2010年1月25日月曜日

小沢問題の核心

昨日、あまり好きではないテレビ番組の一つであるテレビ朝日のサンデープロジェクトを見た。
田原さんも検察批判に舵をきったようだ。

いつも言うが、私は、小沢シンパでもないし、民主党員でもない、ただの1市民だ。
しかし、検察やマスコミ批判の立場を取ると
検察やマスコミ批判をする人=民主支持  ととらえられそうだ。

検察やマスコミ批判をすれば
検察やマスコミ批判をする人=小沢支持  となってしまう。

逆の側面から見ると
検察やマスコミ擁護=自民党支持 小沢嫌い

確かにいくら公正・中立な立場を取ろうとしても自然とそうなってしまう部分はある。
が、直近の世論調査を見てみると必ずしもそうなっていない。

小沢問題が大きな影響を与えていることを前提として分析した場合
①小沢問題と政党支持とを別の問題と捉えている層がかなりいる。(割合はわからないが)
②小沢問題で民主党支持から自民党支持に移った層は2%程度
③小沢問題で民主党支持から支持政党なしに移った層が7%程度
というのが大方の数字で

これからわかることは
国民は思った以上に冷静で政権交代可能な民意が形成されつつある。
①特定の支持政党を持たない政策を重視する人が増えている。
②特定の支持政党がある人でも、その政党に問題が起きた場合、他の政党支持にまわるのではなく、とりあえず支持政党なしに移行する傾向がある。

その他にもいくつか挙げられるが今回は述べない。
現状で言うならば、自民党が小沢問題で小沢氏個人および民主党批判を続けても、自民党の支持層はそんなに増えない。
現実、与野党ともにいえることだが、個人としての政治家の影響力は、小さくなってきている。
二大政党制を、政策により政権交代が可能な政治の仕組みと考えれば、自民党は個人や政党批判に頼るのではなく、政策の立案と将来ビジョンの提示に力を入れ、それにより支持を得ることを考えなければ将来はないだろう。
それをわかっている人がどれだけいるかが、再生のカギになると思う。

話をもどそう
サンデープロジェクトで(勝手に色分け)
田原氏・・・検察批判に転向? 以前から小沢さんは嫌い?
民主党側は細野筆頭政調副会長と弁護士の郷原信郎氏
自民党側は町村元官房長官と弁護士(元検察庁特捜部長)宗像紀夫氏
が小沢問題について論争

感想
細野筆頭政調副会長・・・小沢幹事長が抜擢しただけのことはある。モテルのもわかる(山本モナと路上キスしたのはこの人)
町村元官房長官・・・この人は、なぜ自分が落選したのかわかっていないだろうなあ~。(比例代表で復活したが)郷原氏の突っ込みにしどろもどろ。
郷原信郎氏・・・確かに民主党というバイアスが少しかかってきている気はしないでもない。突っ込みの鋭さは、一流。喧嘩の吹っかけ方もうまい。
宗像紀夫氏・・・この人は、本音では検察の捜査がムリ筋と思っている。今回はテレビ局の立場を考えて発言しているが、時々、本音がでる。過去に検察批判を度々している実績がある。そこを郷原氏に突っ込まれ少しムキになった。前回の収録後、「検察はメチャクチャの捜査をしている」と同席者に発言したそうで、そのことを郷原氏に暴露された。

宗像氏がポロッともらし、細野氏に突っ込まれたように、「政治資金報告書の虚偽記載」だけに限れば、「身内の金がグルグル廻っているだけなのでたいしたことではない」とのこと。

ポイントは
某建設会社からの5000万と石川容疑者の供述に絞られた。
5000万円を石川氏がネコババしたという噂もネットでは流れているが・・・?
町村氏と宗像氏は某建設会社の東北支店の幹部が談合を取り仕切っていたと会社名をはっきり実名で発言していたが、大丈夫?

石川容疑者が小沢氏からの借入金(一時立替金)を表に出したくなかったので勝手に判断して処理した。・・・・以前こんな内容の供述が検察リークで流れていたような気がするが、この供述って今の段階になると検察にとって都合が悪い供述なのかな?(一番重要なことだと思うのだが・・・。)

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.