2012年11月30日金曜日

「嘉田&小沢」いいコンビかも・・・焦る自民と困った公明

昨日のニコニコ動画の党首討論における嘉田氏の発言は、小沢さん支持者にとって大変、心強いものであった。

「私は政治家としての小沢さんを尊敬している。小沢さんは地域を大事にする。滋賀県でも最初に過疎の沖島に来てくださった。これまでの政治家は自分のために小沢さんを利用したかもしれない。私は小沢さんの力を日本の政策実現、未来のために使わさせていただく。」

簡単に言えるような言葉ではない。
小沢さんと嘉田さんの間に信頼感が出来ていなければ出てこない発言だ。
嘉田さんという人間を、よく知らないがシンのある、中々したたかな人だと感じた。600万とも800万とも言われる小沢支持者や所属議員の心にも届いたに違いない。

さて右傾化した自民党に公明党も困っているようだ。自民党内も選挙を前に安倍総裁と石破幹事長の確執が表面化し始めたようだ。(他党の批判はできないと思うのだが・・・)
これを簡単に説明すると「選挙後の連立先を巡る主導権争い」と言い表すことができるだろう。
安倍氏の想定する連立相手・・・日本維新の会
石破氏の想定する連立相手・・・民主党
ということである。
ここで、問題になるのが公明党である。
公明党の存在感が薄れてきているのである。
今、公明党は非常に微妙な立場に追い込まれている。
安倍自民が右傾化することにより公明党の主張から、どんどんかけ離れていこうとしている。その安倍自民と組むことが公明党のイメージを大きく損なうことに繋がりかねない事態に追い込まれつつある。谷垣自民はどちらかと言うと保守でもリベラル色が強かった為、連立相手として組みやすかった側面がある。
公明党は「自公民」による連立を希望しているというのが本音だろう。
しかし本来の公明党の政党理念や政策に一番近いのは、実は「日本未来の党」である。
選挙の結果により政界地図が大きく塗り替えられた場合には、もしかすると「日本未来の党」と公明党の連携も、無いとは言えない状況になりつつある。
そして一番困惑しているのが公明党の支持者たちだろう。「安倍自民+石原維新」という組み合わせに拒否反応を示す可能性は高い。
かといって「安倍自民+野田民主」という組み合わせにも、すんなり納得できないだろう。
公明党執行部は、非常に苦しい立場に追い込まれ、困り果てているのではないだろうかと推測する。

私は一庶民なので難しい政治用語は分からないが、政治記者風に解説するなら、現状は安倍自民や野田民主、石原維新など保守でも右寄りの政治家がトップの男性色が強い政党ばかりになり、所謂、リベラルと呼ばれ層の政党選択肢が無くなっているという状況だ。
自民党の支持者の中にも戸惑いがあるのも又、事実である。
そこに「日本未来の党」というリベラル色の強い女性や弱者にも焦点をあてた政党が出現したことで、国民の選択肢が広がった。場合によっては、不満を持つ自民党支持者や公明党支持者からも票が流れる可能性が出てきた。
実は自民党が焦っている最大の点は、このことにある。公明党が困っている最大の点は、このことにある。
民主党は選択肢に入っていない。(論外)
実際、政治記者などの解説を聞いていると民主党は今や「その他の政党」扱いである。

自民党は大きな間違いを犯したのかも知れない。地味だったが地方選挙などで連戦連勝を重ねた穏健なリベラル保守の谷垣氏が総裁のまま選挙を戦ったほうが、よかったのかも知れない。
今のままだと、自民党の支持は上がらないし、場合によっては票が「日本未来の党」に流れる可能性も高まってきた。
「日本未来の党」の出現で急激に政治状況が変化し始めた。
ただし「選挙は水もの」なので楽観視はできないが・・・。

家のカミさん曰く
「小沢さんの悪口ばかり言っているコメンテーターは品性がないね!」
同意!
同じく「小沢さんの悪口ばかり言っている政治家は品性がないね!」
これ私の言葉・・・。
菅前首相:「僕もお仲間に入りたいよ~。」
これ私の想像・・・。








2012年11月29日木曜日

「小沢が権力を握る」だの「嘉田氏が小沢氏の操り人形になる」だの、そんな批判は織り込み済みだ!・・・小沢さんの掌で踊るマスコミ

やれ 小沢が権力を握る」だの「嘉田氏が小沢氏の操り人形になるなどなど 、マスコミ政治家の小沢さんや「日本未来の党」批判するやかましいようだがこうなることも小沢さんは織り込み済みだと思う

ともかく日本未来の党認知度挙げることが最優先課題だよくも悪くも小沢さんの批判する日本未来の党卒原発言葉が出てくることになるテレビでの露出機会も格段増えるそれは日本維新の会露出減らすことになり且つ民主自民薄くすることに繋がる
そもそも小沢さんはマスコミや民主自民議員とは考えていることの次元が違う小沢さんはのことを憂い動いている自分たちのことしか考えていない人たちとは違い崇高な精神で行動しているのだ裏返して言えば小沢さんの批判している人は自分たちの利益しか考えないだと言い換えることができる
今、小沢さんが目指しているのは、財界や労働組合などのしがらみがない「真の国民政党」を作ることだ。
そして、マスコミや批判している政治家は「オリーブの木連合」とは如何なるものかを理解していない。

マスコミの言うことを鵜呑みにする人も数多くいるがその反面小沢嫌いだがやはり大した政治家だなと思う人も多いと思う
勘違いしていけないことは人間の好き嫌い政治家としての実力別物だということである。
マスコミ小沢批判逆に多くの国民に小沢一郎実力喧伝することでもある
民主党スローガンある決断でき政治とは民主党でなく小沢さん当てはまる言葉だ
小沢さんたちが決断し日本未来の合流しなければこんな騒ぎにはなっていかっただろう民主党民党も日本維新の躍起になって批判することにはならかっただろう
マスコミがこんなに大きく取り上げることも無かっただろう
小沢一郎動いたことで全ての流れが変わり始めた
こんな政治家が他にいるだろうか

ということでマスコミや民主党自民党日本維新の会批判することは織り込み済みなのでその批判をかわす為の日本未来の党組織すでに小沢さんの頭の中にあるのではないだろうか
いくらなろうとも小沢さんがいなければ日本未来の党動いいかないことは誰の目にも明らかだ小沢さんがいなければ議員たち纏めていけないことも明白だ小沢さんでしか選挙仕切れないことも事実だ
役職などは問題ではない。小沢さんが「日本未来の党」にとって、無くてはならない(必要不可欠な)存在であるという事実こそが最も重要なことだと思う。
嘉田氏この点は理解しているのではなかろうか
しかしこの騒ぎに一番驚いているのが嘉田あることも間違いの無い事実あろう
記者会見から数時間後には国民の生活が第一「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」合流が決まっていた小沢さんの決断の速さ段取りのよさそして合流する各党議員から大きな批判少しも出てこなかったことに対する驚き改めて小沢一郎という政治家凄さ肌身で感じたに違いない
そして改めて多くの国民が既成政党変わりうる新たな核となる政党求めているのを肌で感じたに違いない

マスコミの 小沢が権力を握る」だの「嘉田氏が小沢氏の操り人形になる」など批判は彼らが勝手に想像して言っているだけ話で批判すればするほど日本未来の党対する国民の関心期待高まるということまでは頭が回っていないようだ
そもそも今回の新党立ち上げその後の合流を予測できたマスコミ政治評論家一人としていない批判するなら自分たちの貧相な想像力反省してから発言してほしい今日このごろである

話は変わるが民主党のマニュフェス無責任無限大マニュフェスTPP参加政府の判断任せると言うことらしいが、もしその通りなら政権が交代した場合には次の政権の判断に任せるということになる次の政権例えば自民党政権判断を委ねるということが真面目に書いてあるマニュフェス対し党内から批判出てこないことに大きな違和感を感じるというかこれほど無責任な政権公約過去に見たことがない介護医療などの福祉分野における記述においても同様な傾向随所見られる
「選挙後は政権を自民党、公明党さんにお任せしますので自分たちも仲間に入れてくださいね。」と言っているようなものである。

「こんな無責任無限大の政党に誰が投票するものか!」
と無性に腹を立てている自分が、なんだか空しい・・・。


2012年11月28日水曜日

「国民の生活が第一」解党して「日本未来の党」に合流・・・小沢さんには、いつもビックリさせられる!

想定だった
小沢さんにはいつもビックリさせられる
よく今まで情報漏れなかったものだ
政治の世界ドキドキ感与えてくれるのは小沢さんだけだ
本当に小沢さんという政治家は大した政治
世界でも類を見ない政治世界感動与えてくれる唯一政治家と言ってもいい。
既存の政治家やマスコミ想定している以上のことをいとも簡単やってのける
マスコミの右往左往ぶりが痛快

これは始まりに過ぎない
政治の世界ではやはり数が
短期間でどれだけ日本未来の国民に認知させるか
そしてどれだけの当選者が出せるのか
これからが本番だ


次の関心事は新党の人事だろう
おそらく小沢さんの頭の中では出来上がっているだろう
小沢さんや亀井さんがどのような役職に就く
最大の関心事
もうひとつの関心事候補者のである
このどれくらいの候補者が追加てくるのか
その中には隠しいるのか
ある意味非常に楽しみではある


今回の新党設立大きな目的一つよくも悪くも小沢隠しである
それは小沢さん自身が一番よく分かっていると思う
それと女性票若者票の取り込みである
これらの層は原発問題や環境問題に敏感であ
新党要領中に女性意識した項目がいくつか見られる
もう一点が地方視点からの政治である
実は、この点が他の既存政党との大きな違いではないかと思っている。
東京一極集中の弊害が顕著になってきた現状において、この視点は非常に重要だ。

そして、この合流により新党が「政権を担うだけの力をもつ政党」として認識され、今後の政界再編の核になりうる政党として認識されることだろう。
国民の半数近くは「第3局を中心とした政界再編」を望んでいる。
これは、既成政党に対する不信であり、既存の政党では「日本を変えられない。」と感じているからだ。
そういう視点から見れば、この新党設立から合流までの流れは自然な流れなのかもしれない。
どちらにしても、来年の参議院選挙までを一つのスパンと捉えて見ていく必要があるだろう。

国民に政治の選択肢を与えてくれた小沢さんに国民は感謝すべきだと思う今日この頃である。

2012年11月27日火曜日

またしても小沢VS反小沢の戦いに・・・何でも小沢のせいにするマスコミ

小沢さんそんな意識など毛頭ないのだろうがマスコミは何かにつけ直ぐに小沢さんと結びつけたがる何かあるごとに「裏で小沢動いているのではないか勝手に妄想する
そして小沢VS反小沢という構図持って行きたがるこの点に関してだけマスコミの姿勢変わないようだしかしマスコミが小沢動いた報道した小沢さんは動いていないマスコミが小沢さんのことを報道しないときに動いている

ここ数日のテレビ報道の様子を見聞きしていると、潮目が少しずつ変わりはじめたように思える。
自民党、民主党、「日本維新の会」だけを取り上げていた報道から他の小政党も少しずつ取り上げ始めたようだ。そこに「嘉田新党」が急浮上したことで一気に 自民党、民主党、「日本維新の会」を除いた中小政党が話題の中心に躍り出た感じだ。 自民党、民主党、「日本維新の会」に関する報道が陰に隠れた感じになっている。
というか国民も「日本維新の会」ばかり取り上げる報道に飽き飽きしてきている。
そこに、突如、小沢さんが裏で画策しているのでないかと思われる新たな統一政党の話が出てきたので、国民の関心が一気にそちらに向かったのではないかと思われる。(もちろんマスコミも・・・)

そして、 自民党、民主党、「日本維新の会」以外の政党の言っていることの方が「マトモ」であることが浮き彫りになりつつある。


日本の国民は、ある意味「政局好き」だ。だからマスコミも政局中心の報道をする。
実は「小沢嫌いを公言する人たち」ほど、小沢さんの動きに期待しているという変な構図が政界、マスコミ界に存在している。

国民の間にも「小沢が動けば、何かが起こる。」という、小沢さんが好きとか嫌いとかというのと違う次元での期待感がある。
簡単に言えば、政界、マスコミ界も「小沢VS反小沢」の構図になることを期待している。
国民の間にも 「小沢VS反小沢」の構図に期待している人たちが多くいる。
そういう人たちが数多く存在する限り、いつまでたっても「小沢VS反小沢」の構図が無くなることはない。

ただ、今回は過去と少し違う部分がある。
「小沢は嫌いだが、小沢が言っていることは正論だ。」という声が多いことだ。
「小沢は嫌いだが、小沢は言っていることがブレない。」という声が多いことだ。

国民の中に存在する「小沢嫌いの人たち」の意識に微妙な変化が見られる。そして、それらの人たちも内心では「官僚組織や経済界、そしてアメリカや中国とサシで渡り合えるのは小沢しかいない。」と思っている。
「嫌い嫌いも好きのうち」という言葉があるが、「小沢嫌い」を公言する人たちの本音は「本当は小沢さんに仲良くしてもらいたい。」ではないかと思う今日この頃である。


下記のツイッターのツイートにもあるように、今や民主党の議員が何を言っても信用してもらえないのが現状だろう。
それは、マニュフェストが完全に実行できなかったからではない。「マニュフェストを守ろうとしなかった。実行する努力をしなかった。」からである。

「民主党のマニフェスト」はもはや「嘘」を意味する一般名詞。用例:「母さんはね、お前が『民主党のマニフェスト』を言うような子どもに育てた憶えはないんだよ!」


一般の家庭でもそうだ。
子供が「次のテストで10番以内に入る。」と親に約束したとしよう。
しかし、頑張って勉強したが、残念ながら15番だったとしよう。
親は、子供をしかることができるだろうか。
努力しない結果の15番と一生懸命努力した結果での15番では結果は同じでも、相手に与える印象は大きく違う。
民主党は「努力が足りませんでした。」と今頃になって言いだしているが、少し前までは「できなかったことの言い訳」ばかりに終始していた。
「マニュフェストを守る気持ちもないのに、口先では守るようなことを言って、実際には書いてないことをやろうとする。」
だから「嘘つき」と言われるのである。

今回の選挙でも「嘘つき議員」が大量に発生するだろう。
今回の選挙で候補者を除外していくポイントの一つは「平気で嘘をつく候補かどうか」ではなかろうかと思う。

「日本維新の会」の松井幹事長が焦って「脱原発の具体的な道筋を示さなければ・・・」と 「嘉田新党」にイチャモンをつけているようだが、具体的な道筋は簡単で大飯原発を止めれば、すぐにでも「脱原発社会」は実現できる。実際に原発を稼働させなくても日本全国で必要な電力量が確保できることは今夏で証明された。
脱原発は難しいことではない。それを如何にも実現が難しいように言い張る政治家は「嘘つき」だと思う今日この頃である。




2012年11月26日月曜日

公約を守らなかった野田首相の公約遵守誓約書署名強要・・・笑うしかない!

下記のツイッターのツイートの内容は、真実をついている。
「公約を破った張本人が、公約 遵守の誓約書に署名を強要?」
公約を破った野田首相や民主党が、いくら政権公約(マニュフェスト)を訴えても真実味が無いのは当然だ。
誰も信じないだろう。
民主党が国民の信頼を失った最大の要因は、この点にある。
野田首相を始め多くの民主党の議員は、口では偉そうなことを言っているが、国民に約束した政権公約を軽視したことは間違いの無い事実であり、それは、国民を軽視したとも言い換えることができる。
これは、自民党にも言える。自民党は過去に政権公約を軽視し、公約破りの常習犯であったことを忘れてしまったようだ。民主党のマニュフェスト違反を批判する権利はないと思うのだが・・・。
「日本維新の会」においても、同様なことが言える。コロコロを発言が変わる橋下氏らを見ていると、とても公約を守るとは思われない。過激な発言からは国民を軽視しているような印象を受ける。
というか完全に軽視しているとしか思われないのだが・・・。
彼らが「教育」に関して云々と発言しているのを聞くたび、腹が立つのは私だけであろうか・・・。
「約束を守る」ということが社会教育や地域社会で生活をする上で、もっとも重要なことではないのか。

平野 浩 ‏@h_hirano
公約遵守誓約書署名強要で鳩山氏を出馬断念させた野田首相への朝日読者の「声」。「野田首相にそんな資格はない。前回総選挙でマニフェストを破り、消費増税を成立させたのは、ほかならぬ野田氏自身ではないか。与党になった途端、国民生活に関わる主要政策を選挙もせずに勝手に変更したではないか」。

さて衆議院選挙も近づく中、中小野党の動きが活発になりつつある。もちろん、その中心となるのは小沢さんだ。
次もツイッターのツイートからだが
「民主にはガッカリ、自民にはコリゴリ、そして維新もサッパリ」
実に現在の国民の心境を言い表しているように思える。
「脱原発」や「反TPP」なども大きな焦点だがもうひとつの焦点が実は上記の既存政党や一部の新党に対する不満や期待外れである。
こういう不満や不信の声の受け皿となる政党を選ぶのが、今回の衆議院選挙であり、それが大きな焦点でもあると思う。
そして受け皿となりうる政党の枠組みを国民に提示できるかどうかが、勝敗の分かれ目であるようにも思う。今回の選挙で、その枠組みを作ることができると思われる政治家は、やはり小沢さんしか見当たらない。
そんな中、「小沢さんに期待するしかない。」というのが、残念ながら今の政治状況である。
「小沢は終わった。」とマスコミや政敵は、しきりに発言するが、終わるどころか寧ろ期待が高まってきているというのが現状だろう。「小沢は終わった。」と言っていた人たちが引退などに追い込まれ、「先に終わってしまった。」というのが、真実だ。
政界は「一寸先が闇」の世界と言われている。
その一寸先に期待したい今日この頃である。


2012年11月24日土曜日

「日本維新の会」の橋下氏の焦りと候補者の動揺・・・松井幹事長の力量が問われる

テレビは海外ドラマ以外、殆ど見ないがツイッターなどのネット上の情報から判断するに「日本維新の会」の橋下氏が相当、焦り始めているようだ。
ということは、「日本維新の会」に所属する議員や候補者も焦り始めているということだ。
下記の「みんなの党」との合流話も、その表れの一つだろう。
選挙戦略がコロコロ変わると言うことは、自信の無さや動揺していることを如実に表している。
最近、橋下氏や松井氏は、「大戦(おおいくさ)」という言葉を、よく使う。
その「大戦」で勝つための戦略の一つが「相手陣営を動揺させる。」ということである。「日本維新の会」は、自らの陣営が戦う前に、すでに「動揺している状態」に追い込まれている。それも全て一人相撲によるものである。
これは、一重に参謀の力量の問題でもあろう。
国政選挙を戦う方法や、その為の戦略が書き切れていない状態で、アタフタしていると見るのが冷静な分析だろう。

日本維新:橋下氏、みんなの党に合流打診 渡辺氏は否定的
毎日新聞 2012年11月23日 20時52分(最終更新 11月23日 23時02分)
日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)は23日、みんなの党の渡辺喜美代表に衆院選前の合流を呼び掛けた。18に上る両党の競合選挙区でつぶし合いを避ける狙いがあったが、渡辺氏は現時点で合流を否定した。
橋下氏が同日のテレビ朝日の報道番組で明らかにした。出演前に渡辺氏に電話し、「国のことを思うのであれば、自分たちのポジションや勢力とは関係なく、一緒になりましょう。
選挙区調整はじゃんけんで決めてもいい」と呼び掛けた。東京都知事選が告示される29日までの決定を求めたという。
また、23日の大阪府豊中市内の街頭演説では、擁立候補者数について「(目指していた)241人には届かないかもしれないが、150人は集まった」と述べ、目標を達成できない状況を明かした。
一方、渡辺氏は同日夜、羽田空港で記者団に、維新が17日の旧太陽の党との合流でまとめた基本政策について「『原発ゼロ』が反映されていないなど満足のいくものではない」と批判、「合流と言われてもなかなかのめる話ではないと橋下氏に申し上げた」と述べた。北九州市小倉北区でも記者団に「旧たちあがれ日本の方々と一緒だと難しい」と指摘。競合選挙区で両党の立候補予定者が公開討論し、政策が一致しているか確認することを橋下氏に提案したと語った。
【藤田剛、仙石恭、石戸諭】

今回の選挙における小沢さんの選挙戦略は面白い。
私は「コンビニ出店戦略」に因んで「ドミナント候補擁立戦略」と呼んでいる。
岩手、千葉における集中した候補擁立は、コンビニのドミナント出店戦略とよく似ている。
認知度を短期に高め、物流経費等を低減し、広告宣伝効果を効率的に高め、相乗効果を高める。
それも、圧倒的なシュアを占める対抗馬がいない地域を狙う。
実に理にかなった戦略だ。
常に状況に応じた選挙戦略を立案する小沢さんという政治家は、軍師と呼ぶにふさわしい政治家だ。

小沢さんは正式に話し合いはしていないかもしれないが、極力「みんなの党」の候補者がいる選挙区には、候補を立てない方針で、擁立を進めているようだ。(例:神奈川県の選挙区)
他の新党と違い、自らの党の候補擁立を他の党の候補擁立状況を見ながら、自らで調整し決めているようだ。
つまり選挙協力をする前段階で、できるだけ第3局の有力候補が票の食い合いをしないよう自発的に候補者調整を行っているように思える。一部では、どうしても競合する選挙区も出てくるだろうが、それも最終段階で変更になる場合もありうるかも知れない。
おそらく、この点は「みんなの党」の渡辺氏も理解しているに違いない。
みんなの党が候補者を擁立している18もの選挙区に政党同士で連携の約束をしているにも関わらず勝手に対抗馬を出してくる「日本維新の会」と、話合いさえも、していないのに自発的に選挙区調整をしてくれている小沢さんと、どちらと選挙協力すべきかは、賢い政治家で有れば自ずと判断できるだろう。
小沢さんが、どう考えているかは分からないが、私は「日本維新の会孤立化戦略」が確実に進展しているように思えてならない。(ほぼ、そうなりつつある。)
つまり、橋下氏や松井氏が当初考えていたのは、「自分達が中心となって第3局を糾合し、主導権を握る」というものであったように思うが、現実は逆に「自分たちが孤立化した状況」に追い込まれつつある。
「日本維新の会」の松井幹事長の頭の中には、 「自分達が中心となって第3局を糾合し、主導権を握る」ことにより、小沢さんたちを孤立化させようとする意図があったように思う。マスコミも同様に報道に取り上げないことで小沢さんたちを孤立化させようとする意図があったことは間違いのない事実だろう。
しかし、現状では逆に自分たちが孤立化し追い込まれる状況に陥っている。
「孤立化した日本維新の会」が、今後、どのような動きに出るのか?
それが今後の最大の焦点になるだろう。
「日本維新の会」の橋下氏や石原氏は、「減税日本」との合流問題で「約束を簡単に反故にする人たち」という印象を持たれ始めた。
政治家として、そして一人の人間としての品性と矜持に疑問符が付けられた。
このことが、今後に与える影響は小さくないと思う今日この頃である。




2012年11月22日木曜日

自民党と維新の会の誤算・・・マスコミも、狼狽?

ツイッターに下記のようなツイートがあった。
今の状況を的確に表現されているように思う。
何と言っても「日本維新の会」の大誤算は「太陽の党」との合流で「無党派層」が逃げ出したことにある。最大の票田である「無党派層」からの集票が期待できなければ、既存政党の票を食うしかなくなる。

ましゅマロ〔 ゆっこコール練習中☆彡〕 ‏@ngc3333
「民主と自公と維新をこれでもかと宣伝した為に多業態飲食店と同じで政策も同じだし選挙後に連立するんだしどこに入れても同じでしょと国民に思われて自公が民主票を食い維新が自公票を食い無党派層には揃ってそっぽを向かれて4党揃って失速を始めたようである。」

誤算といえば、自民党や公明党にも誤算が生じつつある。東京都知事選と衆議院選挙のW選挙は自民党や公明党に有利に働くだろうと彼らは考えていた。しかし「脱原発」や「消費税増税反対」が有権者の焦点になれば、衆議院選でも都知事選に連動する形で票が他の政党に票が流れる可能性が高くなるからだ。だから焦点を逸らすことに一生懸命になっているようだ。
公明党にいたっては「原発ゼロ」と言わざるを得ない状況に追い込まれている。

まだ細かいところまで見ていないが自民党の政権公約の概略を見る限りでは、一昔前の政治に戻ろうとしているとしか思えない。
「自衛隊」を「国防軍」に変えるとか言っているようだが、「日本は共産国家か?」」と錯覚しそうになる。「公共事業予算の大幅増」なども、高度成長時代の政策の復活のような印象を受ける。
かくも「経済界」や「官僚組織」「アメリカ」の意向に流された政権公約を打ち出す自民党を国民は、どんな印象をもって見るのだろう。

政党が乱立する中、やっと「政策による対立軸」での政党の棲み分けができつつある。
次回の選挙では、議員一人一人の過去の発言との整合性が厳しく問われることになるだろう。
政策においても、アヤフヤな表現は、通用しないように思われる。(原発、TPPなどにおいて)
旗幟を鮮明にすることが求められているように感じる。

最初にも書いたが、今度の選挙における最大の焦点は有権者の60%近くを占めると思われる「無党派層」の動きである。
そして、乱立する新党においては「烏合の衆」と見られないことがポイントとなる。
その意味においては「日本維新の会」は、最早、「烏合の衆」と見られ始めており無党派層がソッポを向き始めていると見た方がいいだろう。

今後の動きの中で注目すべきは、前から言っているように「みんなの党」の動きだろう。
「日本維新の会」と政策が似ていると言っているが「日本維新の会」が「烏合の衆の集団」と化し、石原氏が党首となったことで、「右傾化」や「自民党より」のイメージが強まることは、みんなの党にしてみれば、余り好ましいことではないだろう。ましてや渡辺代表や江田幹事長にしてみれば、自分たちの存在感が薄くなる結果になりかねないという懸念が出ているはずだ。
場合によっては、急展開し小沢さんたちと手を結ぶ可能性もゼロではないように思える。
「日本維新の会」との選挙協力が、うまくいくようには到底思えないのだが・・・。

そして、今、一番困っているのがマスコミだろう。
民主、自公、維新だけに注目を集めさせる報道が裏目に出始めている。彼らの発言が有権者受けするものばかりであれば問題ないのだが、彼らの発言の中には有権者の反発を招く発言も数多くあり、「痛し痒し」というのが今の心境だろう。
どちらにしても、大手マスコミの信用度は下がる一方で、特にTBSは視聴率が下落し続けており、有名アナウンサーも逃げ出し始めているという悲惨な状況になりつつある。
国民は馬鹿ではない。
世論を誘導しようなどという奢り高ぶった報道姿勢を、そろそろ変えないと生き残れない時代になっていると思うのだが・・・。



2012年11月21日水曜日

民主党の選挙戦略が分からない?・・・というか無いかも?

民主党の鳩山前首相が次期衆議院選に立候補しないそうだ。
公認の誓約書に信念を曲げてまでしてサインすることはできないということらしい。(カッコよく言うと・・・)
しかし、民主党のやっていることは、本当に理解できないことばかりだ。
下記の記事にあるように、安住淳幹事長代行は「党が掲げる政策を守るとの誓約書を書いてもらう。この約束を守れないのであれば公認は難しい」と言っているそうだが、選挙直近になった現在でもTPP参加をマニュフェストに盛り込むかどうかで揉めている状態だ。
そもそも、内容もよくわからない、喫緊の課題とは言えそうにない、国民に分かりにくい「TPP」を選挙の争点に持ってこようとするセンスが信じられない。
かなりの議員が反対しているので、公認作業がスムーズにいかない可能性もある。
土壇場で離党する議員が出る可能性も否定できない。(そうなると民主党の空白区が増える状況になる。)
これだけではなく、泡沫候補(小選挙区での当選が絶対に無理な候補)を「国民の生活が第一」の候補の選挙区に擁立したり(嫌がらせ)、金で縛りつけようとしたりと、「選挙担当の執行部(安住氏)の性格の悪さ」がもろに表れている。

民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院北海道9区=は20日、来月16日投開票の衆院選に出馬しない意向を関係者に伝えた。野田佳彦首相が消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)推進などへの賛同を候補者公認の条件としていることに反発した。近く党執行部に伝達する。
鳩山氏は衆院本会議採決で消費税増税法に反対し、党員資格停止3カ月の処分を受けた。今回の衆院選では民主党から出馬する意向を表明する一方、原発再稼働やTPP交渉参加に反対する考えを示していた。
首相は19日、民主党公認候補の条件について「私の所信表明演説や党代表選公約に掲げたことから大きく逸脱する話はおかしい」と強調。鳩山氏を念頭に「どんな重い立場だった人だろうが、きちんと守ってもらうことが公認の基準だ」と明言した。
民主党の安住淳幹事長代行は「党が掲げる政策を守るとの誓約書を書いてもらう。この約束を守れないのであれば公認は難しい」と述べていた。

全国紙などの世論調査の比例代表で投票したい政党名を見てみると
民主党10%程度 自民党20%~25%程度
と言う結果だ。
如何に、この数字が異常な数字なのかをマスコミは一切コメントしない。
与党と野党第1党の数字を足しても調査対象の三分の一しかない。ましてや固定電話での新聞や地上波のテレビしか見ないようなB層と呼ばれる人たちを対象にした調査において、この結果である。
2009年の衆議院選挙では、与党自民党と野党第一党の民主党を足すと70%近く合ったように記憶している。
選挙を直近に控えた状況でこの有様である。如何に有権者が今の政治体制に呆れかえっているかが伺われる。(失望している。)
逆に言えば、民主党や自民党や公明党に投票すると考えている人達などを除く60%程度の人たちは、第三局の動きなどをみて、これからの投票行動を決めようとしているということである。
ここでポイントになるのが、自公や民主にとって代わるだけの実力を持った政党の枠組みができるかどうかであろう。
もっと具体的に言えば、「日本維新の会」と「国民の生活が第一を中心とする政党グループ」の、どちらが、より政権担当能力が高く、民主、自公に代われるだけの実力があり、政権を託してみようと思えるかである。

それにしても、与党と野党第一党に投票したいと思う有権者が三分の一程度しかいないという現状を、どう表現したらいいのだろう。
政治不信?
政治家不信?
政党不信?
あ~嫌だ!嫌だ!
まともな政党、隠される!

国民の生活が第一
3つの緊急課題
1.「原発ゼロ」へ!
2.消費税増税は廃止!
3.地域が主役の社会を!

2012年11月20日火曜日

独裁政党「民主党」・・・TPPで「踏み絵」迫る

民主党執行部はTPP参加に反対する議員は選挙公認しないそうだ
公認しないのなら早く、ハッキリさせて欲しいね!
何人の議員が民主党から離党するのか?
議員の本気度が試されるね。
亀井さんや山田さんは、離党する議員の受け皿を作ったんだね。



 【プノンペン=稲垣直人】野田佳彦首相(民主党代表)は19日夜、環太平洋経済連携協定(TPP)の対応について「私の所信表明演説、(9月の)代表選の公約に掲げたことが基本。きちんと守っていただくことが公認の基準だ」と述べ、TPP推進方針に賛同しなければ、総選挙で公認しない考えを示した。プノンペン市内で記者団に語った。首相は所信表明演説などで、TPPを日中韓自由貿易協定(FTA)などと同時並行的に進める方針を表明しており、「(党の公認候補が)大きく逸脱することは同じ党としておかしい」と指摘した。党内にはTPP推進方針に反発する声も根強いが首相は「離党者が出ることは残念だが、政策の一致できる人と覚悟を持って戦いに挑戦する」と強調。さらに離党者が増えても争点を明確に打ち出す狙いがあるようだ。また、首相は「焦点はエネルギー。脱原発で日本のかじ取りを行うのか、従来の政策を惰性で続けるのか、脱原発と原発維持が混ざった方向感のない政治をやるのか」と強調し、自民党や日本維新の会を牽制(けんせい)した。(朝日新聞より抜粋)
「(党の公認候補が)大きく逸脱することは同じ党としておかしい」という発言は理解できなくもない。しかし、「消費税増税」にしても「TPP推進」にしても党内議論を途中で打ち切る形で押し切っている。民主的な手続きを踏んで決められたとは言いにくい。
そもそも、野田氏、前原氏らは2009年マニュフェストについて、小沢さんが独断で最終決定したようなニュアンスの批判発言を過去に繰り返していたように記憶している。
更に最近では「私たちの見通しが甘かった。」とマニュフェストに責任を押し付けようとしている。
見通しが甘かったのではなく「自分たちに力が無かった。」「本気で遣ろうとしなかった。」からではないのか?
同じ口で、よく言うよ!
というのが率直な気持ちだ。
2009年マニュフェストを守れなかった、守ろうとしなかった民主党議員全員が公認を受ける権利が無いのでは?
と言いたくなる今日この頃である。

現状の民主党は、独裁政党に近い。
言うことが聞けない奴は 党から出ていけ!
離党するなら、今までに支払った金を返せ!
離党するなら刺客を立てるぞ!

暴力団顔負けの恫喝が横行する恐ろしい政党だ。
金で縛り付けようとする汚職政党だ。
前原氏や野田氏のように怪しい企業からも献金を受けている議員がいる政党に、似つかわしいと言えばそれまでだが、口では「クリーン」とか「民主的な手続きで」とか、偉そうに言うので余計に腹が立つ。
「国民との約束を守る」と言う言葉が、空気のように軽く扱われる民主党に明日はない。!
そう思う今日この頃である。

2012年11月19日月曜日

マスコミの偏向報道は、自民、民主、維新の会にとって有利?・・・「国民の生活が第一隠し」報道の功罪

マスコミの政治報道見ていると日本には民主党自民党公明党と維新の会みんなの党しか存在しないようだ15近い政党存在するのにそれらは十把一絡げその他の政党

してその他の政党政策がよくわかりませんねほざく
当たり前だお前らが報道しないからだろう
とつい愚痴出てしまった。
しかしこの報道姿勢これらの政党プラスに働くのだろうか
実はそうではないかもしれない疑問に思い始めている
これらの地上波流される報道新聞記事だけしかない人たちのことを一般的に呼ぶそうだ彼らは報道出てくる限定された政党しか頭に残らないはずだとすると選挙での投票の選択肢これらの政党から選ぶ可能性高い
主に風に流されやすいされると呼ばれる人たち上記の政党中から投票する政党選ぶであろうという前提考え維新のへの投票上がれば上がるほど他の自民党民主公明みんなの党票が食われる計算になる
当然票が分散すれば1党当たりの得票率下がり比例代表での票も分散する計算になる
少なくともマスコミが現状の報道姿勢続ければ上記のような現象が起こりうる可能性否定できない

更に分析を続ければ2009年の政権交代自民党支持者多くが民主党投票したことが最大の要因だこのように自民党や民主党の支持者が必ず支持政党投票するとは限らないその傾向年々強くなっている特に今回の選挙の場合消費税TPP原発という政党枠を超えた生活に密着した課題が選挙の焦点になっているこの点を見逃してはいけない

今回もう一つマスコミ選挙焦点としているのが政党同士による連携だがこの点についてもマスコミは分析しきれていないように思う
中央政党同士が連携してもそれらの支持者必ずしもその政党に投票するかどうかは別の問題だ
例えば農業団体や中小企業などの主に自民党の支持団体中にTPP参加消費税増税原発再稼働反対する団体は多くある医師会などTPP参加反対だこれらの票がどこに流れるかも注視すべき点だ
そしてもうひとつのポイントが有権者の中に 「消費税増税反対」「TPP参加反対」「原発」訴えて議員の中から選挙勝てる議員を選び、党派を超えて投票しようとする動きが芽生え始めていることだ
例えば共産党系の組織が国民の生活が第一議員に投票するとか社民党支持者が国民の生活が第一議員に投票するとかという投票行動だ 「消費税増税反対」「TPP参加反対」「脱原発」実現する為なら党派にはこだわらないいう投票行動だ
この動きは中央での動きとは別の関係の無いところで起こり始めている
まだ大きな潮流にはなっていないがこれから注目して見ていく必要があるだろう
小さな拾い集めればそれなりの大きさの塊になる
この点が今回の選挙一つの焦点だろう

政策的な面で言えば
最大の経済政策は消費税増税しないことだ
原発を全廃すれば原発に関わる予算組織審議会など必要なくなる数千億円が浮く計算になるだろうそれを原発の廃炉新エネルギー推進に使えば経済対策になる
TPP推進により医療関係などの規制撤廃されれば日本の公的保険制度崩壊する可能性ある民主自民が社会保障税の一体改革合意した内容絵に描いたなっしまう可能性出てくる
なにより安心して日々の生活が送れる創ること最大の経済対策で有り日々の生活に不安があるようでは中々財布の緩くならないだろう

今ここで言えることはとにかく政党云々は別として 「消費税増税反対」「TPP参加反対」「脱原発」訴える議員を全国の小選挙区に隈なく擁立することだろう
小異を捨て大同につくという言葉は、こういう場合に使うものだと思う今日この頃である。





逃げた橋下氏、ボケた石原氏、避けた渡辺氏・・・自公民に近づく政策

日本維新の会太陽の党政策合意内容政策合意と言えるかどうかは別として見ると自民党民主党政策限りなく近いこと伺われる言うか(民主党+自民党)÷2でも言えそうな内容だそれだけでなく後からどうにでも言い逃れができるように大事なところはアヤフヤしてある

結果として日本維新の会政策的な面からだけでみれば最早民主自民同列として見るべきでぶのは適切でないように思え
日本維新の会太陽の合流し、石原氏代表に決まった時点でこうなることは、ある程度、予想はできたのだが・・・。
この合流におけるポイントは代表が誰になるかあったように思える
日本維新の会人気が持続していれば氏が代表になった可能性高い。石原氏も異論を唱えないだろ
しかし人気が下降選挙での獲得議席数予想を大幅に下回りそう状況下において橋下氏は選挙後の責任回避代表逃げ、「目立ちたい息子が可愛い自民に恩を売りたい小沢が憎い言う気持ちが先立つ石原氏ボケし煽てられて代表に就任した見るべきなのかもしれない。(石原氏が維新の会に利用されているという亀井静香氏の指摘は正しいと思う)
少なくても一般的感覚や「改革を目指す」という党のイメージからすれば氏が代表になるのが当然あろう
石原氏が代表になることは近畿地方などではマイナスにはなれプラスにはならないだろうし党自体のイメージ右寄り捉えられることは間違いのない事実である大阪の人たちは東京人たちに対する対抗心が強い
橋下氏が代表の「日本維新の会」と石原氏が代表の「日本維新の会」とでは有権者の持つイメージは大きく変わるように思うのだが・・・。
私のような庶民の目から石原氏が代表の「日本維新の会」を見ると右翼政党にしか思えないのだが・・・。
これらのことが有権者の投票行動にどう影響するのか?
この点の分析は必要だろう。
つまり、石原氏代表になることが浮動票(支持政党なし層)の動きにどう影響するのかということだ。また、どの党の票に影響を与えるのかと言うことである。

おそらく、これらの点を考慮し「みんなの党」の渡辺代表は

「合流しないで選挙協力だけに留める」⇒合流はマイナス効果。イメージ悪化。
と考え合流を避けたようだ。賢明な選択だろう。

今回の選挙だけで今後の政局の枠組みを考えてはいけない。来年の参議院の選挙も踏まえた中で考えるべきだろう。
現在の政局を見れば分かるように「参議院を抑えた政党が政局の主導権を握る。」という状況は変わらない。そして、主導権を握るのが比較第1党や第2党とは言いきれない状況が生まれる可能性は大いにある。
そこまでを見据えた上で各政党の候補者擁立状況や選挙対策を見ていくと、違った意味からの興味も湧くのではないだろうか?
「次期参議院選も見据えた上での候補者擁立と選挙対策」
小沢さんの頭の中では、次の参議院選挙のことも念頭においた選挙戦略が練られているに違いないと勝手に想像する今日この頃である。






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