2010年12月3日金曜日

ウィキリークスは世界を変える。・・・内部告発はマスコミの専売特許だったのでは?

内部告発サイト「ウィキリークス」が話題になっている。
賛否両論ある中で創設者ジュリアン・アサンジ氏の「常に生命の危険に晒されている」という言葉が現実味を帯びてきた。
そもそも、内部告発をスクープするのは新聞・週刊誌などのマスコミの専売特許であったはずだが、この世界でもインターネットにお株を奪われ始めたようだ。
アメリカ政府は、ウィキリークスの情報公開は国家の安全保障を脅かし人命を危険にさらす上、偏った見方をしている可能性もあると繰り返し批判しているが、「内部告発」という点が痛し痒しである。

さて日本においては、臨時国会が閉幕した。
「学級会国会」と呼んでもいいような、小学校の学級会レベルの情けない国会であった。
国民も菅内閣の情けなさ、未熟さ、一貫性の無さにうんざりではなかろうか。
野党に対しても同様な思いであろう。

菅首相は自民党との大連立を画策しているとの情報もあるが、それができるだけの力量があれば臨時国会で苦労はしていないはずだ。
そもそも大連立は小選挙区制においてはそんなに簡単なものではない。小選挙区から選出されている議員の思惑が絡むためだ。そして連立を組む相手との力関係が大きな意味を持つ。

連立云々を言う前に、党内をまとめる努力をすべきである。
それもできない内に連立を考える菅首相の頭の中が見てみたいものである。
小沢さんに頭を下げて教えを請うぐらいの度量を見せては・・・。

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