2010年8月27日金曜日

始まった。猛烈なマスコミの小沢叩き!

マスコミによる小沢ネガティブキャンペーンが始まった。
テレビを見ていても余りに醜く、チャンネルを変えてしまう。

相変わらずの「政治と金」であるが、マスコミの報道が恣意的であることは間違いない。
毎日新聞も書いていたが小沢さんに関しては不起訴で結論が出ており検察内部でも「終わった事件」として扱われている。残るのは検察審査会だけであるが、本来、検察審査会というのは検察のだした起訴・不起訴に対する検察の捜査に対し審査を行う場であって小沢さん本人に対してではない。この点を報道機関はしっかり伝えるべきである。
もう一点が総理大臣になれば、訴追から逃れられるという論評であるが、これも間違いである。総理大臣をヤメれば訴追され、場合によっては起訴される。簡単にいえば一時的に訴追が免れるということである。この点もしっかり伝えるべきである。

テレビは小沢一郎氏の出馬に関するニュースで一色である。自民党のニュースなどほとんで出てこない。これほどまでに注目を集める小沢一郎氏とはどんな人物なのか。これほどマスコミに叩かれれば、普通であれば人が離れていくはずである。なのに党内最大グループの代表であり、他のグループからの支持も得ている。
普通の議員であれば、議員を辞職しているかもしれない。

ある通信社は代表選の争点を『脱小沢』と流したようである。
この間までは「政策論争を」と言っていたのにである・・・。
マスコミの劣化は、目に余る。
特定の候補に肩入れすることは、報道機関の理念としていかがなものか・・・。
まだ告示されておらず、お互いの候補の「政策」さえ発表されていない段階でのこの報道である・・・。
円高、株安、雇用不安を始め日本全体に閉塞感が漂う現状の中で『民主党は挙党体制でこの難局に対応しなければならない。』『「脱小沢、親小沢」関係なく、この難局にどう対応するのか党一丸となって知恵を出さなければならない。』ぐらいのことが書けないのか・・・。
強いリーダシップと影響力を持つ小沢氏を抱き込むぐらいの政治力を菅氏が発揮する場面のはずである。総理としての仕事より「小沢排除」に全力を傾け「解散権」を自分の権力維持の為に私的に利用するようなことでは、心ある国民の支持は得られないことを肝に命じた方がいい。
マスコミをはじめ所属議員もこの先「脱小沢」で民主党が本当に運営していけると考えているのだろうか。
政権政党としての党運営の仕方を熟知しているのは、他ならぬ小沢氏以外に民主党にはいない。この最大の弱点を補えるのは小沢氏しかいない点が民主党の最大の課題である。枝野幹事長の記者会見に参加する記者の数が半減していることからも、小沢氏の影響力と力が伺い知れる。党の実質的運営責任者のハズの枝野氏の影がドンドン薄くなっており、名前さえ忘れ去られない有様である。

マスコミが、人間「小沢一郎」について語ることなしに一方的に批判することに関し、裏で「官房機密費」を貰っているのではないかと疑われても仕方がない。この点についてマスコミ関係者や評論家、ジャーナリストには説明責任がある。

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