政治よりまず自分の生活が第一。
これがいつわざる多くの国民の気持ちであろう。
だから小沢さんは「国民の生活が第一」というスローガンを掲げたのであろう。
国民の生活を第一に思う政治をすることで国民の政治への信頼を取り戻し、政治をより国民生活に身近なものとする。
それが小沢さんの政治信条なのかもしれない。
さて昨日の菅首相と小沢さんの会談であるが、話が平行線で物別れに終わったようだ。
菅首相はかなり感情的になっていたようで、一説によれば怒鳴り声が部屋の外にまで聞こえてきたそうだ。
スピッツ(菅首相・・・かわいすぎるか?)がブルドック(小沢さん・・・イメージにぴったり・・・失礼)にキャンキャンと吠えまくっている図である。
弱い犬ほどよく吠える・・・菅首相の自信の無さと後ろめたさの表れであろう。
小沢さんはこのままでは民主党が持たない。菅首相に挙党一致体制を求めたのであろう。
しかし菅首相は聞く耳を持たなかったということではなかろうかと推測できる。
私も含め、現実は政治より自分の生活が第一である。
しかし、本当にそれでいいのだろうかという疑問を感じるときがある。
社会がよくならなければ、自分の生活もよくならない。無力感を感じるときがある。
政治に何を期待するのか。自問自答してみた。
詰まるところ政治への期待とは政治家への期待ではないのかということである。
政治を司るのは政治家である。国民は政治家に日本の政治を委任している。
であるからして国民は自分達の選んだ政治家に対し、自分達の意見をもっと伝える努力が必要なのかもしれない。
政治家にも同様な努力が求められる。
より多くの国民との接点を持つことで、あるいは日本の現状をより多くの国民に伝える努力を重ねることで、初めて国民に負担をお願いすることができるはずである。
小沢さんの言う地元活動が重要だという言葉の意味は、日常活動をとおして議員一人一人が住民の信頼と尊敬を得ることが、政治や政策を進めるうえでの基本であることを示すものである。
翻って、菅首相や党執行部のやっていることは、政治家に求められる信頼や尊敬に値する行動なのであろうか?
党の最大功労者である小沢さんという仲間を国会の政治倫理審査会や証人喚問という「お白州」の場に、首に縄をつけて引きずりだそうとしている。
それも大岡越前守がでてくるような「お白州」の場ではなく、野党の議員の前で「さらし者」にされるような「お白州」にである。
小沢さんは強制起訴議決により、法廷で白黒つけることが、ほぼ決定しているわけで、何もわざわざ「さらし者」にされるような場に、それも仲間であるはずの身内に引きずりだされる謂れは無いはずである。
自分達の政権運営や党運営を反省することもせず、大恩人を「お白州」に引きずりだそうとする行為に対し、はたして国民や同僚議員の信頼と尊敬を得ることができるのであろうか。
同僚議員の人間性も問われている。
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