今回の選挙を国民側からの視点で大局的に見た場合、目標とすべきポイントの一番目に挙げられるのは「自民党+公明党+日本維新の会」での過半数超えを阻止することである。
その視点で立候補者数などの状況を見た場合、一番のポイントとなるのが、実は「民主党に大敗させない。」ということにあることに気づく。もちろん野田、前原グループから多くの落選者を出させ彼らのグループを弱体化させることも重要である。(言うまでも無いが・・・。)
つまり、ある程度の議席を民主党が獲得しないと「自民党+公明党+日本維新の会」 で過半数を確保してしまうことになる。
簡単に言えば、
『「自民党+公明党+日本維新の会」 +「民主党+国民新党」』以外の政党の候補者の絶対数が少なすぎるという根本的な要因があるということである。
今回の選挙は、一言でいえば『
「自民党+公明党+日本維新の会」での過半数を阻止する選挙』であり、『民主党の「野田グループ+前原グループ」を弱体化させる選挙」でなければならない。
というか、小沢さんは候補者の擁立状況から想像するに、既にその方向で動いていたように思う。
そして、その先に見えてくるのが『「民主党(野田、前原グループが非主流派となった形での民主党)」+「日本未来の党+日本未来の党の友党グループ」』という姿である。
上記のような視点を念頭に置いた上で、各地の連合や医師会などの支援団体の推薦状況や動きを注視して見る必要がありそうだ。
今回の選挙で自民党が政権に復帰することは間違いないだろうとの見方が強いが、私は必ずしもそう言い切れるとは思っていない。
最近の自民党の幹部などの発言などからも推測される。
数ヶ月前頃:自民党で単独過半数⇒楽勝ムード
1カ月前頃:自民党+公明党で過半数⇒可能性が大
最近:自民党+公明党+日本維新の会で過半数⇒なんとかいけるだろう。
と発言に微妙な変化が見られる。(政党支持率も下降線を辿っている。)
マスコミも薄々、この状況に気がつき始めている。マスコミは選挙後の政権の枠組みを無視した報道ばかりしているので全体像が見えなくなっていた。ここ数年は「2大政党制による政治体制」ではなく「2大政党グループによる政治体制」という視点で政治を語る必要がでてくるのではないだろうか。
非常に複雑な心境なのだが「民主党には、ある程度の議席を確保してもらう必要がある。」というのが今回の選挙なのだ。
この意見に賛否はあると思うが冷静に分析すると、そういう結果になる。
ただし、野田、前原、仙谷、安住、岡田などの各氏には落選して国会の場から退場してもらいたいと思う今日この頃である。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2012年12月5日水曜日
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2 件のコメント:
「戦争対平和の戦い」
阿修羅にて>>http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/314.html#c164
>>159今度の選挙はまさに「道徳」対「反道徳」の戦いなのである。
さて戦争と原発事故は人災の極致であり共に放射能を凶器として用いる点で同じものである。
福一事故は人災(すべて人間の手によって作り出された災害)であり原爆投下(戦争)とおなじ。
戦争は人道のかけらも無い反人道の限りを尽くす無差別殺戮殺人であり、「反道徳」の極致である。
同じく福一事故も日本政府マスゴミ司法によって事故直後から国民に対して無差別に「反道徳」の限りが尽くされている。
戦争と言えば今ユダ金米軍がイスラエルと組んで対シリア攻略戦の真っ最中であり日本国民は自衛隊として「反道徳」野田ユダ金スパイテロリストによって戦場「憲法違反の戦闘地域」シリアへ派遣され「戦争」の反道徳無差別殺戮殺害の標的にされている。野田テロリストの目的は「戦争」反道徳を用いた「憲法9条のなし崩し的破壊」にあることは明らかである。
日本の内政はいままさに戦時中「反道徳」であり海外のシリアの「反道徳」戦場と直結して連動している。
そして「道徳」と「反道徳」は決して両立しない永久不変の対立勢力である。
今朝の新聞で全政党がいっせいに「原発ゼロ」公約を掲げたとあった。「原発ゼロ」は一見して「道徳」に見えるがそれは間違い。日本国内の「反道徳」は福一事故において行われており、内政における「道徳」は「福一石棺桶化」「住民疎開」「放射能封じ込め」によってのみ行われる。
よって「脱原発」「卒原発」「原発ゼロ」公約のいずれにも「道徳」は存在しない。
今度の選挙は「道徳」対「反道徳」の戦いである。
原発が選挙の争点にならないことはいま書いたとおりである。
では「道徳」対「反道徳」の本当の争点は?
原発事故と同じ人災の極致それは「戦争」である。
今度の選挙の争点は「戦争」そのものである。すなわち日本国憲法第9条「国際紛争平和解決」条項の是非を巡って今度の選挙は争われているのである。
脱原発に争点がないことがはっきりした今、有権者は今度の選挙で「戦争参加の是非」について選択しなければならない。
そして「戦争=反道徳の極致」であり「平和=道徳の極致」である。
日本国憲法9条は和をもって貴しとなす道徳常民が先祖代々営んできた日本の国土と常民にとってまさに「大和魂」そのものというべき扶桑の島天御中主命天常立命大国主命の和魂(にぎみたま)である。
そして人間は「道徳」と「反道徳」を同時に独りが行うことは決してできない、限られた存在である。
今度の選挙は本来政党を選ぶ選挙ではなく政治家を「道徳」か「反道徳」かで選ぶ選挙であるが、比例代表制併用である以上政党を選ぶ場合も基準は同じであり、「道徳=平和」対「反道徳=戦争」の戦いの中で自分の心に正直に政党を選び投票することである。
私は「道徳=平和」へ投票する。「道徳」は君子によってのみこの世に行われるのであるから、君子小沢一郎、君子亀井静香のいる政党が私の投票先候補政党となる。
いやいや、民自公維新の連立でしょう。
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