2010年6月12日土曜日

地方と国の形

菅内閣の閣僚から疑問に思われる言葉が多く聞かれる。
国会議員の削減などである。
民主党の前回衆議院選挙のマニュフェストは批判もあるが、これらはバラバラのものではなく、いろいろな政策が連動している点は、あまりかたられない。
そしてそれらの元になる部分が、「国と地方の形」をどうするかである。
そのために地方分権(主権)を進め、ひも付き補助金を廃止し、地方で自由に使える予算を増やし、その後国会議員の定数の削減を行う。
またそれにより、順次、国家公務員の削減をすすめる。
最優先は「国と地方の形をどうするか」である。・・・と思う。
税体系にも関係してくる部分は多くある。

当っているかどうかは別に、国会議員の削減の順序は、最後の方にならなければならないと思っている。

国民は、昨年のマニュフェストを支持し、遅いけれども実現しようと頑張っている民主党を見捨ててはいない。
だから、W辞任で支持率が上がったのである。もし大幅なマニュフェストの変更が行われれば、今までのマニュフェストとの整合性の関係上、他のすべての政策に影響を及ぼしかねない。
ましてや、消費税アップの論議は、かなり後ろの方の順序でなければいけないと思うのだが。
閣内の閣僚の考えを聞いてみたいものである。

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