最近、ブログの更新が思ったようにできない。
その最大原因が、ネタ不足と「菅首相が辞めないことによる無力感」にある。
これだけ菅首相を「叩くネタ」があるのに、詰めきれない野党や与党の執行部に対する不満と苛立ちが「日本全体の閉塞感」にもつながっている。
見ていると将棋の「千日手」と同じで、同じようなやり取りが何度も応酬されるような状況に陥っている。
ここは王手を迫っている野党の側が、手を変えて攻めるしかないと思うのだが、それを考え指揮できる参謀がいないようだ。
そもそも、こういう状況に陥る可能性は、ある程度予想できたはずである。
小沢さんは「菅首相は簡単に辞めない。」と昨年のある段階から公言していた。
民主党の執行部は代表選の日程を決めることで、菅首相の退陣時期を明確にしたいようだが、そんなにうまくいくのだろうか。
また代表戦をにらんで、小沢元環境大臣や馬渕元国交大臣も名乗りを上げ始めた。
現執行部との距離をできるだけ遠ざけたいとの思いは二人に共通しているようだ。
現状を考えたとき「マニュフェストの基本部分の大幅な見直し」は民主党の政策転換をも意味するわけで、野党に擦り寄るための見直しは野党との「基本政策の違い」がなくなることを意味する。
これは極端なことを言えば「民主党ではなくなる」ことを意味する。
どこの政党も政策にたいした違いがないのなら、選挙で政策を政党で選ぶ根拠がなくなる。
民主党執行部は執行部の代表である「菅首相」を辞めさせることが目的化し、肝心な「民主党の心」の部分を売り渡したといわれてもしょうがないだろう。
それにしても岡田幹事長のやっていることには理解に苦しむ。
彼らが民主党にいる存在意義がなくなるからだ。
早く自民党に行ったら岡田幹事長殿・・・。
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