない議員たち
民主党を中から改革していく口で言うがどうやって改革するのか口にしない
できないなら早く離党しろ!つい叫びたくなる

小沢さんと他の議員たちとの決定的な違い
それは「決断力」「人間力
「胆力の違い」言い換えることできるだろう
マスコミや一部の議員は、小沢さんのことを壊し屋と呼び新党を作っては壊す批判する離党して新党を立ち上げることがどれだけ大変なことなのかについては一向に説明しようとしない
数十人議員を引き連れての離党新党立ち上げが、どれだけ大変なことなのか・・・
今の政界同様なことができる議員がどれだけいるだろう。・・・いないだろうな~(笑)
離党し新党を立ち上げる度胸も決断力も行動を伴にする議員集めるない議員ばかりだ
もし野田首相離党して新党立ち上げた場合どれだけの議員がついていくだろうか・・・。そもそも野田首相に離党する度胸も決断力あるだろうか
もし、自民党谷垣総裁 離党して新党を立ち上げた場合、どれだけの議員がついていくだろうか・・・。そもそも谷垣に離党する度胸も決断力あるだろうか?
それくらい離党して数十人レベルの新党立ち上げることは大変なことなのである
それを決断し実行できる胆力人間力
小沢さんの魅力一つがここにある

例えば前原氏が「離党し新党を立ち上げる用意があります。」と言っても「口先だけで、できるわけないよ」と笑い飛ばされるのがオチである。
ところが、これが小沢さんだと「いつ離党するんだろう。何人ついていくのだろう」という話になる。
つまり、民主党や自民党などの執行部が小沢さんを恐れるのは、小沢さんには、口に出したことを実行する力があるからだ。

ということで、ヘタレな民主党議員たちは、いつ泥船から脱出するつもりなのだろう。
少なくとも、民主党内には今後、確実に小沢さんと行動を伴にするであろうと思われる議員が20人レベルでいる。そして時の情勢により金魚のフンのようについて出る議員が数十人レベルでいると思われる。
本来なら、民主党内から離党した小沢さんたちに対し、批判の声がもっと挙がっていなければおかしい。声が挙がらない、挙げられないというのが今の状況なのかもしれない。
「優柔不断」「口先だけの決断力」「フニャフニャの人間力」
最後に以上の言葉を民主党の議員の皆さまに贈ろう。







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