2012年7月13日金曜日

内閣支持21%、最低に=民主も続落7%-時事世論調査

今日の1本目のブログ記事でも政党支持率のことを書いたが、下記の時事通信の世論調査のように民主党の政党支持率が6.7%という信じられないような数字が出てきている。
自民党も12.5%という野党第一党で民主党が一桁の支持率で前月より下げているにも関わらず、同じように前月より支持率を下げている。公明党も下げている。支持政党なしは、実に71.4%も占める。
これは先週の調査で、まだ「国民の生活が第一」は結党前なので数字には上がっていないが、この調子だと30%近い支持率が出てきてもおかしくない状況だ。
つまり
民主党+自民党+公明党<国民の生活が第一
となる可能性も出てきた。(マスコミは、なんやかんやとケチをつけ妨害するだろうが・・・)

元記事は↓から

内閣支持21%、最低に=民主も続落7%-時事世論調査

 時事通信が6~9日に実施した7月の世論調査によると、野田内閣の支持率は前月比3.0ポイント減の21.3%となり、政権発足後最低だった4月(21.7%)を更新した。不支持率も同5.5ポイント増の60.3%で、最高だった4月(55.7%)を上回った。民主党の政党支持率も同1.4ポイント減の6.7%で、2009年の政権交代後の最低記録を3カ月連続で更新。09年10月(29.4%)の約2割にまで落ち込んだ。
消費増税関連法案の衆院採決で小沢一郎氏らが反対し、民主党が分裂したことなどが影響したとみられる。野田佳彦首相は態勢立て直しに全力を挙げる構えだが、同党内では増税法案の成立阻止を目指す動きがやまず、混乱が続いている。関西電力大飯原発の再稼働でも首相は党内外の批判にさらされており、政権の前途は一段と険しくなりそうだ。
調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施した。有効回収率は64.7%。 
 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」7.6%、「首相を信頼する」6.8%、「誰でも同じ」5.0%の順。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」38.5%が最多で、「政策が駄目」28.7%、「リーダーシップがない」20.3%と続いた。
◇無党派、最高の71%
民主党以外の政党支持率は、自民党12.5%、公明党3.1%、共産党1.9%、みんなの党1.0%、社民党0.5%、国民新党0.2%、たちあがれ日本0.2%。支持政党なしの「無党派層」は71.4%で、過去最高となった。
小沢氏らの新党「国民の生活が第一」は結成前だったため、今回の調査では対象に含まれていない。(2012/07/13-15:06)

そういえば、野田首相周辺の皆さんは「小沢さんが離党すれば支持率が上がる」とか言っていませんでしたっけ!
素晴らしい読みでしたネ。(笑)
そういえば「野田首相の決められる政治は凄い。民主党の支持率は上がる」と発言した関西の市長さんも、お見えになったようでしたが・・・。(笑)

民主党の議員さんたちは顔色が「真っ青」になっているのでは・・・。中には「真っ赤」になっている人もいるかもしれません。
自民党の皆さんも顔色が優れないようです。
公明党の皆さんは、顔色を見られないようにマスクをかけられたようです。(笑)

ここで少し分析してみましょう。
過去の数字の推移からして、この先、民主党と自民党の支持率が上がる可能性は皆無に近いと思われます。
ポイントは支持政党なしと呼ばれる「無党派層」の動向です。
朝日新聞の過去の調査などを参考にすれば、この層の40%から50%が「国民の生活が第一」を支持する可能性があります。単純に40%で計算しても29%の支持率になります。もしこれが50%とすれば、36%の支持率になります。

民主党6.7+自民党12.5%+公明党3.1%=22.3%<<国民の生活が第一29%
という結果が出ても不思議ではなさそうです。

民主党と自民党は選挙の予測をあまりにも楽観的に見すぎている。
民主党は、連合などの組織票があるにも関わらず、こんな支持率しかありません。支持層が完全に離れていってしまっていることを理解していません。選挙区の支持者の声は、国民のほんの一部の、それも候補者にとって都合のいい声だと認識した方がいいでしょう。(候補者本人に直接的な批判は言いにくいものである。)
与党と野党第一党の政党支持率が合計しても20%以下という現状は、政党政治が機能していないことを意味している。政党が国民の民意と大きく乖離してしまっていることを表している。
国民の期待に応えられる新しい政党の出現を待ちわびている。
ということで、願望も込めて分析をしてみました。

オチをつけるなら民主党の支持層の半分近くが「小沢支持者」であった。(菅政権以降、民主党の支持率は急速に低下している。)
ということではないだろうか。(少し大げさに表現してみたが・・・)
民主党の執行部は「小沢一郎の実力・人気」を過小評価している・・・・と思う今日この頃である。




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