2011年11月18日金曜日

マスクをしてなぜ悪い。・・・住民の気持ちが理解できない玄葉大臣の発言は辞任に値する。

玄葉外務大臣が「マスクをしてる人達の姿が海外のメディアで報道されると、海外で風評被害が広がる。」と発言したそうだ。(「マスクをするな」と言いたかったようだ。)
このところ政府の人間の批判ばかり書いていることで自分自身の品格が落ちてきたように感じ大いに反省しているのだが、この発言だけは許すことができない。
そもそも福島第一原発事故はまだ収束していない。
福島県や、その近隣の地方自治体で現実に起きていることは「本当に風評被害なのか」という疑問を事故発生当時から持ち続けている。
一部にはデマに近いものもあるだろう。しかし大半は「風評被害ではない。」というのが多くの国民の実感ではないだろうか。(そもそも風評被害とは何ぞや?という思いもあるし、地域や家族の人間関係までも崩壊させつつある現状を危惧せずにはおられない。)
それほど政府やマスコミの報道は信用できない。
「政府やマスコミの報道が信用できないから、それが風評被害を生み出している。」というのが真実ではないのか。
風評被害を生み出している実行犯は、政府やマスコミである。

玄葉大臣の発言は「海外での評価が第一で人命は二の次でいい。」とも読み取れる。
自分の命や健康を守るためにマスクをすることのどこが問題なのか?玄葉大臣は明確に答える責任がある。この発言は大臣の辞任に値すると思うのは私だけであろうか。

昨日、新聞の週刊誌の広告欄を見ていたら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが民主党「政治ゴッコ」の本質! 「玄葉外相」弛緩の公務
「玄葉外相」と美人記者がお互いを「玄さま」「マリリン」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という見出しが目に止まった。

緊張感も責任感も薄い「政治ゴッコ」をしているような、この政治家なら冒頭の発言や見出しの出来事があって不思議では無いように思えて、つい納得してしまった。

そもそも、この大臣は福島県選出である。
であるならば尚のこと、県民の「命と健康と安全」を気にかけ、最大限の努力をする立場にあるはずだ。それが議員としての使命でもあるはずだ。

永田町で「政治ゴッコ」をしている暇が、美人記者と「恋愛ゴッコ」をしている暇があるのなら、福島県内の実情を『マスクなし』で視察して廻ったらいかがですか?と呟いてみた。

米しかり、他の農産物しかり、魚介類しかり・・・事故当初から「安全」「健康に影響は無い」と言われていたことが最近になって、そうではないことがわかってきた。

事故当初からの政府やマスコミの報道こそが「風評被害の発信元」ではなかったのですか?
と呟いてみた。

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.