鳩山首相が「沖縄の基地問題を沖縄だけの問題と捉えないで国民のみなさん一人ひとりの問題として考えてもらえませんか。」とメッセージを発している。
今、マスコミがなすべきことは、鳩山首相の個人の資質の問題に矮小化しないで、この問題を含む安全保障の問題やそれらに伴なう負担をどう皆で分担すべきかなどの根本的な問題を提起し、国民的な議論として取り上げることである。今が、チャンスである。
「政治と金」の問題においても小沢幹事長個人の問題として矮小化するのではなく、根本となる「企業団体献金のあり方」や「個人献金のあり方」の議論を盛り上げるべきである。今がチャンスである。
そして一番重要なのが、「国会と国会議員のあり方」の議論である。定数や政治主導のあり方を含め、「日本の政治システムはどうあるべきか」の議論を提起するのがマスメディアの大きな役割と考える。今がチャンスである。
マスコミは問題を意識的に矮小化する傾向が強くなっているように感じる。
自分たちの利益を優先した報道姿勢が、いずれは自分たちの首を締めて行くことは過去の歴史を見ればわかることで、社会的責任を一番に問われるのは、マスコミであることを肝に銘じることである。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
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