先週の日曜日に家の周りの木々の剪定を終えた。
柿の剪定は難しく、カミさんのお父さんに教えてもらいながらやっていたが、昨年は失敗したようで、今年はあまり実がならなかった。
勢いのある枝を残し、無駄な枝を間引いてやればよいのだが口で言うほど簡単なものではない。
全体のバランスを考えながらやらないとうまくいかない。
ここで一句
「政界も 大掃除しろと 街の声」
政府の来年度予算編成の状況をみている限りにおいては、完全な財務省主導予算との印象を受ける。
政府の目指す方向性が少しも感じられない予算だ。
菅首相のいう「雇用」や「成長戦略」の姿も見えにくい。
中途半端な、「つぎはぎ予算」という印象だ。
最大の課題である景気と雇用に対するメリハリのきいた予算を期待していたのだが期待はずれだ。
最初に決めた枠内でやりくりすることが目的になってしまい、党が約束した政策を遂行するという目的は、どこかに行ってしまったようだ。
其の一方で相変わらずアメリカ様には査定が甘いようだ。
結局、国家戦略局も機能せず、各省庁の予算分捕り合戦が行われている。
自民党時代とあまり代わり映えしない予算編成と感じるのは私だけであろうか。
国民が期待したのは、国家全体のバランスを見据え、実のならない枝を大胆に切り落とし、実のなる枝に栄養がいきわたるようにするメリハリのきいた予算の組み替えではなかったのか?
法人税は減税し、所得税の実質増税をはじめ年金の減額など庶民に対しては厳しい税制改革などを見て民主党に抱いていたイメージを変えた人も多いのではないか。
特に年金の減額は、下げ幅が小さいとはいえ、低所得者や障害者にも適用される。
弱者に厳しいという印象を持つのは私だけであろうか。
党内での議論の姿が見えず、一部の人たちだけで決めている印象さえ受ける今回の予算編成を見るにつけ、あるべき政権運営や党運営の姿が見えず、本当に機能しているのかとさえ思いはじめている。
これらの疑問に菅首相や岡田幹事長は、どう答えるのだろう。
仮免許で路上を好きなように走られては、一般のドライバーは堪ったものではない。
自公時代と同じ風景を見せられても、国民は政権交代の意義を感じることができない。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
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