2010年5月14日金曜日

大手マスメディアの崩壊

昨夜のある報道番組で「農家戸別補償制度」に対して批判的な報道をしていた。
政策の良し悪しは別として、キャスターや記者は本当に日本の農業の現状を理解しているのだろうかと疑問に思った。自分の目で全国の現状を見てきたのであろうか?
中山間地で稲作で大規模化して自立できると本当に思っているのだろうか。
「農家戸別補償」という政策だけを取り上げるだけでなく、全体的な農業政策との関係や環境問題等を含めた広い視点から議論できる知識や視点を持っての発言なのか?

最近の新聞社の編集委員やニュースキャスター、一部のコメンテーターの発言に、何か焦りのようなモノを感じる。

長い自民党政治の中での、政治とマスコミの癒着がいろいろな形で表面化してきており、一部の政治家や政党を対象にしたネガティブキャンペーンを続けることで、逆に国民の信頼を失いつつある。
国民は、希望を持てるような明るくそしてアクティブなニュースや報道をもっと多く報道して欲しいと願っている。
公正・公平な視点での報道を願っている。
それが、国民を元気づけることになり、日本を元気にすることにもつながる。

そういう意味でも、マスコミの責任は大きい。

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