2010年10月12日火曜日

今後の政界と小沢一郎の役割

小沢一郎批判につくづく嫌になる今日この頃である。
なぜ、こうもいわれなき批判にさらされ続けなければならないのか。
それが国会議員やマスコミ、官僚組織などの自己利益優先と自己保身の為というのが悲しい。

国会議員の評価システムが必要なのかもしれない。選挙時に議員を選ぶ参考になるような情報がもっと多く提供されないと、マスコミ人気だけを頼りのいい加減な議員を当選させてしまうことになってしまう。

停滞した今の状況が続く限り、日本の明るい未来はない。
近い将来、もう一度、政界再編を求める声が起きなければおかしいと考える今日この頃である。
現状では、2大政党制が根付くのにもう少し時間がかかりそうである。
それよりも、民主党、自民党の他にもう一つの右でもない左でもない「国民の生活重視」「従米一辺倒でない」第3の新たな政党を創り、政策実現の為に組む相手を変えるという選択肢もあるように考えるようになった。
2大政党の中間に位置し、政策優先で組む相手をその都度、変えるという政策実現第一の政党である。他の野党とも同様のスタンスを取る。政権とは一定の距離を置くスタンスを取る。
政策重視と政策実現の為には、今の衆参の状況を鑑みれば、これが一番、現実的なような気がする。小沢氏に残された時間はそんなに多くない。
短い時間で、政策を実現するには、衆参のねじれ現象を利用するのも選択肢の一つではないだろうか。

出来れば、衆議院70名、参議院30名の100名程度が理想だが、もっと少なくても可能だと思う。
民主党、自民党に対して不満を感じている国民は多い。この日本の現状を見た場合、自民党化している民主党と自民党の政策の違いが分かりにくくなっている。
国民に政策の選択肢を与える意味でも、また政策の実現性を高める上でも新たな枠組みが必要ではないだろうか。

でなければ日本は、国際社会から取り残される道を歩むことになりかねない。

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