2010年12月29日水曜日

週刊朝日の小沢さんと茂木健一郎さんの対談を読んで

週刊朝日の対談を読んで、改めて小沢さんの凄さを実感した。
政治家としての資質はもちろんだが、その発言の無駄のなさ、凝縮した内容、質問に対する的確な返答、わかりやすい言葉遣いなど限られた時間内での対談のその内容の密度の高さに対してである。
もちろん質問する相手の資質、能力、人間性にもよるが・・・。

茂木健一郎さんも、驚いたようだが、発言は素直というかストレートである。
何気なく話されているが、その内容は、とても他の政治家では口に出せないような内容である。

いつも感じるのだが、日本の政治家で民主主義というものを真に語れる政治家がどれほどいるだろう。

権力におもねることなく、自分の信念に基づいた政治理念を持ち合わせる政治家がどれほどいるだろう。

国民に対し、真摯な態度で取り組む政治家がどれほどいるだろう。

政治というものの本質を理解している政治家がどれほどいるだろう。

議会政治のあるべき姿を語れる政治家がどれほどいるのだろう。

どこかでこんな記事を読んだ記憶がある。
新幹線(ではなかったかも知れないが)でおばあちゃんと其の連れの人がたまたまホームで小沢さんといっしょになった。
おばあちゃんが先に乗ろうとしたら、小沢さんの秘書が止めて先に小沢さんを乗せようとしたらしい。
そうしたら小沢さんが秘書に声をかけ、おばあちゃん達を先に乗せ、自分は後ろから見守っておられたらしい。

あくまで、伝聞ではあるが、本当の話ではないかと思う。
国会議員として又一人の人間としてどうあるべきかを示す逸話である。

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