マスコミからの情報を鵜呑みで、何も考えない人は別だが・・・。
小沢さんを擁護する気はないが、冷静に一般通念を元に分析すると下記のようになるのではないか
土地取得に関して支払った金額 土地代 3億4000万円 手数料 1000万円
(ただし、翌年に計上してあるので支払い時点では仮払いまたは立替え金処理)
①借りた金 4億円 小沢一郎 (政治資金報告書に記載あり)
検察はこちらが記載漏れとしている
②借りた金 4億円 小沢一郎 (政治資金報告書に記載なし)
陸山会と陸山会以外の政治団体からの振込金1億8000万円担保
ポイント1
企業会計での仕訳
貸借対照表
資産-土地 3億5000万円 負債-借入金 8億円
資産-預金 4億5000万円
損益計算書
関係なし
となる。
即ち、土地取得は収入ではない。
しかし政治資金収支報告書では
借入金 収入 8億円
土地代 活動費 3億5000万円
という形で単年度での収支計算になる。
公益法人会計などと同じ考え方だが一般的な概念とは少し違う。
後年 2億円 2億円 が小沢一郎氏に17・18年度に返済されているようだ。
もちろん借り入れの返済は返済年度で
借入金返済 活動費 2億円 という形で掲載されることになる。
ポイント2
あくまで仮定だが
仮定①
土地支払い資金が足りなかったので①小沢一郎個人の現金を銀行で定期預金(個人名義で)し、その定期預金を担保に銀行から小沢一郎名義で②の借り入れをした。
と仮定すると収支報告書での収入は4億円でOKのはずだ。
担保にした定期預金は個人のものであり、陸山会のものではない。
個人が差し出した担保を元に個人で借り入れたお金を陸山会に貸したということになるとなんら問題はない。
仮定②
土地支払い資金が足りなかったので①小沢一郎個人から借り入れた現金を4つ口座に入金その後一つに集約し土地代をここから支払った。
陸山会の定期を担保に銀行から小沢一郎名義で4億円借り入れた。これを小沢一郎からの借り入れとして計上した。
多分②の方だろうと思われる。
とすると
陸山会の収入は
小沢氏個人からの借入金4億円
銀行からの借入金4億円
で収入は8億円で4億円が記載漏れというのが検察の指摘だろう。
これを分析すると
現金では借り入れの証拠になりにくいので銀行からの借り入れにして資金の出所をはっきりさせたかった。
あくまで小沢一郎個人からの借入れなので後日、返済しなければいけないので銀行からの借り入れを小沢氏個人からの借り入れとして記載。
とすると
政治資金報告書の記載4億円はどちらかが焦点になるが実質は①であろう。
銀行からの借り入れも個人としての借入れだとすると、どちらも個人からの借入れということでは違いがないが・・・。
銀行からの借入れが4億円の残ってしまったので、後日、返済したがこの分が記載漏れとなった。
または銀行への返済を小沢氏への返済として記載し、小沢氏個人への返済が記載漏れとなった。
または銀行への返済を小沢氏への返済として記載し、小沢氏個人への返済が記載漏れとなった。
というところが実際ではなかろうか。
とすると
不記載については、当人達が認めているので問題なし。
悪質かどうかについては、証拠を残すためにした処理がまずかったためにおきたことであり悪質ではないと思われる。(不記載のみ)
翌年に登記したこともほとんど問題にはならない。(記載ミス程度)
簡単に言えば4億円の借入れと借入れ返済の記載漏れ
税務上で見れば収益には関係なし (利息の問題はあるが)
政治資金報告書で見れば収入-4億円 支出-4億円 プラスマイナス0
容疑が
4億円の収入と、土地代など約3億5200万円の支出を同年分の収支報告書に記載せず、虚偽の収支を報告した
だとすると「単純な記載ミス」で終わるが、これだけでは逮捕は出来ないと思う。
(土地に関しては翌年に記載しているので不記載とはいいにくい)
銀行への返済がどうなっているかわからないが、少なくとも悪質とは言いにくい。(献金の記載漏れではなく代表者個人からの借入金の記載漏れだから・・・しばらくの間、社長が立替えていたのと実質は同じことだから)
翌年に登記したこともほとんど問題にはならない。(記載ミス程度)
簡単に言えば4億円の借入れと借入れ返済の記載漏れ
税務上で見れば収益には関係なし (利息の問題はあるが)
政治資金報告書で見れば収入-4億円 支出-4億円 プラスマイナス0
容疑が
4億円の収入と、土地代など約3億5200万円の支出を同年分の収支報告書に記載せず、虚偽の収支を報告した
だとすると「単純な記載ミス」で終わるが、これだけでは逮捕は出来ないと思う。
(土地に関しては翌年に記載しているので不記載とはいいにくい)
銀行への返済がどうなっているかわからないが、少なくとも悪質とは言いにくい。(献金の記載漏れではなく代表者個人からの借入金の記載漏れだから・・・しばらくの間、社長が立替えていたのと実質は同じことだから)
とすると最終的に問題になるのは、小沢氏本人からの借入金4億円の出所だけということになる。
こんなところが、現在までの情報を参考に考えられることだ。
もし、この通りだとすると、石川容疑者らの逮捕は、やりすぎといわれてもしょうがないような気がする。
もし、この通りだとすると、石川容疑者らの逮捕は、やりすぎといわれてもしょうがないような気がする。
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