2012年7月4日水曜日

思惑が外れた民主・公明の執行部・・・公明党執行部の悩み

今回の小沢新党話題では衆議院議員数が話題中心だが実は参議院議員12いることの意味はそれ以上に大きい
公明党が合意した裏には民主党の連携絡めた裏取引近いものがあったのではないかと推測されるそれで政権復帰目指している公明党は消費税増税慎重あったにも関わらず合意したものと考えられる
これは参議院過半数割れしていることと密接に結びついている民主党と公明党組めば参議院で過半数確保することができるそうすれば自民党に対しても強気に出れる民主党幹部の思惑はこんなところだろう公明党としても自民民主を天秤にかけ二股膏薬戦略有利な方と手を組むという思惑あったのだろうところが参議院から民主党議員12離党したことで民主公明合わせても過半数届かない状況に陥った過半数121議席 民主92 国民新党3 公明党19
参議院には離党予備軍がまだまだいる
つまり法案を参議院通したい場合民主党が公明組んでも過半数に足らず自民党か小沢新党どちらか協力必要になる
民主党12人が離党した段階で民主党と公明党の連携は難しくったこれに一番困っているのが公明党だろう支援者からは消費税増税賛成したことに対する批判声が高まっているに違いない公明党とって小沢さんが離党新党立ち上げることもっとも避けたい選択肢あったはずだこれにより支持層から小沢新党に票が流れる可能性高まり選挙厳しくなることが予想できるからだ実際ネット上のアンケートでは小沢新党に期待するという公明党支持層割合が高い
公明党は戦略の練り直し民主党との距離感修正追い込まれることになったこれらのことが意味することは、自民党においても選挙協力を期待する公明党の票が小沢新党に流れれば票が減ることになる。
民主党は期待していた公明党との選挙協力が期待できないことになる。
おそらく民主党執行部や首相周辺も衆議院議員の数ばかりに頭が向いており参議院議員の離党まで予測していなかった気配がある。
自民党が解散を求めて強気になる中、期待した公明党との連携も難しくなり、民主党の執行部も頭が痛いだろう。且つ民主党の残った参議院議員の中には「消費税増税反対」「原発再稼働反対」「TPP反対」の議員がまだ数多く残っている。

今回の消費税増税法案の騒動で一番影響を受けたのは、前から何度も書いているが民主党と公明党と連合だろう。これらは自己矛盾に陥ってしまった。本来の在り方から軸足を移してしまったことでふらつき始めた。
特に連合は、これから内部批判にさらされることになるだろう。本来、やるべきではない国会議員の採決や離党に対し圧力を懸けるという有権者の意思を踏みにじるような行為をしたことのツケを払わされる時がくるだろう。

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