中国の胡錦濤国家主席と小沢さんが会談していたようだ。
ニュースではあまり大きく取り上げられていないが、このことの意味することは大きいのではないか。
党の役職にも無い一国会議員に対し中国のトップが会談を申し入れるということは通常ではありえない話である。
中国側が日本側のカウンターパートとして誰に期待しているのかの現われでもあるように思う。
民主党の小沢一郎元代表は23日のインターネット動画番組で、中国の胡錦濤国家主席が11月に横浜市で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため来日した際に、会談していたことを明らかにした。
小沢氏は「胡氏がこの間、日本に来たとき『会いたい』と言うから、『儀礼的な社交辞令で会うのは嫌いだ』と言ったのだが」と説明。会談は15~20分間だったといい、小沢氏は映画「山猫」の一節を引きながら「変わらずに残るためには、変わらなければならない。これが私の人生の政治哲学だ」と伝え、中国共産党独裁体制の転換を暗に求めたという。
2010/12/24 00:35 【共同通信】
財源論を含む小沢さんの考えをわかりやすく説明するにはどうしたらよいのか?
私なりに考えてみた。
あくまで素人の考えなので参考程度に見てもらえばよい。
広い果樹園(世界)の中にひときわ目立つ数本の木がある。
其の中の1本が日本という名前をつけられた柿の木(りんごでもみかんでもいいのだが)である。
見かけ枝が沢山あり、葉も茂っている。
しかし、剪定(無駄な枝の排除)を怠ってきたため、実のならない枝(無駄なな事業や組織)も沢山できてしまった。
実のならない枝(特殊法人等)に養分を吸い取られるため、実のなる枝に生る果実(予算効果)も小さなものになってしまった。
木が大きくなったことで、根元に直射日光が当りにくくなり、根が深くはらなくなってしまった。(木本体の力が無くなり、養分を吸い上げる力が低下した。)
剪定もしないまま、木の根元に一生懸命肥料(税金投入や国債発行)を与え続けてきたのが過去の政権(現政権も似たようなもの)ではなかろうか。
これが日本の現状ではなかろうか。
小沢さんの主張しているのは
まず実のならない枝を剪定し枝を元から切り落とし、勢いの無くなった古い枝も途中から切り落とす。(無駄の削減と大胆な予算の組み替え)
全体のバランスを見ながら、枝ぶりを整えていく(地方主権)。
少なくてもそれだけでスッキリし、根元に直射日光があたるようになることで、根が深くはるようになる。
以前と同じ肥料の量(予算・財源)でも、実のなる枝に養分がいきわたるようになり実も多く収穫でき且つ、1個の果実の大きさも大きいものとなる。
もしかすると今までより少ない肥料で今まで以上の収穫を得ることができるかも知れない。
果実の品質もよくなるかもしれない。
ということではないだろうか。
しかし現実には、その他にも異常気象や病害虫が発生することもある。
しかし木本体の力が回復すれば、それらの影響も最小限に抑えられ、回復も早くなる。(リーマンショックの影響が思いの他大きかったのは日本という木自体の樹勢がなくなってきていることの表れである。)
しかし、剪定をしようとする凄腕の庭師(小沢さん)を果実(既得権益や予算など)を横取りしようとする烏(財界やアメリカなど)や害虫(マスコミなど)が邪魔をしているのが現状ではないだろうか。
とりあえず害虫は強力な農薬(国民の声)で退治する必要がある。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2010年12月24日金曜日
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1 件のコメント:
樹木は不要になった「枝」を自分で落とすことが出来ますし、互いの葉が込み合って来てぶつかり合う際にはエチレンを出して互いに譲歩する習性があります。つまり、今の日本と違い、無造作に成長しているようで、制御が効いているのです。剪定作業は樹木の性格(風土)を変える事ができませんので、時間が経てば元に戻りますから、いっそのこと台風で倒れた鎌倉八幡宮の大イチョウのように根元を残し、新たに出て来る芽(ひこばえ)を丁寧に育てる方が良いように思えますが・・・
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