2010年10月5日火曜日

小沢氏の起訴議決-解せない議決日と発表のタイミング

小沢氏が強制起訴された。
納得がいかない人も多いと思う。
私もその一人だ。

そもそもこの事件は、起訴事実の元になる政治資金収支報告書への虚偽記載自体が根拠のないものであり、秘書3人も起訴事実を全面否認している。
いずれ、捜査の問題点や真実が明らかになるものと確信している。

そもそも検察審査会は検察の捜査を審査する会であることを理解すべし。
通常の起訴とは違う点を理解してから話をすべきである。

それにしても、議決日が民主党の代表選当日の9月14日というのも、引っかかる。
そして昨日の発表というのも何か引っかかるものがある。
多くの人が裏に何か意図があるのではないかと思うのではないか。
何時に議決されたのかも発表すべきである。
おそらく、もう少し前に、議決の結果はわかっていたのではないか。
代表選に何らかの影響を与えた可能性は否定出来ない。
また、代表選の結果を見てからの判断だと思われてもしかたがないと思う。

検察特捜部の事件が発覚した後の議決であれば、結果が変わっていた可能性さえありうる。
特捜部の事件との関連性や昨日の公表のタイミングについても、何か意図的なものを感じざるを得ない。

日本がおかしくなっている。
政治、行政、経済など全ての分野において、日本がおかしくなっている。
社会から「道徳」と「正義」が失われつつある。

今までのシステムを根本から変えるぐらいの覚悟で政治が取り組まないと日本は大変なことになる。
新卒の学生の就職支援も大切だが、家庭を支える40歳以上の失業者の現状を見るにツケ、支援すべきは、この人達ではないかと痛切に感じる今日この頃である。
理念と信念と覚悟を持った政治家が集まった新たな政党の誕生を願う世論が出てくる予感がする。

0 件のコメント:

Template Design: © 2007 Envy Inc.