最近、体調がよくない。悪玉コレストロール値が高いのが原因かも知れない。
昨日から散歩の距離を長くした。食事の量も減らし、体調管理に励むことにした。(三日坊主に終わらないようにしなければ・・・。)
まるで悪玉が善玉を押しのけ跋扈している現在の民主党のような体調である。
下記のような記事が出ていた。
小沢グループ・鈴木氏、消費増税反対署名集めへ
民主党の小沢一郎元代表に近い鈴木克昌筆頭副幹事長が、消費税増税に反対する署名集めを党内で始めることが2日、分かった
野田首相は増税路線を進めており、増税の是非をめぐる民主党内の対立は深まりそうだ。
鈴木氏は小沢グループの中核「一新会」の会長でもある。党内では「小沢氏の意向が働いているのではないか」との見方も出ている。一方で、党執行部の一人である鈴木氏が政権と対峙する活動を行うことには批判が出る可能性もある。
(2011年12月3日08時52分 読売新聞)
鈴木氏は民主党の筆頭副幹事長である。輿石幹事長の了解無しに署名活動を始めるとは考えにくい。
小沢さんが消費税や選挙について積極的に発言し始めたのは、輿石幹事長と懇談してからだ。
何事においても筋を通す小沢さんが輿石幹事長に黙って野田首相の批判や消費税増税反対を言い出すとは考えにくい。
最近の一連の発言は輿石幹事長も承知の上での発言と考えて間違いないだろう。
そもそも輿石幹事長は消費税増税には反対の立場だと思われる。
幹事長という立場から表立って反対意見は言いにくいが党内の状況や選挙のことを考えれば、現時点での消費税増税は党の分裂を誘発する危険性を孕んでいるとの認識は小沢さんと共有しているのではないか。
このままでは、確実に次の選挙で落選することが間違いないと思われる衆議院議員にとっては、民主党に留まることのメリットは、ほとんど無いに等しい。「離党したがっている議員」がいることも事実だろう。
党をまとめる立場にある輿石幹事長としても、党の分裂だけは何としても避けたいとの思いは強い。
TPPや消費税増税について、党内議論をないがしろにして進める野田首相や財務官僚と党内のことを考えもしないで勝手な発言をする前原氏らに対する不満が輿石幹事長にあることも事実だろう。
でなければ党執行部のNO2とも言える筆頭副幹事長が消費増税反対の署名活動を始めることは、輿石幹事長の指導力と責任が問われることにも繋がる。これからの推移を見なければわからない部分もあるが、おそらく党内からの批判は覚悟しているものと思われる。
おそらく消費税増税に関しては党内で「反対意見」の方が多いと輿石氏は読んでいるのではないか。消費税増税を党内でゴリ押しすることは、プラスにならないとの判断をしているものと思われる。
そして小沢さんや小沢グループの協力なくしては党運営が成り立たないことを輿石氏は理解している。
逆に党内基盤の弱い野田首相が強引に消費税増税を押し進めようとすれば党執行部との軋轢が生まれ菅前首相と同様に「裸の王様」になる可能性が高い。
菅政権からへ野田政権と続く国民の多くや党内の意見を軽視した政権運営に対し、輿石幹事長がどのようなスタンスを取るのかが今後の焦点になろう。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2011年12月3日土曜日
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2 件のコメント:
いつもブログを拝見させて頂いていますが、的確な論評に敬意を表します、少なくとも小沢先生・輿石先生等の極めて正論を貫き具現される
方々が党内に居られる限りまだまだ安心とみていますが、それ以外の議員の方々で失礼ながらも管・野田路線に繋がる人達の政治政策思考は全く理解できません、経世済民こそ祭りごとの根幹をなすものと小生は信じ切っていますので。好いように米国に追従しきっている輩とあえて言わせて頂きます。
「いかりや爆氏の毒独日記」さまへの自コメから
>TPPは21世紀の植民地政策、ぼったくりバーである(岩上氏):韓国は米国の奴隷?
ttp://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/bc3838199460859c8b8cc9616339e3e9
幼稚な「トモダチ」よりも賢明な「友人」としてアメリカに接しよう (通りがけ)
2011-12-05 04:58:12
すなわち叡智を以って日米安保条約堅持のまま地位協定完全破棄して、しかるのち目上の賢い友人として米国に対し今後の地球平和のための政策指針を示してやればよい。
1.戦争狂の核武装米軍を鎖につないで国連軍へ、
2.貿易ふくむ商活動で、人権平等のもとに機会均等の公明正大で公平な競争ルールづくりを国連中心に行うのがよい。<転載終わり
世界史上年長の「友人」として、幼若な国アメリカが未熟ゆえ腕力の過ぎる「悪徳」の弊害で「美徳」もろとも自滅するのを座視することは、扶桑の島日本人の人情としてしのびないものがある。
アメリカの暴走自滅を止め地球にとって良いほうへ方向転換するようはかることが出来るのも、親切を徳とする国日本だけであろう。
行うにあたっては常にその徳を量るべし。得(利得)ではなく「徳」である。
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