そもそもこの問題に関して言えば、最初から執行部の対応が間違っている。
最初から拒否すればいいだけのことである。
幹事長や国会対策委員長が何の戦略も持たないようでは、この先、臨時国会はまともに乗り切れないだろう。
と考える今日この頃である。
秋を通り越して一気に冬が到来しそうである。と思ったら今度は台風が上陸しそうな雰囲気である。
天候も異常だが、国会議員の皆さんの頭の中の思考回路も狂ってしまったようだ。
そもそも小沢さんを国会に招致しようがしまいが、結果は同じことだ。
野党が「疑惑は晴れなかった。」と言って、別の条件を押し付けてくることは明白だ。
むしろ最初から拒否すれば、野党側は戦略を練り直す必要に迫られたはずだ。野党の側が国会招致をネタに補正予算の成立を遅らせているというイメージを作りだすことができたはずだ。
その為には、補正予算案を早く出すべきであった。
小沢さんは検察から2度不起訴とされているにも関わらず正体不明の「検察審査会」という本来、検察の捜査を審査する機関の見ず知らずの11人の素人の審査員に不当な「起訴相当」という議決を出され、改めて裁判で白黒を決着することになった。
これだけの話だ。むしろ検察の捜査と検察審査会の議決に対し、民主党が疑念を晴らす姿勢を見せる事の方が大切なのである。
執行部の面々は「小沢排除」の論理のもと代表戦で管首相を支持した方々だ。
自分達が排除しようとした人(それも12万もの票で国民から選ばれた議員)に対し、今更、よくも国会招致をお願いできるものだ。
まず、生方議員に証言させろ。彼のやったことの方が悪質だ。
小沢さんは、国民から選ばれたのであって、国会議員に選ばれたのではない。
あなた達に、国会招致を進言する権利はない。(当たり前の話なのだが、わかっている議員は少ない。)
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2010年10月29日金曜日
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