今回の福島原発の事故の責任についてあまり語られていないが、司法(裁判所)の責任も重い。
主な原発建設・運転差し止め訴訟において、裁判所は「原発の安全性」を殆ど検証もしないで、「具体的な危険は認められない」という姿勢を貫いてきた。
「国の安全審査に見過ごせない過誤や欠落は認められない」
「○○電力は最新の科学的、専門的知見を反映した国の耐震指針に基づき、必要な対応をしており、耐震安全性の評価に問題はない」
「耐震安全性は確保され、生命身体の侵害の具体的危険はない」
「中越地震で(下級審の)司法判断を変える必要はない」
「具体的な危険性はない」
等々、ほぼ政府や電力会社の言い分をそのまま採用してきた。
差し止め訴訟の殆どが棄却されている。
もし、裁判所がもっと真剣に訴訟に取り組んでいたら福島原発事故は防げたかもしれない。
「原発の安全性」や「可能性のある地震・津波」について、もっと真剣に検証する必要があったではないか。
また原発事故は、スリーマイル事故でもわかったように天災だけでなく人災による可能性も高い。
また一度事故が起きた場合、被爆する人数も膨大である。
大量殺人に等しい事象が発生する。
水俣病やチッソなどの過去の裁判の検証が生かされていない。
司法の劣化がここにも見受けられる。
国民が信頼できる司法でなければ、国の秩序は守られない。
「正義」と「真実」を追求するのが司法の役目のはずだ。
今起きている現実は「想定外」で済まされるような問題ではない。
国民の生命と生活が著しく脅かされているのである。
今後の検証の中で発生するであろう政府や官僚及び企業の責任について司法は、厳しく正義を問わなければならない。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2011年5月10日火曜日
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1 件のコメント:
裁判所の中でも最高裁は全国から選りすぐりのヒラメ裁判官しか所属できない最低最悪の法匪行政機関だから、法治国家の不要物粗大ごみとして解体破棄するしかないね。
参照:Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/02/post_1991.html#23821
(転載開始)
5月9日注目していた判決があったので住民至上主義「裁判官まで泥棒の国で」ブログ様から転載して報告します。
>>http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
■2011/05/10 (火) 正義ある国へ
大河原裁判は、「裁判所は警察に加担する所」これを証明する判決になった。
西口元(はじめ)裁判長は、「原告の訴えすべて却下する」との判決主文だけ読んで、逃げるように退室した。
判決理由は「警察が言った」「無罪の証拠がない」など、警察の言いがかりを追認するものだった。
判決は「犯罪の証明が出来ないものは無罪」との犯罪認定の原則を逸脱している。これでは日本から冤罪が無くなる訳が無い。
彼ら裁判官は保身以外の判決理由を持たないのかもしれない。
警察のどろぼう、裏金を原因とする「大河原でっちあげ事件」は、「高知白バイ事件」以上の重大事件である。警察と裁判所が深く深く腐敗し、癒着している事を証明してくれた。
でっちあげをした警察官と良心に従う判決をしなかった裁判官たちの実名を記す。
実名の記録が警察と裁判所が繰り返している犯罪の証拠になることを願う。
多くの国民に、役人たちが警察、検察、裁判所まで加担して常習どろぼうをしていることを知ってもらいたい。役所と報道の癒着体質も知ってもらいたい。
そして、いつの日か国家の洗脳から脱して、ニセモノ法治国家体制(四権複合体)を終わりにしてくれる事をこころから願う。
体当たりのでっちあげ公務執行妨害を首謀した警察官(犯罪者)
伊藤 順 (現在、群馬県警 安中所長)
判決にあたり、憲法と法律にもとづかず、良心にも従わなかった裁判官
前橋地方裁判所 裁判長 西口 元(はじめ)
裁判官 水橋 巌
裁判官 渡邉 明子
(転載おわり)
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