顔で好き嫌いを決める訳ではないが・・・自民党総裁選の行方

顔の好き嫌いで、政治家を判断するつもりはないが、自民党総裁選に立候補している石原氏、石破氏の顔は嫌いだ。

どこが嫌いなのかと問われると困るが生理的に受け付けない。同じようなことが民主党の野田首相にも言える。
多分、物言いや考え方なども含め、受け入れられないものが私の中にあるのだろう。

自民党の総裁選を見ていると、ピントがぼけているように思えてならない。
現状の日本で、今、何をすべきか？

喫緊の課題について、語ることから逃げているように思えてならない。

「原発はどうするのか？」

「ＴＰＰはどうするのか？」

「消費税を増税しても本当に日本の経済は大丈夫なのか？」

これらについて明確に国民に語りかけようとしているのか？

明確な発言が立候補予定者からは聞こえてこない。


自民党は、どこに軸足をおくのか？

つまり、国民の側に軸足をおくのか、それとも既得権益側に軸足をおくのか？

官僚と、どう対峙していくのか？

党の方向性が定かにできないところに、自民党の最大の問題があるように思えてならない。

国民生活を、そして国民の安心と安全をどのようにして守っていくのか？

こういう話になると「憲法改正」や「集団的自衛権」などの話をしたがるのが自民党の議員の特徴だ。

しかし、「憲法改正」や「集団的自衛権」を語っても、国民生活や、そして国民の安心と安全が守られる訳ではない。
「国民と距離が離れてしまった。」
これが、自民党のもう一つの大きな問題だ。

以上のような問題を、誰だったら解決の方向に導くことができるのか？
これが自民党総裁選の最大の焦点のような気がするのだが・・・。