2011年2月21日月曜日

カチカチ頭の岡田君・・・幹事長の役割を知っていますか?

これほどまでに頭が固いとは・・・。(・・・呆れる)⇒岡田君のことです。

さて北アフリカのリビアでも、軍部隊と政府高官が政権に反旗を翻したとも報道されており、カダフィ大佐が亡命したとの噂まで流れ始めている。
イランなどにも民主化の嵐が広がり始めている。
それぞれの国において多少事情は違うが、根底に「一部の権力者層による政治権力と富の独占」に対する不満があることは間違いない。
もう一つわかったことが「アメリカの唱える民主主義の2面性」である。
これらの国々において反米感情が強くなる可能性も否定できない。

日本においても他山の石ではない。
今、日本における政治の動きも、よく見てみると似通った部分がある。
従米従属、大企業・マスコミ従属の菅政権(一部の議員による独裁政権)の「口先だけの党内民主主義」による政権運営や党運営に対し16人の議員(民の代表)が蜂起したことで党内の他の議員も声を挙げ始めた。(デモを始めた)
国民(民衆)も菅内閣に対し叛旗を掲げ始めた。(20%を切る支持率)
「党内がバラバラとの批判」が多いということは、言い換えれば「党内民主主義が機能していない」ことの表れでもある。
この部分に関しての岡田幹事長の責任は大きい。「挙党一致」とは「党内民主主義による党運営」とも言い換えられる。

丁寧な党運営を怠ってきたツケが一気に噴出した様相だ。
党幹事長の最大の役割は「党内の声を真摯に聞き党内民主主義を機能させることによって党内の意見を集約し党全体をまとめ挙げること」ではないのか!

ところが逆に党内の対立を煽るような発言ばかりをしている。
民主党の岡田克也幹事長は二十日、三重県伊勢市で講演し、衆院選マニフェストで掲げた高速道路無料化や、子ども手当の満額支給を断念する方向で調整する意向を表明した。同党は月内にマニフェスト見直しの議論に入る段取りだが、岡田氏が看板政策の断念に言及したことで、小沢一郎元代表らの反発は必至。菅直人首相の退陣論が広がる党内情勢はさらに混乱する可能性もある。
岡田氏は高速道路の原則無料化について「実験を始めて分かったことは、あちこちで渋滞が発生したこと。渋滞してまで料金を下げる必要はない」と指摘。子ども手当に関しては「子ども手当は必要だが、(満額の)月二万六千円と言われると、もう少し保育所をつくったり、学童保育の現物支給を厚めにすべきだ」と述べた。
また岡田氏は記者会見で、首相退陣論が広がっていることについて「首相がころころ代わって、国益にプラスになるはずがない」とけん制した。(東京新聞)

頭が固いというべきなのか、党内の空気が読めないというべきなのか・・・。(呆れてしまう)
地方選挙で連戦連敗している原因がどこにあるのかを分析していないようだ。
自らが汗をかき党内をまとめる努力をしているのか?
はなはだ疑問である。(多分、どうしたらよいのかもわからないのであろう。・・・唖然!)

子供手当ての使い道について「貯金をする」と答える人がかなりいるそうだ。
野党はこの点を衝いてきているが、よく調べてみると「貯金をする」と答えた人の中の多くが「子供の将来のため」と答えている。
大学を卒業させるまでに掛かる費用は、子供一人に対し数千万円とも言われる。
その為に今から準備しておくことは、将来の安心に繋がる。(もらって困るという人はほとんどいないと思うのだが・・・。)

待機児童問題や学童保育の問題は基本的には地方自治体の問題である。
21/4/1 全国待機児童マップ (都道府県別)(厚生労働省資料)

むしろ今問題になっているのは潜在的需要の問題で、一説には80万人(厚生労働省の試算)とも言われるが定かではない。(厚生労働省の出す数字はあまり信用できない。)
これの大きな原因の一つに2008年の世界同時不況以降、夫の収入の減少を補なうために働く女性が増えていることがあげられる。
この問題は、家計所得(経済状況)とも密接にリンクしている。(変動要素が大きい。)
子供手当てによる家計への直接支給が間接的に待機児童問題の解決策に繋がることもよく理解した上での議論でなくてはいけないと思うのは私だけであろうか。

余談:
菅首相は衆院の「解散カード」をちらつかせることで退陣論をけん制しているようだが代表選の時、自分がどう言っていたのかを忘れてしまったようだ。
「私の任期中は絶対解散しませんから安心して支持してください。」と言って新人議員を勧誘していたのではなかったのか?
彼らは今、裏切られたと思っているのでは・・・。

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