昨日のスーパーモーニングは久々の見ごたえある番組だった。
最早、政策で小沢氏とまともに論戦出来る議員は国会内にもほとんどいないであろう。
政治理念がいかに大切かがよくわかる。
政策は政治理念を基に語られるべきものであり、それをいかにわかりやすく国民に伝えられるかも政治家としての力量である。その点においても小沢氏の話は、私のような一般市民にも本当に分かりやすい。
小沢一郎氏は、政治家という枠を超えた政治哲学者の域に達しているのかもしれない。
テレビを見た国民の人達も改めて小沢一郎氏の凄さを実感したのではないか。
今回の代表選は民主党議員の力量を問われる選挙でもある。人間の好き嫌いではなく、「国民生活第一」の政治を進める党の代表と日本の政治を引っ張っていく首相を選ぶ選挙でもある。くれぐれも「好き嫌い」で選ばないで欲しい。それが国民の願いでもある。
よる9時からNHKの番組にも小沢氏は出演した。2日前には菅首相も出演していたが、較べるのが恥ずかしいくらいである。
そもそも国営放送でありながら、それとなく小沢批判を繰り返していた経緯もあり、注目をしていたが、質問の内容が在り来りで且つ内容の無いものであり、小沢氏も少し切れかかっていた。
おそらく小沢氏の発言の内容さえすぐに理解できなかったのであろう。(キャスターは迫力に押され油汗を顔にかいていた。政治部記者は顔がこわばっていた。)
この中で小沢氏の凄さを感じた発言がある。
ひも付き補助金の一括交付金化について、仙谷官房長官が反対している首長もいると発言したことについてキャスターが振ると「お金も権限も上げる」といっているのに、反対すると言うことは「組長に自信がない」と言うことでショ。「自信がなければ首長をヤメればいい」と発言した。
実はこれこそが地方分権(地方主権)の一番の本質部分なのである。
小沢一郎氏の凄さは、物事の本質の核心を「一言」で表現できる点にもある。
また菅内閣が言っている平成20年までにプライマリーバランスをトントンにするという話に対しても「それは今のシステムや現状を基にしたものでしょ。」と軽くいなし、「システムや、組織そのものを変えていかなければ意味が無い」という趣旨の発言をした。
おそらく、多くの人が「目から鱗が落ちた」のではないか。政治家も評論家も常に現状の数字とシステムを基に発言している。もしシステムが変ったとすれば、根本的に出てくる数字も代わる可能性がある。
「事業仕分け」も今あるものの中から「重箱の隅」をツツクことで財源を見つけようとしている。
そんなことで出てくる金はしれている。行政システム、政治システム、官僚システム、地方自治システムを根本から変えていくぐらいのことをやらなければ大きく日本を変えていく事はできない。「小沢改革」とはこのことを言うのである。
ほとんどの政治家が今までの概念に囚われている中で、それを打ち破ろうとする小沢氏は「異端の政治家」かもしれない。しかしそれが政治家「小沢一郎」であり「小沢一郎」の魅力である。そしてそれを実行できる可能性を持つ政治家は小沢一郎しかいない。それが日本の政治の現状である。
一度「小沢一郎に任せてみたい」そう思う国民は私ひとりだろうか・・・。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
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1 件のコメント:
この場をお借りして申しわけありません。
日経で代表選ネット調査をしています。ねつ造が行われないよう、皆さんに伝えて監視・投票を呼び掛けましょう。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E7E2E29B8DE2E7E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
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