民主党の代表選も自民党の総裁選にも関心が持てない。
何故だろう。
民主党の代表選に関心が持て無い理由は、ただ一つ。小沢さんが居ないことだ。
今回の代表選でも、野田氏を支持する議員の支持理由の一つに出てくるのが「首相をコロコロ変えるのは宜しくない」というものだ。
前回の代表選でも、同じようなことが言われた。
では、なぜ首相がコロコロ変わるような状況に追い込まれたのかについては、明確な説明がない。
理由はいくつかあるだろうが、代表的なものを挙げるとすれば
①マニュフェストを守らなかった。
②小沢さんを排除した。
③責任を取らない。
の三つが挙げられるだろう。
菅前首相らが、小沢さんを排除し「消費税増税」を言いだした時点から本格的な「民主党の衰退」が始まっている。(その前からというご意見もあると思うが・・・)
第三者の視点から見た場合、今回の代表選で「野田首相を支持する理由」は何もないような気がする。支持することが不思議に思えてならない。支持する議員の気持ちが理解できない。
ということで、ここからは気楽に「日本維新の会」について、感想と考察を少し・・・。
マスコミなどで名前が挙がっている国会議員やその他の候補の名前を見ていて感じることは、この政党に「理念」があるのだろうか?という点と、内紛が勃発するのではないかという期待である。
中田氏や山田氏は日本新党の残党で民主党に近い。(と思われる。)
東国原氏は、過去の言動からみて自民党に近い。
(と思われる。)
これらの人たちに共通するのは「目立ちたがり屋」で「スタンドプレイが好き」という点の他にも「女好き」という点だ。
そこに松野氏(小沢さんに近い)らが加わった場合、党として纏まることが可能なのか?直ぐに内紛が起きるのではないかという期待感が湧きあがってくる。
ましてや党首の橋下氏や大阪維新の会の幹事長の松井氏も彼ら以上に「目立ちたがり屋」で「スタンドプレイが好き」で「女好き」であろうと思われる。
こんな人たちの集まりが本当に一つの政党として纏まりのある行動がとれるのだろうかという疑念が湧きあがる。
そもそも、これらの人たちの本来、持ち合わせている政治信念(有るのか無いのかも定かではないが・・・)や理念が、簡単に「日本維新の会」の理念や政策と合致できるものなのだろうかという疑念も湧きあがる。(この点が不思議だ。価値観が近いというのとは別の次元の問題だと思うのだが・・・)
「日本新党」と同様に、本来は自民党や民主党などから立候補したい人たちが、選挙で有利になりたいがために「日本維新の会」から立候補したいと考えている。
と考えた方が正解のような気がする。となると「日本維新の会の将来」も又、「日本新党」と同じような道をたどるのではないかと思いたくなる。
もう一点が「大阪維新の会」と「日本維新の会」という二つの政党をどう運営していくのかという問題だろう。ここにも、内紛や分裂の火種があるように思えてならない。
つまり、多くの問題点を抱かえたまま国政に進出した橋下氏であるが、一癖も二癖もある議員や候補者達を、どう纏めていくことができるのか?
「党が、いずれ分裂する。」「党が空中分解する。」「党の中で喧嘩が始まる。」
これらに座布団3枚!賭けてもいい。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2012年9月10日月曜日
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