2012年9月29日土曜日

尖閣問題を考える・・・野田首相の思い上がりが原因?

尖閣諸島国有化による中国、台湾との関係悪化は、思いの他、影響が大きく且つ解決の糸口が見いだせないのが現状だ。
中国の姿勢は明確で、「尖閣諸島に領有権問題は存在する」という主張である。今までの日本政府の「尖閣諸島に領有権問題は存在しない」という主張に真っ向から立ち向かってきている。
今回の騒動のもう一つの焦点は、中国政府の面目を傷つけた点にある。
APECの会場において中国の胡国家主席と野田首相が領有権問題で話し合い冷静な対応をすることで合意しながら、その三日後に日本政府が国有化したことにより、国家主席及び中国政府の面目が著しく傷つけられた為、中国も感情的になっている点である。
これが逆の立場だったらどうだろう。中国が怒るのも当たり前ではないだろうか。

今回の騒動が大きくなった最大の要因は、中国政府の面目を潰し、中国の感情を煽ったことではないだろうか。
それに対し、野田首相の責任を問う声が少しも聞こえてこないことに大きな違和感を覚える。

有体に言えば野田首相が中国政府及び中国国民に喧嘩を吹っ掛けたようなものだ。おそらく中国側はそう捉えていると思う。
今回の問題が深刻で長期化しそうなのは「領有権問題」よりも、それをきっかけに中国側に感情的な反発が生じた点にある。そもそも領有権問題は以前から存在しており、またそれが原因でこれほどの騒ぎになったことはなかった。
もう一点、深刻なのが経済などへの影響である。この国有化問題は中国政府及び中国国民のプライドを大きく損ねた。そのことが、大規模なデモや襲撃事件、イベントの中止、日本製品の不買運動、日本への渡航の自粛など、各方面に多大な影響を与え始めている。

以前、起きた尖閣沖の漁船追突事件は、あくまで民間レベルの事件であったが、今回は国家間レベルでの事件だ。それも中国は国家の威信を懸けてきている。
国際社会を巻き込み「領有権問題は存在する」という事実を国際社会に認知させる為には、色々な手をうってくるだろう。日本よりも一枚も二枚も上手のように思えてならないのだが・・・。
それにしても中国の対応は一貫しているし政府の方針や対応が迅速に末端まで行きわたっているように思えてならない。その点は中国に見習うべき点があるように思える。


「打つ手がない」というのが日本側の現状だろう。
そしてこの現状は、ある意味、日本政府の、そして日本外交の幼稚さを表しているのかもしれない。

2012年9月28日金曜日

橋下氏と維新の会の人気下落・・・女性がソッポを向く!

カミさん曰く維新の会も終わりだね・・・
何故こんな事を呟いたのだろう・・・。

普通の感覚の女性は不倫浮気不快感抱く
そして一度不倫浮気をした男女問わず繰り返す可能性高い
そして信用されなくなるというかされた方が信用できなくなってしまう
山田氏・・・・蒼々たる不倫経験者居並ぶ政党に対し女性はどんな印象持つのだろうこの人たちが信用できる人たちだと思えるのだろうか
もし彼らが街頭演説立てば不倫兄弟いうヤジが飛びそうだ
女性はこういう週刊誌ネタく覚えている
彼らの名前が出てきた時点で大量の女性票が逃げた見た方がいいだろう
しかしよくもこれだけ揃ったものだ
類は呼ぶよく言うがいっそこと日本不倫の」か「日本不信の会」党名変更した方がいいのではないか。・・・つい言いたくなってしまった
日本維新の会に参加する国会議員も不倫しているのではないか?・・・とつい疑ってみたりして・・・。

話は横道に逸れてしまったが、言いたかったことは「維新の会は信用できない。」ということである。

国民を「不倫相手」のように扱っていないかという疑惑だ。
つまり国民のことを本気で考えていないのではないかという疑惑だ。(中には本気の不倫もあるが・・・。)
こういう疑惑が国民、特に女性層に広がっているのではないだろうか。
これが最近の支持率の急低下に繋がっているのではないかと考えてみた次第である。

国会議員の中には、選挙の事を考え人気のある「日本維新の会」に入党することが有利だと考えている人たちがいるようだが、必ずしもそうではないということを理解しているのだろうか。
国政で何の実績のない「日本維新の会」の人気は、単なるイメージによるもの以外の何物でもない。最近の支持率低下はそのイメージが悪くなっていることを端的に表している。
一度、焼きついたイメージは簡単に消すことはできない。
そして政党に対するイメージは所属する議員のイメージにも影響を及ぼす。

ここまで考えると日本維新の会に入党することはデメリットもあるしリスクがあることも理解できるはずなのだが・・・。
作られたイメージは壊れ始めると崩れるのは早い。それがいつになるのか?

そんなに遠い時期ではないだろう・・・と思う。

同じように自民党総裁に就任した安倍氏にも、過去のイメージが焼き付いて離れない。
「病気で首相を辞めた」のではなく「政権運営にいきづまり、病気を理由に投げ出した。」というイメージは、これからもついて回るだろう。「精神的に弱い」というイメージは簡単に消すことはできないだろう。
口から出る強気な美辞麗句を並べた発言は精神的な弱さの裏返しでもある。
「ニ度あることは三度ある。」というが、もし安倍総裁が首相になっても、前回と同じように途中で政権を投げ出しそうな気がするのは私だけであろうか・・・。



2012年9月27日木曜日

これから民主党で起こること・・・地方の反乱

下記の記事にもあるように、今後、民主党の地方支部の反乱がおこるだろう。
何故かと言えば、地方議員ほど有権者との距離が近いからだ。そして民主党の名前では選挙が戦えなくなりつつあるからだ。
この動きは全国に波及するだろう。
今回の民主党代表選で明らかになったように、党員・サポーターの民主党離れは深刻だ。34万人ともいわれる党員、サポーターの三分の一程度の11万人しか投票に参加していない。このことが示していることは、最早、党員・サポーターが民主党に関心をなくしているということだ。
当然、この中には連合などの組織票によるものも含まれている。純粋な一般の党員・サポーターの数は・・・。



民主党:大分・中津支部解散 党員100人離党届、「国民の生活」入党へ

毎日新聞 2012年09月26日 西部朝刊
大分県中津市の民主党中津支部(元支部長=吉冨幸吉・大分県議)は25日、民主党の横光克彦・副環境相(衆院大分3区)の事務所(同県宇佐市)に支部解散届と支部の党員全約100人の離党届を出した。約100人は新党「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)に入党し、吉冨氏は同党の九州ブロック大分県支部を創設、次期衆院選で大分1、3区での候補擁立を検討するという。民主離れが地方支部にも波及した形だ。
吉冨氏は長年、小沢氏を支持しており、既に民主を離党している。今回の解散届について「民主党はマニフェストを守らない。党内融和もせず、他党の力を借り、党の体をなしていない」と理由を説明した。衆院大分2区への擁立は現職がいる社民と調整するという。
横光副環境相は「残念。組織を立て直す」と話し、民主県連と相談して早急に新たな支部の設立を急ぐ方針。民主県連の小嶋秀行幹事長は解散届について「考え方が違うので仕方がない」としたうえで、大分1、3区への影響は「離党者の数が少なく影響は特段ないのでは」と述べた。【大漉実知朗、土本匡孝】
党員・サポーターでこの有様だ。一般の有権者の民主党離れは言うまでもないだろう。
次期衆議院選挙で民主党が60議席程度しか獲得できないという予想も、あながち外れているとは言えない様相を呈してきている。
もう一点が、今回の人事等に関して地方議員の間に不信感が増幅していることが挙げられるだろう。「松下政経塾出身者」による党の私物化という疑念だ。
さらに、党の右傾向化に対する懸念も地方議員の間に、あるように思われる。
支援組織である連合などの内部対立もこれから表面化してくることだろう。
そして離れた議員や組織は「国民の生活が第一」に合流する可能性が高い。
尖閣諸島の国有化問題が企業活動にも大きな影響を与え始めている。これは明らかに政府のミスであり失態だ。野田政権では中国や台湾、そして韓国との関係改善が難しいという見方が広がれば、経済界も自民党に軸足を移すだろう。(というか移し始めている。)
しかし、自民党政権になっても関係が改善される見通しが立っていないのが現状だ。韓国では安倍総裁を「極右思想の議員」と報道しているマスコミもあるくらいだ。中国も警戒感を露わにしてくるだろう。

そもそも、輿石幹事長、細野政調会長、山井国会対策委員長、選挙担当安住副代表という人事で党内が纏められるかという疑問が湧きあがる。特に安住氏に関しては前回の参議院選挙でも「上から目線で偉そうに威張り散らす」と言う声が地方からも上がっていた。県連レベルにおいても嫌気がさしている地方議員が多いことと思われる。

さらに、選挙後のことを考えた場合、民主党の進む道は「自公維との連立」か「自公維を除く他の野党との連立」しか選択の余地はない。(単独は絶対に無理!)
この路線を巡る争いが、今後、民主党内の新たな火種になるだろう。
自民党が安倍総裁、石破幹事長になり、民主党に対しどのようなスタンスを取るのかは分からないが、沈みゆく泥船に手を貸すようなことがあれば自民党も一緒に沈む道を歩むことになるだろう。

日本維新の会の松井幹事長の最近の発言を聞く限りにおいては、選挙後、自民党と手を組むように思われる。彼らの目的はただ一つ「政権に入る」ことである。政権に加われる可能性の高いところと手を組むという非常にドライな考え方が根底にある。国民の生活や弱者の事は二の次で、政権に入り込むことを一次にしていることは間違いないだろう。
しかし、このような思惑が露わになれば国民から信頼を失うことは明らかだ。
私利私欲に取りつかれた議員の集まりが、一つに纏まって行動できるかどうかは甚だ疑問だ。
遅かれ早かれ内部分裂する可能性は高い。
「意なく、必なく、固なく、我なし」『論語』
この言葉を、国会議員のみなさんに贈りたい。
意―主観だけで憶測する事
必―自分の考えを無理に押し通す事
固―一つの考えを無理に押し通す事
我―自分の都合しか考えぬ事

2012年9月26日水曜日

政治と思想・・・東洋思想と西洋思想

最近、政治や政治家を見て考えることの一つに「日本の政治の根本になっている思想は何なのか?」ということや「この政治家の考え方の根本になっている思想は何なのか?」ということがある。
思想を一般的な分類で分けた場合、西洋思想と東洋思想に分けられるだろう。
日本はアメリカナイズ化され西洋思想の国のように捉えられる場合が多いが、本来の日本は東洋思想と東洋文化の国だと思う。
現在の世界を見渡した場合、ヨーロッパやアメリカなどの西洋文化の国々が色々な面で行き詰まりかけていることは間違いの無い事実だろう。
一方の東洋思想の国々は、色々な面において世界で注目を浴び始めている。
哲学、宗教、文化などを含め再度、東洋思想に焦点をあてる時期に来ているように思えてならない。そして、それがアジアや中東などの国々と新たな連携を築いていく上での重要な要素になるように思えてならない。
そして、それは政治の世界でも同様ではないだろうか?
民主党の代表選や自民党の総裁選を見ていると「この人たちには思想があるのだろうか?」という疑問が湧きあがってくる。
「思想なき政治」「思想なき政治家」による政治の限界が来ているように思えてならない。
東洋には、仏教や儒教、イスラム教などの宗教や儒教などの教えの他にも「三国志」などの歴史小説など政治を学ぶネタが豊富にそろっている。
東洋思想の特徴ともいえる考え方に「原因と結果を一体化してとらえる」という観念がある。
福島の原発事故なども、このような考え方でみると分かりやすい。つまり「原発事故という結果には原因がある」ということである。そしてその最大の原因は「日本が地震大国であるにも関わらず原発を推進した」ということだ。
その他の事についても、当てはめて考えてみると分かりやすいと思う。
しかし、それらの当事者である政治家や官僚、学者達に、そういう認識がないところに日本の不幸がある。
皮肉なことに、今や世界で最も注目を浴びる企業であるアップルの創業者のスティーブ・ジョブズは東洋の禅思想に傾倒していた。日本人は誇らしげに語るが、私たち日本人はどれほど東洋思想やや自国が育んだ思想・哲学を知り、現代に生かしているのだろうか。

「真・善・美」の仕事はそれ自体が報酬である
「そんなキレイごとを言っていたら、熾烈(しれつ)なグローバル競争の中で勝っていけない」と少なからずの経営者は言うかもしれない。しかし、低価格路線という「利」の競争次元で戦えば、日本は新興諸国に負ける可能性が大きい。
 むしろ、知恵や技や感性をもった日本は、位相を変えて戦うところに勝機がある。すでに米国のアップルは「美」的次元で独り勝ちをしている。社員に対して、「利」の価値一辺倒で危機意識をあおるやり方は限界がきている。「善」「真」「美」といった価値を軸にすえた仕事観・事業観のもと に、「働きがいのある」職務・職場に変えていこうと努力をする組織、そして意義やビジョンを雄弁に語ることのできるトップ・ミドルがいる組織は、結果的に しぶとく生き残っていくだろう。」
(村山昇氏のコラムより抜粋)

上記のコラムにあるように、もはや熾烈なグローバル競争に明け暮れていても、生き残っていけないことはソニーやシャープ、パナソニックなどの現状を見れば明らかだ。
国や企業が生き残るためには「弱肉強食」の競争とは違う次元での思想と経営戦略が求められる時代に突入している。
政治の世界でも同様だと思う。
改めて東洋思想を見直し、日本人の知恵や感性、技などと
自国が育んだ思想・哲学を知り、現代に生かしていく時代が来ているように思えてならない。

「アメリカ一辺倒の時代は、最早、終焉している」という認識を持つ必要があるように思えてならない。

2012年9月25日火曜日

マスコミの誤算・・・いつものことだが(笑う)

マスコミも意図的に日本維新の会自民党総裁選関するニュース流しているようだが流せば流すほど日本維新の会支持率は下がり自民党右傾向表面化し国民の支持離れ繋がっているようだ

自民党関して言えば原発維持殆どで自分たちが原発を積極的に推進してきたことによ発生した原発事故反省殆ど聞かれないことに多くの国民が違和感持っているに違いない
日本維新の会について言えば余りにも現実味がない政策上から目線態度多くの国民が反発持ち始めている
マスコミが取り上げれば取り上げるほどこれらの点が浮き彫りになり支持率が下がるという現象が起き始めている
尖閣諸島問題についていえば国民の多くは平和的話し合いによる関係改善望んでいる一部には強気な意見もあろうが多くの国民は中国や台湾との大きな摩擦望んではいない

つまり自民党も日本維新の会国民世論とかけ離れたところでの議論終始しており多くの国民は議論の内容に不満を持っている
民主への批判言うまでもないが国民民主自民党日本維新の会には投票したくない思い始めている
それをマスコミ増長させているというのが何とも皮肉なのだが現在の状況ではないだろうか

最近のマスコミは意図した報道がことごとく裏目に出る傾向がある
小沢さんや国民の生活が第一関する報道極端に露出させない代わりに自民党総裁選日本維新の会に関する報道露出を増やしているがオタクぽい理屈ばかり吠える政治家右寄り発言が目立つ政治家露出は国民からすれば不快指数が高くなる一方そして上から目線で偉そうな物言いをする日本維新の会対しても不信感湧きあがっているのではないだろうか

これからの選挙暫くどの政党投票するという投票行動なくどの政党には投票という×選挙なるだろうこれは候補者についても同様なことが言えるだろう
そしてその選択の項目挙げられるのが原発政策であり消費増税是非であり経済政策であろうもちろん地方ではTPP推進の是非大きな焦点になる可能性ある
つまりこれらの政策物差しに自分の考えに合わない政党除外していくという引き算型選挙なる可能性高いこうならざるを得ない最大の理由は、民主党の自民党化であり、政策での選択が奪い取られているという現実がある。
政策の違いによる政党の選択の幅が極端に小さくなってきたことにより、国民の選挙での選択の幅が狭められているということであり、このことは政党政治にとって望ましいことではない。

このように考えた場合、民意に近い明確な政策を打ち出すことにより国民の選択肢に選ばれた政党同士が協力すれば、民主、自民と対等に近い戦いをすることも可能だろう。
端的に「脱原発政策」だけをみても、民主や自民は多くの国民の選択肢から外される可能性が高い。「消費税増税」に対しても同様だ。
そして、マスコミは民意と乖離している民主党や自民党の政策を喧伝しなければならないという矛盾に苛まれることとなる。
そして選挙が遠のけば遠のくほどアラが見えてくるというジレンマに悩まされることになるだろう。



2012年9月24日月曜日

たらい回し人事・・・民主党は人材不足?

最近ブログを書く意欲湧きあがらない

つまり自分自身中で政治に対する期待薄れていること表れなのだろう
相変わらず民主党ではたらい回し人事横行している
人材不足なのか政党の私物化なのかよくわからないが出てくる名前は変わり映えのしない議員ばかりだ

どんな世界においても立て直しをする場合人事一新するものだそれは責任問題とも密接に関係する
しかしそれができない組織は衰退し消滅する危機に陥ることは過去の歴史が物語っている

民主党はそういう意味において危機感がない
民主党内の議論内向き議論ばかりだいまさら挙党一致訴えても無理だろう
国民向けた明確なメッセージ発信できない現状では党内まとめることは無理だろう

つまり求心力内側いており逆に外に向けては遠心力働いているのが今の民主党

もっと分かりやすく言えば、民意とは逆の政策軸を中心に政権が動いている。
次に、政権及び執行部の発言に一貫性がない。
典型的なのが細野環境大臣だろう。代表選に担ぎだされた時に「原発事故の処理に全力を注ぎたいので代表選には出ない」といいながら、報道によれば党の政調会長に就任するそうだ。
無責任としか言いようがない。嘘つきの集団といっても言い過ぎではないだろう。

最初にも書いたようにブログを書く意欲が薄れていることの原因の一つが小沢さんや「国民の生活が第一」に関する情報が少ないことだ。

おそらく、マスコミは意図的に情報発信を抑えているものと思われる。あるいは小沢さんの動きが掴みきれていないということなのかもしれない。
これは、民主党や自民党にも言えることで、小沢さんの動きが今後の政局に大きな影響を与えることを分かっていながらも小沢さんの狙いや動きを把握できていない状況にあるのではないだろうか。

これからの政局のポイントになりそうなことを少し挙げてみたい。
①「みんなの党」の動向・・・小沢さんたちと連携できるのか?
②減税日本などの地域政党の動向(日本維新の会は除く)・・・小沢さんたちと連携できるのか?
③民主党内の動き・・・選挙後をにらんだ動き=どの政党と連携するのか?
④「日本維新の会」はどこまで支持を広げられるのか?

⑤自民党は、選挙で過半数をとれるのか?

他にも色々なポイントがあると思うが、思いつくところでは上記が挙げられる。

あくまで私的な予想だが
①について・・・連携するしか道はないと思う。
②について・・・連携するしか道はないと思う。
③について・・・自民・公明と連立を組む場合を除けば、小沢さんたちと連携するしか道はない。
④について・・・これから支持率は下がる一方だろう。内部分裂や松井幹事長と国会議員などの間で確執が起こる可能性大・・・選挙が終わるまでは、どの政党とも組めないだろう。
⑤について・・・過半数は無理。次回の選挙のポイントの一つが民主党にも自民党にも投票しないという有権者が多いと思われること。その受け皿ができるかどうかが大きなポイントで、それにより自民党の議席数も大きく変動する。もう一点が前回の衆議院選挙での民主党票がどの政党に流れるかだろう。基本的には自民党には流れにくい。

これについて次回から少し詳しく考察してみたいと思う・・・。






2012年9月19日水曜日

原発ゼロ目標後退:憤る市民、被災地 「全くひどい」・・・国民を馬鹿にしている!

毎度のことながら、国民を馬鹿にしている野田政権!
経済界とアメリカの意向を最優先していることの表れだ。
政府の意思決定プロセスが無視された形だ。

国民をばかにしているのか」−−。2030年代に原発稼働ゼロを目指すとした「革新的エネルギー・環境戦略」を政府が決定してわずか5日。この戦略の閣議決定が見送られたことに、原発に反対してきた市民や東京電力福島第1原発事故の被災地の首長らから怒りの声が噴出した。
「パブリックコメント(意見公募)で国民の多くの人が『原発0%』を求めていた。閣議決定の見送りは国民の声の無視に他ならない」。首相官邸前での反原発デモを呼びかけている市民団体「首都圏反原発連合」のスタッフ、原田裕史さん(45)はこう憤った。
核燃料サイクルの継続など矛盾をはらんでいた政府の戦略。19日に発足した原子力規制委員会の人事に抗議している国際環境NGO「FoE Japan」理事の満田(みつた)夏花(かんな)さん(45)は「目標自体があいまいで矛盾を抱えていたが、政府として決めたことを閣議決定しないとは」。(毎日JP)


しかし、ここまで来ると呆れるしかない。
党や政府が決めたことでも閣議決定しない。
党が決めていないことでも閣議決定する。
都合の悪い時は、「政調会長に一任」
それを「正式な党内手続きを踏んだ」と強弁する。
自分たちに都合の悪いことが起こると
「慎重に」「熟慮して」「党内で検討して」と先送り。

ということで、これからはザックバランに
民主党の代表選に出ている3候補(野田首相以外)が代表選の運営に問題があるとクレームをつけているらしい。
野田首相に有利な運営条件らしい。
これは今に始まったことではない。そもそも前の小沢さんが出馬した代表選でも不正が疑われたように、彼らは何でもアリである。
今回出馬した3氏もよくわかったことだろう。
しかし、こういうことが平気で行われること自体に大きな問題があることを民主党の議員は理解できていないようだ。
「正しいことが正しいとされなくて、正しく無いことが平気でまかり通ること」が、どういうことなのか?
これでは「正しい政治」が行われる訳がない。
民主党の体質と言えばそれまでだが、「正しいことは、正しい」「おかしいことは、おかしい」と言えなければ、政治家ではないだろう。(と思う・・・)

一般の国民にこんなことを言われるようでは・・・(言っているのは私だけかもしれないが・・・)
そして、その野田首相を支持している地方議員達は・・・。
あきれて物も言いたくない心境だ。


2012年9月18日火曜日

誰も責任を取ろうとしない政府や民主党執行部・・・というか「取る気がない政府や民主党執行部」

中国の反日デモが凄いことになっているようだ
これを見ていると逆に日本人凄く大人しい民族に見えてくる

こんな状況になったのは何故なのか
物事には原因があるはずだ何もしなければ騒ぎが起こるはずがない
もちろん今回の事件における最大の原因尖閣諸島国有化だが誰が何故この時期に何のために国有化進めたのかしっかり検証しなければいけない思う
ある意味尖閣諸島国有化すれば今回のような事件が勃発するリスク予想できたはずだ
にもかかわらず強引に推し進めたことにより今回のような重大な事態なったことの責任るのか
誰も取らないだろう
そもそも尖閣諸島国有化について政府民主党内邪な思惑があったのではないかという疑念がぬぐいされない
つまり尖閣諸島国有化政権の人気取り道具しようとしたのではないかという疑念だ
もし、そういう邪念が少しでもあったとすれば今回の事態の責任誰かが負わなければならないはずだ
「竹島問題」でもそうだが、領土問題はしばしば政治利用される場合がある。今回も愛国心を利用した人気取りのために行われたと思われる節が無かったとは言い切れないだろう。

そして、問題が起きても誰も解決策を見出せず、責任を取る気がない状況は政権末期の状況と言わざるを得ない。

にもかかわらず、野田首相を再選させようとしている民主党の議員たちの気持ちが理解できない。
簡単に言えば、政権の先が見えないにもかかわらず、野田首相を代表に選ぶしか選択肢が無いと考えている民主党議員が多いということである。
では、なぜ選択肢がないのか?

簡単に言えば「政権党から脱落する」という認識を多くの議員が持っているということである。
謂わば、諦めの境地に陥っているということだろう。
政権に居残る道は、自民党との連立ぐらいしか選択肢が残されてない。

ならば、野田首相でいくしかない。こう考えているのかもしれない。
しかし、その選択はイコール民主党の解党あるいは消滅への道でもある。

ということで、どちらにしても民主党に将来はない。






2012年9月15日土曜日

維新の会の本音・・・「自民党と連携し、その後、乗っ取り」

維新の会本音が出始めたようだ
もともと大阪維新の会中心になっているのは若手の自民党地方議員達だ
国政でも考えているのは同じことだろうあわよくば自民党を乗っ取るぐらいの野望もっているのかもしれない
情けないことに自民党中にも維新の会との連携期待する議員が可也いる自分たちが乗っ取られるかもしれないのに・・・

これらの背景にあるのは次期総選挙においてどの政党も単独過半数獲得難しいと思われることだ。
自民党にしろ民主党にしろ総選挙政権運営考えた場合どの野党連携するのかは最重要課題だ
衆参過半数維持するためには野党と連立ないし部分連合組まざるを得なくなることはほぼ間違いないみていいだろう選挙後の政権の枠組みを提示することは、今回の自民、民主の総裁選・代表選での候補者の使命でもあるように思えてならない。
でなければ、今のような官僚主導の国民軽視の政権運営が続くことになる。
それは国民の望むところではない。

維新の会本音が見えてきたことで、選挙後の構図も少し見え始めたような気がする。
「維新の会」が想定している本命の連携相手は自民党、公明党だろう。
しかし、自民党も一枚岩ではないので、すんなりいくとは考えにくい。

となると民主党は、選挙後、どの党との連携を想定しているのだろう。
民主党代表選に立候補している4氏は、「維新の会」との連携に否定的だ。というか政策的に合意点を見つけるのが難しいだろう。労組との関係などもあり「維新の会」と組むことに対し連合などから批判を受ける可能性は高い。

以上のような観点から見た場合、民主・自民を除く他の野党の獲得議席の重みは大きくなる。

場合によっては、いくつかの野党との連立や部分連合を組む必要性に迫られる。
民主・自民の代表選・総裁選の立候補者は是非、この点についても明確に答えてもらいたい。

「政策」とともに「選挙後の政権運営の枠組み」についても、国民に分かりやすく説明することは、選挙における国民の投票行動にも大きな影響を与えることを理解してほしい。

最近、野田首相の目が完全に腐ってきている。頭の中が腐りきらないうちに交代して欲しいと願っているのは、私だけであろうか・・・。

2012年9月13日木曜日

顔で好き嫌いを決める訳ではないが・・・自民党総裁選の行方

顔の好き嫌いで政治家を判断するつもりないが自民党総裁選に立候補している石原氏顔は嫌いだ

どこ嫌いなのかと問われると困るが生理的に受け付けない同じようなことが民主党の野田首相言える
多分物言い考え方なども含め受け入れられないもの私の中にあるのだろう

自民党の総裁見ているとピントがぼけているように思えてならない
現状の日本何をすべきか

喫緊の課題について語ることから逃げているように思えてならない

原発はどうするのか

TPPどうするのか

消費税増税しても本当に日本の経済は大丈夫なのか

これらについて明確に国民に語りかけようとしているのか

明確発言が候補予定者からは聞こえてこない


自民党どこに軸足おくのか

つまり国民の側に軸足をおくのかそれとも既得権益側に軸足をおくのか

官僚どう対峙していくのか

党の方向性定かにできないところに自民党の最大問題あるように思えてならない

国民生活そして国民の安心と安全どのようにして守っていくのか

こういう話になると憲法改正集団的自衛権などのしたがるのが自民党の議員特徴だ

しかし、「憲法改正」や「集団的自衛権」を語っても、国民生活や、そして国民の安心と安全が守られる訳ではない。
「国民と距離が離れてしまった。」
これが、自民党のもう一つの大きな問題だ。

以上のような問題を、誰だったら解決の方向に導くことができるのか?
これが自民党総裁選の最大の焦点のような気がするのだが・・・。





2012年9月12日水曜日

街の声(その1)・・・野田首相は、死ね!

かなり過激な街の声紹介しましょう

野田首相は死ね
私の周りの何人かの女性声です
野田首相大飯原発再稼働決めてから批判のボルテージ上がっています
消費税増税においても同様です
庶民は必死に日々の生活営んでいます買いたいものも我慢し子供の学費捻出するのに四苦八苦しています
夫の小遣いも減る一方です妻に不満言えば夫の甲斐性ないからだと言い返されるのがオチです
日々の生活に余裕がなくなりそれとともに心に余裕が無くなりつつある
日々の生活における小さな楽しみさえも奪われようとしています
たまにしか借りないレンタルDVDアダルトDVDさえ借りる回数を減らさざるを得ない状況です知り合いの男性のです・・・私ではありません

野田首相顔も見たくない
思っている国民は多いと思います特に女性多いのが特徴です

もうひとつ最近聞くのが
野田首相美辞麗句並べただけで中身がない
という声ですこれも女性に多いです
最初のころ野田首相は演説がうまい言っていた達からよく聞きます


さらに民主党に対する批判それ以上です
今や民主党のことをよく言う人は私の周りでは皆無です
野田首相や民主党の執行部は本当に街の声を聞いているのでしょうか
聞いていないだろうな
国民約束したことは遣らないで約束していないことばかり実行する
私の周りの人たち共通した意見です
これで選挙がまともに戦えると思っているのでしょうか


昨日も書きましたが、小沢さんに対する拒否反応が薄れてきています。
「小沢は嫌いだが、言っていることは正しい。」

という声です。
以前は「小沢のすることは全て嫌いだ!」と全面否定していた人たちからも、同じような声が聞こえるようになりました。
「本物の政治家」が誰であるか?
国民も少しずつ理解しはじめたように感じます。(まだまだ少ないですが・・・)

野田政権は完全に行き詰っています。
いくら選挙を先送りにしても、支持率を上げることは不可能でしょう。
後、十数人離党すれば、衆議院で過半数を割ります。参議院では、あと一人で第一党の座から滑り落ちます。
後は、いつ、どれくらいの議員が離党するのか?
ということに焦点が移ることでしょう。
今回の代表選は、民主党が消滅していくセレモニーの始まりに過ぎません。
それ以外に、何も見るべきところが無い代表選です。
「民主党が潰れるのが先か、離党するのが先か」

泥船から逃げ出そうと考えている議員たちにとっては正念場です。


2012年9月11日火曜日

主役のいない民主党代表選・・・居なくなって気付いた小沢さんのマスコミ貢献度

マスコミも盛り上がらない民主党の代表選ネタ切れ状況だ
かと言って国民の生活が第一情報極力露出させたくないようだ
如何に小沢さんがマスコミに貢献していたか改めて認識したに違いない
もし小沢さんが民主党に残っていたら毎日小沢さんの動向を記事にし面白おかしく書きたてていたに違いない
しかし小沢さんの居なくなった民主党代表選は主役のいないドラマのようなもので面白味も興味も湧かないものなってしまった
この影響をまともに受けているのがマスコミで政治報道も間の抜けたしまりの無いものなっている
冷静に考えれば、小沢さんが如何にマスコミに貢献しているかを改めて考えさせられる。
テレビドラマに例えれば「確実に視聴率が稼げる俳優」である。

その面白味の無い代表選だが、焦点は最早、わかりきっていることばかりだ。
すこし、そのことについて書いてみたい。
①消費税増税の是非・・・特に50歳以下の家庭では、家計所得も可処分所得も増えるどころか減少傾向が続いている。所得税や地方税の増税や電気代などの値上げも続いている。これらの家庭では貯蓄も殆ど無いのが現状だ。
では、ここで消費税を大増税(2倍)をしたら、どういうことがおこるのか?

支出に余裕がなければ、支出を減らすか購買単価の低い商品にスライドするしか選択肢はない。これが国内経済にどのような影響を与えるかは、小学生でもわかると思う。
国内経済をガタガタにし、デフレを更に加速させるであろうことは容易に想像できる。
②原発の是非・・・実質、原発がゼロでも消費電力が賄えることは今夏の状況をみれば明らかだ。今すぐに原発稼働ゼロにすることは、簡単なことだ。残された課題は電力会社の収益構造をどう改善するかという問題だけだ。何も難しいことはないし、今すぐできることばかりだ。原発を再稼働させても数年で使用済み燃料を保管する能力が一杯になることは明白で、物理的に考えても原発は限界にきていることも明白だ。後は原発を国有化し、廃炉を国の事業として進めていくことが一番妥当な方法だろう。
そして、福島第2原発は何も解決していない。汚染水は増える一方で、処理能力も限界に近付いている。根本的な解決策が何も見いだせない状況では、とても「収束」などといえたものではない。
なにより国民が「安心した生活ができない」という問題は、なによりも最優先されるべきである。
③TPPについて・・・これも明白で、アメリカの多くの州議会でも反対意見が強くなっている。これは関税自主権の放棄につながるばかりでなく、その実は「形を変えた対日要求」であり、「日本のアメリカ化」を求めるものである。日本の独立性を阻害する可能性が非常に高い。
且つ、日本が条件を要求できる可能性は非常に小さく、日本のメリットは殆どないと考えた方が間違いない。

少なくても以上の3点については、普通の常識で考えれば結論が出ているように思う。
今政治に求められているのは、「国民の信頼」である。
この頃、話をする人たちの口からでてくるようになったのが「小沢さんは嫌いだが、小沢さんたちの言っていることは正しい」という発言だ。
国民は、馬鹿ではない。終始一貫してぶれない発言を続けている小沢さんを人間の好き嫌いとは別の次元で国民は評価し始めている。
実力もない脇役が争う代表選に国民が興味が持てないのは、当然の帰結である。

2012年9月10日月曜日

代表選で野田氏を支持する理由「首相がコロコロ変わるのは宜しくない」・・・そうなった理由を考えてみては?

民主党代表選も自民党の総裁にも関心が持てない
何故だろう
民主党の代表選関心が持て無い理由はただ一つ小沢さんが居ないことだ
今回の代表選でも野田氏支持する議員支持理由一つに出てくるのが首相をコロコロ変えるのは宜しくないいうものだ
前回の代表選でも同じようなことが言われた
ではなぜ首相がコロコロ変わるような状況に追い込まれたかについては明確な説明がない

理由はいくつかあるだろうが代表的なものを挙げるとすれば
マニュフェス守らなかった
小沢排除した
③責任を取らない。
三つが挙げられるだろう
前首相小沢さん排除し消費税増税言いだした時点から本格的な民主党の衰退始まっているその前からというご意見もあると思うが・・・

第三者の視点から見た場合今回の代表選野田首相支持する理由何もないような気がする支持することが不思議に思えてならない支持する議員気持ちが理解できない


ということでここからは気楽に日本維新の会について感想考察少し・・・。
マスコミなどで名前が挙がっている国会議員その他の候補名前を見ていて感じることこの政党に理念あるのだろうかという点と内紛が勃発するのではないかという期待である
中田山田氏は日本新党の残党民主党に近いと思われる
過去の言動からみて自民党に近い (と思われる。)
これらの人たちに共通するのは目立ちたがり屋スタンドプレイが好きという点の他にも女好きという点だ
そこに松野氏小沢さんに近いらが加わった場合党として纏まることが可能なのか直ぐに内紛が起きるのではないかという期待感が湧きあがってくる
ましてや党首大阪維新の会幹事長の彼ら以上に「目立ちたがり屋」で「スタンドプレイが好き」女好きあろうと思われる
こんな人たちの集まり本当に一つの政党として纏まりのある行動がとれるのだろうかという疑念湧きあがる
そもそもこれらの人たちの本来持ち合わせている政治信念るのか無いのかも定かではないが・・・理念簡単に日本維新の会理念政策合致できるものなのだろうかという疑念湧きあがる。(この点が不思議だ。価値観が近いというのとは別の次元の問題だと思うのだが・・・)

「日本新党」同様に本来は自民党や民主党などから立候補したい人たち選挙有利になりたいがために日本維新の会から立候補したいと考えている
考えた方が正解のような気がするとなると日本維新の会将来」日本新党と同じような道をたどるのではないか思いたくなる

もう一点が「大阪維新の会」と「日本維新の会」という二つの政党をどう運営していくのかという問題だろう。ここにも、内紛や分裂の火種があるように思えてならない。
つまり、多くの問題点を抱かえたまま国政に進出した橋下氏であるが、一癖も二癖もある議員や候補者達を、どう纏めていくことができるのか?

「党が、いずれ分裂する。」「党が空中分解する。」「党の中で喧嘩が始まる。」
これらに座布団3枚!賭けてもいい。



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