「事実は小説より奇なり」
昔、NHKで「私の秘密」という番組をやっていた。(かなり昔なので50歳過ぎの人しか知らないかもしれない。)
司会者は当時NHKアナウンサーであった高橋圭三さんで、番組の冒頭の挨拶では「事実は小説より奇なりと申しまして、世の中には変わっためずらしい経験をお持ちのかたがたくさんいらっしゃいます」がきまり文句であった。
今回の陸山会事件は、正に「
事実は小説より奇なり
」という言葉が当てはまりそうな感じになってきた。
枝野クン流に言うならば「想定の範囲外のことが起きた。」と言えるのではないだろうか。
話は少し横道にそれるが、最近、BSテレビで見ていた韓国ドラマ「あなた、笑って」が最終回を迎えた。
普段はアメリカのテレビドラマを中心に見ているが、何故かこのドラマにはハマってしまった。(笑)
登場するカン・マンポク(チェ・ブラム)という、おじいさんが最高にいい。(ドラマの詳細はコチラで)
頑固でケチで偏屈なのだが、何故かやさしさを感じさせる。演技が実に自然で上手い。
このドラマの登場人物は、誰も個性的で存在感がある。中でもイ・ミンジョンという女優さんには完全にハマってしまった。(いい年をして恥ずかしいが・・・)
この女優さんは、若く見えるが今年30歳になる今、韓国で注目の女優さんである。ちなみに韓国の女優さんには童顔で年より若く見える人が多い。
韓国のホームドラマを見ていて気づいたのが、最初は嫌だと感じる登場人物も最後には、皆が良い人になり、最後はハッピーエンドで終わる場合が多いことだ。
登場するのは主に中流の大家族の家庭で、それらの家の造りはよく似ていて、広い板張りの居間に、日本でいうところのチャブ台がおいてあり、そこで家族全員が食事をする風景が描かれる。
テーマは主に「家族愛」で、儒教の教えが今尚、色濃く残っていることが伺われる。
また、
留学して海外で学ぶ学生が多いこともドラマから伺い知れる。
韓国のテレビドラマは週2日放映されるので、出演する俳優さんは大変だ。ゴールデンタイムはどの放送局もドラマで占められており、視聴率競争は激しい。ある意味、芸能人も消耗品扱いだ。
政界汚職やスポーツの八百長事件なども頻発しており、日本で感じるほど生活は豊かではないように感じられる。
しかし、その韓国も韓米FTAで国会は大変な状態にあり、与党内もバラバラの状況にある。且つ貧富の差が広がり、国民の不満も高まっている。若者の失業率も高く、ドラマで描かれるほどハッピーエンドではないようだ。
大阪の橋下市長の「小中学生にも留年・・・・」発言が話題になっているようだが、もう少し本質を語るべきだろう。
今の教育現場は「いいところを伸ばす」というよりは「悪いところを直す」ということに主眼がおかれているように思えてならない。いい例が「内申書」であり、先生の言うことを守る生徒は評価が高く、そうでない生徒は学力とは関係ないところで評価が下げられる。
我が家の息子2人は先生に逆らってばかりいたから内申書の評価は低く、高校進学では一ランク下の高校へ行かざるを得なかった。
全ての子供が勉強が出来るわけでもなくスポーツが出来るわけでもない。それぞれの子供が持つ「いいところ」「得意なこと」を伸ばす教育こそが大切ではなかろうか。
授業についてこれない生徒を、周りが少しでも応援してやれる環境をつくることこそが大切ではないだろうか。
そして家族が子供の声に真摯に耳を傾け、時には厳しく、時にはやさしく接し、子供が自ら進んで勉強したりスポーツをしたりする環境を作り出してあげることが大切ではないだろうか。
私の一番上の息子は、高校のときクラスで下から2番目の成績だった。カミさんが三者懇談に行きたくないというので私が出席し、先生に言い切ったことがある。
「いくら周りが、どうのこうの言っても本人がやる気をださなければ、だめだと思いますよ。」とはっきり言ったら、先生は何もいわなかった。(ちなみにこの息子は最初にいった大学が不満で、再度、自分で勉強し直して東京の大学に進学した。何も言わなくても、親が驚くほど試験勉強をしていた。)
何も成績がいいことだけが教育の成果ではない。少ないながらも人間関係などを経験し「人間性」や「社会性」を磨くことも大事な教育だと思う。
出来る子ばかり集めるのがいい教育環境だとも思わない。「お互いを気遣い」「助け合い」「自分の弱点に気づく」ことを学ぶことも教育の成果だと思う。
「本人がやる気になる」環境をつくりだすことも重要だ。
そして「家族を大切にする気持ち」が自然と身につくような教育であって欲しいと願っている。
「強者だけでは社会は成り立たない」という自然界の摂理は人間界にも当てはまると思う今日この頃である。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2012年2月23日木曜日
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3 件のコメント:
ふじふじのフィルターさまにご紹介いただいた米国の偽正義フロンティアスピリットの真実を暴露する「エコノミック・ヒットマンが語る恐るべき真実」。
>>http://www.youtube.com/watch?v=-sS71C6oa8A
(>>http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/ftaisd-c740.html
>米韓FTAのISD条項の狙い【投資家利益優先で国家を無力化】 『現代農業』で金哲洙氏が指摘 "きわめて危険な制度"!から)
エクアドルの国士ロルドス大統領とトリホス将軍の自国民のために身を捨てた生き様に心を強く打たれました。
ご紹介くださったこのエコノミック・ヒットマンyoutubeを拡散したいと思います。
インタビュー中にヒットマンが語った「ジャッカル」の正体は、原潜から直接標的国へ不法入国殴りこみ攻撃できる米海兵隊特殊部隊NavySealsのことでしょう。youtubeがあります。
これが「ジャッカル」です。
アメリカ軍最新式原子力潜水艦(1/6~6/6)
>>http://video.excite.co.jp/player/?id=919d9b80aa3184ac&title=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%BB%8D%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%BC%8F%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%EF%BC%881%EF%BC%8F6%EF%BC%89
1/6だけ紹介、以下はリンク先で。
エクアドルの国士ロルドス大統領とパナマの国士トリホス将軍の自国民のために文字通り我が身を捨てた生き様に心を強く打たれました。
中南米のその後について長周新聞が最近の状況を報じています。アフリカについては残念ながら長周新聞は取材が及んでいないようですが、オバマ大統領とオバマ以前の黒人大統領候補No.1のパウエル統合参謀本部長の祖国ですから米国ジャーナリズム自身が調査することと思います。
長周新聞2月15日、2月17日、2月20日付け記事(2)面下段「国際通信」シリーズから「中南米」の項をタイプ転載します。
【貧困撲滅を促進】ベネズエラ「子供や老人支援」
▼ベネズエラのチャペス政府は2012年2月9日に、「社会改革事業の一環として国内の貧困問題を解決するために2011年に施行された、”ベネズエラの子どもたち”計画ならびに”ベネズエラの敬愛する高齢者”計画に登録された人の数が200万人を上回った」ことを明らかにした。
▼「ベネズエラの子どもたち」計画は、貧困家庭の子どもたちを支援することによって、17歳までの子どもたちの就学を促進し、貧富の格差の拡大をくいとめるためのものである。同計画にもとづいて児童手当の支給対象名簿に登録された人の数が105万1770人にのぼった。児童手当の支給額は一ヶ月につき430ボリバル(約8000円)である。
▼「ベネズエラの敬愛する高齢者」計画は、社会保険料を納めていない雇用主のもとで働いていたために満額の年金を受給できない60歳以上の男性および55歳以上の女性に対する年金給付を保障するためのものである。同計画にもとづいて年金の支給対象名簿に登録された人の数が103万6791人に達した。
▼野党勢力が貧困撲滅に向けた政府の一連の社会改革計画を「貧しい子どもや高齢者に施しを与えるもの」と誹謗中傷したのに対して、チャペス大統領は「ベネズエラの子どもたち計画やベネズエラの敬愛する高齢者計画は、著しい社会的不平等の解消を切望する貧しい人々に援助の手を差し伸べるものにほかならない」と反駁した。(了)
【中南米ALBA首脳会議】(上)
「独自経済圏作る」ユーロ危機に対処
▼中南米8カ国の反米・左派政府によって結成された政治・経済協力機構「われらのアメリカ人民のためのボリバル同盟(ALBA)」が2月4日と5日の二日間にベネズエラの首都カラカスの大統領府で第11回首脳会議をおこない、ベネズエラのチャペス大統領、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長、ボリビアのモラレス大統領、エクアドルのコレア大統領、ニカラグアのオルテガ大統領、アンティグア・バーブーダのスペンサー首相、セントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相、ドミニカのスケリット首相が参加した。またグレナダ、スリナム、セントルシア、ハイチの各首脳が招待された。
▼今回の首脳会議は、1992年2月にベネズエラのペレス政府の新自由主義政策にもとづく緊縮財政政策に反対してチャペス空軍大佐(当時)率いる将校団が反乱に立ち上がった出来事から20周年を迎えるのに符合して開かれた。
▼各国首脳は、ALBAを強化し発展させるために常設事務局をカラカスに設置すること、政治経済委員会を設立すること、加盟国から代表者を常駐させること、独自の経済圏である「ALBA経済地域」を二年以内に創設することで合意した。
▼ベネズエラのチャペス大統領は、現在のユーロ危機に対処するために、AJBA銀行に社会開発事業を支援するための基金を創設し、各国から外貨準備高の1%を拠出することを提案し、各国首脳によって承認された。(つづく)
【中南米ALBA首脳会議】(下)
「米欧の介入阻止」防衛委員会を設立
▼ALBA銀行は、米国主導の国際通貨基金(IMF)にとってかわり、中南米地域の経済や社会の持続的発展に寄与する銀行として2008年に創設された。域内決済通貨は、2010年に導入されたスクレ(米ドルと等価)が使用されている。ALBA加盟国間でスクレを用いた貿易取引の数が2011年に431件に達し、取引額が2億1600万ドル(約183億円)にのぼった。
▼またチャペス大統領は、「オリノコ川流域の油田地帯には豊富な石油資源が存在する。ベネズエラは、2012年に同油田の石油採掘量を現在の日産300万バレルから350万バレルへと引き上げる計画である。それによってALBAの経済社会開発事業の発展のために大きく寄与することができる。ALBAや中南米地域の経済的独立を守るために、オリノコ川流域の石油開発を強化することが求められる」と語った。
▼また国際問題に関して各国首脳は、米国の植民地にされてきたプエルトリコの民族自決権と独立権を支持する宣言、ならびにシリアに対する外国の干渉を非難するとともに政治危機に立ち向かうアサド政府の基本的立場を支持する宣言、およびイギリスが軍事演習をくり返しているマルビナス(英語名はフォークランド)諸島に対するアルゼンチンの領有権を承認するとともにアルゼンチンを支援する宣言を採択した。
▼エクアドルのコレア大統領は、「4月中旬にコロンビアのカルタヘナでおこなわれる米州機構(OAS、加盟国は社会主義キューバを除く中南米34カ国)首脳会議にキューバが招待されない場合、ALBAとしての共通政策を策定するために、キューバの首都ハバナで外相会議を開くことが必要である」と提案し、各国首脳によって支持された。
▼そして各国首脳は、米欧諸国による植民地化や軍事干渉を阻止するためにALBA防衛委員会を設立することの重要性を強調した。
▼首脳会議は最後に、シリアに干渉し政情不安をあおる米欧諸国の策動を非難する声明を発表して閉会した。
▼スリナムとサンタルシアの両国が正式加盟の手続きに入っているため、ALBAの加盟国は10カ国になる。そしてハイチが準加盟国になり、正式加盟をめざしている。
▼ALBAは、米国ブッシュ政府がすすめていた米州自由貿易地域(FTAA)に対抗して、2004年にベネズエラのチャペス大統領とキューバのカストロ議長を中心にして結成された、相互協力と連帯と補完の原則にもとづいて政治的経済的統合をめざす地域機構である。(おわり)
亀井が創価学会をフルボッコ(与謝野もおるでよ)
>>http://www.youtube.com/watch?v=BFWh_jctYgs&feature=related
公明党は創価学会が支持母体のカルト政党
>>http://www.youtube.com/watch?v=7IuUpXjAVwI&feature=related
公明も民主も自民も皆終わり
>>http://www.youtube.com/watch?v=wjdDmyhGz2U&feature=related
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