2011年4月11日月曜日

自民党幹部がマトモなら小沢支持グループと連携するだろう。・・・地方選前半の結果を見て

統一地方選前半の結果を分析してみよう。
民主党・・・大敗
自民党・・・勝利(大勝ではない。)
公明党・・・予想どおり
みんなの党・・・善戦
地域政党・・・あらためて次の機会に分析

総括:
自民党も全体としては議席数を増やしたわけではない。
民主党はこの数字でも善戦と呼べるだろう。
しかし、民主党は政権与党である。本来なら政権奪取後、始めての統一地方選であり最低でも現有議席の20%増程度、獲得しなければ執行部は責任を果たしたとは言えない。
民主党の国会議員のショックは大きいものと考えられる。

一方の自民党は強気に出てくるだろう。
政権奪取の為の戦略も大きく変わってくるはずだ。
党内の「打倒菅政権」の声が高まるのは必至で、そのための連立戦略も今までの「菅支持グループ」との連立から「反菅グループ」との連立戦略に舵をきる可能性は高い。
国民からの支持が低い「菅政権」と組む名目やメリットが無いからである。
どちらにしても衆議院では民主党が圧倒的な議席数を持っているわけで、自民党だけで主導権を握ることは現状では無理である。

となると「菅支持グループ」にとっても「自民党」にとっても「小沢さん支持グループ」が命運の鍵を握ることになる。
菅首相が延命をはかりたいのなら、自ずと「小沢さんに協力を仰ぐ」以外に道はない。
菅首相にそれだけの懐の深さがあるかどうかは別として・・・。
自民党にしても「少しでも早く政権に参加し主導権を握る。」ためには「小沢さんと組む」以外に道はない。
どちらにしても「小沢さん」がターニングポイントになる。
というか「小沢さんをどのようなポストに抜擢するのか」の綱引きが裏で始まる可能性も否定できない。
しかし、小沢さんがどう考えているかは誰にもわからない。
また、連立は考えていないのかもしれない。

そろそろ、震災復興の話題が出てこなければいけない。
菅政権の震災や原発問題の対応を批判していても何も前に進まない。
少しでも前向きな話をしていきたいと考えている今日この頃である。

しかし原発事故はこれだけ大きな影響を各方面に与えている。
責任問題は追求しつづけていかなければいけない。

余談:
今でも気になっている事がある。
菅首相が地震の翌日、原発の視察にヘリコプターで出かけた時なぜ防護服を着て行かなかったのかという点である。
ベントを早い段階で指示していたのなら、いつベントが行われたとしてもおかしくない状況であったはずだ。ヘリコプターで移動中にベントが行われた可能性もあった。
当然、視察には防護服を着て出かけるのが当たり前の対応ではなかったのか・・・。
それとも、視察中には絶対ベントが行われないという確信があったのだろうか・・・。
聞いてみたいものである。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

政府インターネットTVの11chだったと思うが感冒兆間の記者会見録画3月12日午前2(03:12開始)がありますが。その再の記者とのやり取りを聞いた範囲では会見時点では放出命令は出されていません。

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