証言ドキュメント「永田町・権力の漂流」と題されたNHKのドキュメント番組を後半から見たが内容は、大したことがなかった。
日曜午後9時からは、いつもNHK-BSの韓国歴史ドラマ「トンイ」を見ている。なぜかストーリー立てはこの前に放映された「イ・サン」と似ているのだが、それなりに面白い。
昨日の放送では、粛宗王がトンイと難民への食事提供施設を訪れ、一部の人にしか食事が提供されていない事実を知り涙するシーンがあった。王は「私は、部下が上げてくる書類しか見ていなかった。それが正しいと信じていた。」と嘆く。まさしく現在の日本の政治にも其のまま当てはまることだ。
政府や国民に知らされるのは、官僚や既得権益に都合のいい情報ばかりで、それがマスコミなどを通して流され「それが正しいもの」だと思い込まされてきた。
政治は「弱いもののためにある」という思いを政治を執行するものが持たなければ国民の信用と信頼を得られないことを歴史は物語っている。
ちなみに、朝鮮王朝時代を題材にした韓国ドラマを見る場合、朝廷が南人派と西人派に別れ激しい勢力争いをしていることを念頭に、王妃がどちらの側をバックにしているかなどを理解した上で見ると人物像がわかりやすい。
余談が長くなったが、昨日の番組の中で、小沢さんが番外だと一言断りながらも「今でも不信任がでればいつでも可決できる態勢にあります。」という趣旨の話をしていた。
自民党が本気で内閣不信任案を提出すれば、小沢さんの決断次第では野田内閣を不信任に追い込むことが出来る。野田内閣の命運を小沢さんが左右する立場にある。
自民党内も小沢さんの裁判で無罪の判決が出る可能性が高くなってきたことで小沢さんと連携することに対する拒否反応も小さくなってきているはずだ。ましてや、少しでも早く解散総選挙をしたい落選組や党内の声を考えれば「解散」に追い込む以外に方法はない。そのためには小沢さんのグループが内閣不信任案に賛成することが前提条件となる。自民党も小沢さんの決断に左右される立場にある。
またもや、知らないうちに小沢さんが政局の中心にいる。民主党の仙谷由人政調会長代行は小沢さんの主張を「選挙目当て」と偉そうに指摘したそうだが、批判するなら政局を左右するぐらいの影響力を発揮してから言ってください。
狸の戯言にしか聞えないのは私だけであろうか・・・。
ましてや消費税を15%にアップなどという、とんでもないことを主張しているようだ。
韓国の歴史ドラマを見て、政治を一から勉強し直したらいかがですか?仙谷さん・・・。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
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