原発の運転基準を40年に制限し、さらに60年までの例外規定を設けるらしい。話にならない。
「日本の全ての原発を止め、全てを廃炉にする」と政府が決めればいいだけの話で、原発の在続を前提とした議論はもう止めるべきだ。
政府が「原発を止める・廃止する」と決めれば電力会社も諦めがつく。「脱原発」だとか「減原発」だとか「原発維持・推進」だとかの生産性の無い議論もしなくて済むようになる。原発立地地域内での住民同士の争いもなくなるだろう。
「原発を止める・廃止する」と決めれば前向きな「新エネルギー」や「自然エネルギー」への転換議論と具体的な方策に考えを集中することができる。そのことにより新たな産業が生まれ、雇用も生まれ、CO2の削減にも貢献できる。日本には、それに対応できる技術力も資金力もある。
まずは 「全ての原発を止める・廃止することを宣言する」ことが第一にすべきことであり、それにより前向きな生産的な議論をスタートさせることができる。そのことが新たな日本のエネルギー政策のスタートにもなるはずだ。
であるならば、多少の電気料金の値上げも国民に受け入れられるはずだ。(ただし電力会社の体質改善と電気料金算定基準の見直しが大前提ではあるが・・・。)新たな方向性が決まれば自ずから「発送電分離」も進展するだろう。(電気料金の値下げに繋がる可能性が出てくる。)
もし夏場の電力が不足するようであれば、国民に節電の協力をお願いし、少しの我慢をお願いすれば対応できるだろう。
なぜなら今すぐに全原発が止まっても「直ちに国民生活に影響することはない」ことが、わかってきたからだ。「代替エネルギーが、今すぐ目処がたたない状況で云々・・・」という『嘘』もばれてしまった。
「原発⇒石油火力⇒天然ガス・石炭火力⇒自然エネルギー⇒新エネルギー」というようにエネルギー移行の方向性をハッキリ打ち出すことが、日本の産業の新たな活力を生みだすことに繋がることを理解すべきである。
「ボンクラ頭の政府の人間や役人」は、こんな簡単な発想さえ出来ないようだ。
さて、昨日も述べた「国会議員の定数削減」について少し意見を追加してみたいと思う。
そもそも今回、遡上に挙がっている削減数80という数字の根拠はどこにあるのだろう。おそらく大半の議員に聞いても説明できる議員は、いないのではないか。
私の推測を元に話を組み立てて見たいと思う。
この話は今に始まった話ではない。小沢さんが自由党時代に100人の議員定数削減を打ち出したことがある。
衆議院50人、参議院50人という削減数であったように記憶している。これは公明党の反対で最終的には衆議院20人だけの削減に留まったはずだが、近年で国会議員の定数削減を実現させたのは小沢さんだけである。
この時に小沢さんが提案した100人から実現した20人を引いた80人という数字が一つの根拠になっているように思えてならない。というのは、この80人という数字は民主党が2009年の衆議院選挙のマニュフェストで掲げた数字であるからだ。
であるからして、元祖「議員定数削減」の提唱者である小沢さんに根拠を聞くのが一番早いのかもしれない。
この話は「地方分権(地域主権)」の話とも密接に結びついている。小沢さんは自由党当時から全国を300の基礎自治体に分ける案を提唱し「権限と財源の地方への移譲」を訴えていた。そのことにより国の仕事を少なくし「財政、外交」など国の根幹に関わる仕事だけに集約させようと考えていた。
そうすれば国の仕事は減り、省庁の人間も減り、国会議員の仕事も減る。もちろん省庁の権限は大幅に少なくなる。
そうなれば、「議員定数を減らしも何ら問題はないだろう。」というのが小沢さんの考えだったのではないかと忖度してみた。
「国会議員の定数削減」は「地方分権(地域主権)」とも密接に関係していると考えるべきだろう。
削減数80という数字の根拠を先に国民に示すべきだろう。その数字が「多いのか、少ないのか」も議論せず、勝手に数字が一人歩きしている状態こそが異常である。
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。
2012年1月19日木曜日
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4 件のコメント:
「菅内閣の311棄民テロ証拠映像拡散」
311にはすでに首相官邸内に地位協定治外法権で米軍事顧問米軍スパイが菅カラ傀儡首相を操って放射能棄民テロを成功へ導く指揮を執るべく迅速にひそかに入り込んでいた。
原爆(核兵器武装米軍地位協定治外法権悪用の利権渉猟)も原発(霞ヶ関が作り出した渉猟利権)もともに人災の極致であり、両者は人類と地球へ対するひとつの同じテロである。
>2012-1-18世相両断さまhttp://d.hatena.ne.jp/warabidani/20120118/p2
■国民を見殺し!放射能拡散予測SPEEDIを事故直後アメリカに提供していた
>(一部転載)
菅直人が、故意に福島県民を被曝させたことの決定的証拠
日本人の税金から北朝鮮側に6250万円も献金し、日本国益を損なう政策ばかりを行いスパイと噂される菅総理だが、実は6月に、
故意に原発事故を拡大させ、福島を汚し、福島県民を被曝させたことが証明されている。
6/3の、福島選出の森まさ子議員の国会質疑は一番の見物。
菅官邸が、SPEEDI(以前に国が何十億もかけて開発した超高機能の放射性物質拡散予測図作成機械)での拡散予想図を
福島県民にわざと隠し、マスク着用や子供の避難を促さなかったこと、
汚染度がさらに高いとSPEEDIではわかっている地域に、南相馬市民をわざわざ移動させていたこと等のみならず、
3/12日の菅現地視察8時間前に、
菅が現地視察した場合と、現地視察しなかった場合との2パターンの
SPEEDIによる拡散予想図を、
官邸自らが文科省に依頼して作らせていたことが明らかになった。
森議員は、そのSPEEDIの2つの図も用意していたが、現地視察した場合の拡散予想は放射性物質が海ではなく北西(飯舘村や福島市方向)に向かい、明らかに深刻なのにも関わらず、
菅は実際にその後、現地視察を強行した。当時は放射性物質の少なかった方向からわざわざ原発上空に入ったことからも、SPEEDIを参考にしていたことが明らかだ。
そして菅の現地視察のためにベント(爆発を防ぐために圧力を逃がすこと。総理視察があると実行できない)が、
行われなかったため、圧力が限界に達し、菅の視察後すぐに爆発し、
視察した場合の深刻な予測図よりもさらに大量の放射性物質が放出した。
そして、他の3号機や4号機にも近づくことが困難になり、後の大爆発を招くことになる。
もちろん、菅の身の安全のために作成した予測図さえ公表せず、
子供妊婦含む福島の人々は被曝させられてしまった。
森議員は、質疑の場で泣きながらこれを訴えるも、菅は枝葉末節をとらえ、話をそらしてしまう。
(後の質疑で、官邸が菅視察時のSPEEDIを作らせ、さらに予想図が実際に官邸に送られていたことも裏付けられる)
これをテレビで放送したら、民主党は終わる。しかし、テレビは民主党と馴れ合っているので、この事実が報道されることは絶対にない。
【必見!】当該質疑の動画
http://www.youtube.com/watch?v=xLiMk8pGdPI
-----------------------(転載終わり)
http://www.youtube.com/watch?v=lUKDeLhxkuA
http://www.youtube.com/watch?v=y_D6Eow0NbQ
http://www.youtube.com/watch?v=_vycCKgvn6o
「菅内閣の311棄民テロ証拠映像拡散」
311にはすでに首相官邸内に地位協定治外法権で米軍事顧問米軍スパイが菅カラ傀儡首相を操って放射能棄民テロを成功へ導く指揮を執るべく迅速にひそかに入り込んでいた。
原爆(核兵器武装米軍地位協定治外法権悪用の利権渉猟)も原発(霞ヶ関が作り出した渉猟利権)もともに人災の極致であり、両者は人類と地球へ対するひとつの同じテロである。
>2012-1-18世相両断さまhttp://d.hatena.ne.jp/warabidani/20120118/p2
■国民を見殺し!放射能拡散予測SPEEDIを事故直後アメリカに提供していた
>(一部転載)
菅直人が、故意に福島県民を被曝させたことの決定的証拠
日本人の税金から北朝鮮側に6250万円も献金し、日本国益を損なう政策ばかりを行いスパイと噂される菅総理だが、実は6月に、
故意に原発事故を拡大させ、福島を汚し、福島県民を被曝させたことが証明されている。
6/3の、福島選出の森まさ子議員の国会質疑は一番の見物。
菅官邸が、SPEEDI(以前に国が何十億もかけて開発した超高機能の放射性物質拡散予測図作成機械)での拡散予想図を
福島県民にわざと隠し、マスク着用や子供の避難を促さなかったこと、
汚染度がさらに高いとSPEEDIではわかっている地域に、南相馬市民をわざわざ移動させていたこと等のみならず、
3/12日の菅現地視察8時間前に、
菅が現地視察した場合と、現地視察しなかった場合との2パターンの
SPEEDIによる拡散予想図を、
官邸自らが文科省に依頼して作らせていたことが明らかになった。
森議員は、そのSPEEDIの2つの図も用意していたが、現地視察した場合の拡散予想は放射性物質が海ではなく北西(飯舘村や福島市方向)に向かい、明らかに深刻なのにも関わらず、
菅は実際にその後、現地視察を強行した。当時は放射性物質の少なかった方向からわざわざ原発上空に入ったことからも、SPEEDIを参考にしていたことが明らかだ。
そして菅の現地視察のためにベント(爆発を防ぐために圧力を逃がすこと。総理視察があると実行できない)が、
行われなかったため、圧力が限界に達し、菅の視察後すぐに爆発し、
視察した場合の深刻な予測図よりもさらに大量の放射性物質が放出した。
そして、他の3号機や4号機にも近づくことが困難になり、後の大爆発を招くことになる。
もちろん、菅の身の安全のために作成した予測図さえ公表せず、
子供妊婦含む福島の人々は被曝させられてしまった。
森議員は、質疑の場で泣きながらこれを訴えるも、菅は枝葉末節をとらえ、話をそらしてしまう。
(後の質疑で、官邸が菅視察時のSPEEDIを作らせ、さらに予想図が実際に官邸に送られていたことも裏付けられる)
これをテレビで放送したら、民主党は終わる。しかし、テレビは民主党と馴れ合っているので、この事実が報道されることは絶対にない。
【必見!】当該質疑の動画
http://www.youtube.com/watch?v=xLiMk8pGdPI
-----------------------(転載終わり)
http://www.youtube.com/watch?v=lUKDeLhxkuA
http://www.youtube.com/watch?v=y_D6Eow0NbQ
http://www.youtube.com/watch?v=_vycCKgvn6o
保安院とおなじ経産省所属の安全委員会によるストレステスト合格報告書は、日航機123便御巣鷹山墜落事故調査報告と同じですね。いずれもすべて霞ヶ関官僚実行犯の有罪犯行です。
参照:「あれから26年、いつまでも隠せない ~日航ジャンボ123便、墜落の真相」
Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/07/post_2153.html
「アクセス上位30 ~ネットから締め出され、はや4ヶ月」
Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/01/post_2270.html
「福島の沖縄化を憂う~いま沖縄で何が起きているのかにも目を向けよう!」
>情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄さま:拡散
>>http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a989635ecba72aae36203ce5550b6ee7
(本文転載)
地元で一定の利権を作り出し、そこに嫌なものを押し付け、中央企業や官僚がより多くの利権を享受する~これが日本の戦後の経済発展の影の部分だった。基地問題や原発問題はその典型例だ。いずれも、本当に必要かどうかは分らない一方で、秘密を理由に詳細なデータは明らかにされず、予算は天井知らず…。こんなに美味しい事業はない。
東京電力福島原発の事故を経験し、その構造を知った私たちは、沖縄問題にも目を向けなければならない。同じ構造における被害者として、東北関東は沖縄と、沖縄は東北関東と連帯しなければならない。
原発は貧困地域に押し付けられた。沖縄の基地も、徐々に沖縄に集中させられた。以前は、本土にも多くの基地があったが、それらは沖縄に移された。そういうことはマスメディアでもはや語られることはない。沖縄の民が基地で儲けたような報道さえされている。
そう、地元の視点に立たない報道のあり方も、福島、沖縄で一致している。事故前に本気で地元の危険性の指摘を取り上げていれば、ここまで深刻な事態にはいたらなかったかもしれない。沖縄も米軍人が刑事的な手続きから免れるような協定が結ばれ、その結果、多くの女性が犠牲になってきた。本土のマスメディアは、この問題点を指摘し、本気で変えようとしただろうか?マスメディアがアメリカ側の立場(=実際には、日本で利権を得ているものの立場)から報道してきたことについては※1など。
そして、米国が日本にしたことを、日本が他の国にしていること、まるでいじめられた人がほかの人を同じようにいじめるようにしていることも同じだ。
あれだけの事故があったにもかかわらず、日本は海外へ原発を輸出しようとしている。他方、自衛隊は、ジブチに海外基地を設けたが、自衛隊は刑事手続から免れるような仕組みが採用されている(※2)。
いま、沖縄では、望んでいない軍事施設が強行建設されようとしている。
沖縄タイムス(http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-18_28643/)によると、
【米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価書を防衛局が県に異例の手法で提出し、県民の反発が強まる中、同局職員らは高江工事や辺野古移設について説明のないまま作業を開始。「妨害行為に当たる」などと警告し、同訓練場内への重機搬入などを試みたが、住民らがゲート前に車両を止め、座り込んだため、作業はできなかった。
住民らは真部局長や田中直紀防衛相が就任したことなどを受け、工事再開の警戒を強めていた。
住民はMV22オスプレイ導入を「後出し」で追加したアセスのやり直しを求めている。同機が配備されると同訓練場での飛行訓練が予想され、危険性や住民被害の増加が懸念されるが、これまで防衛局側から同機について説明はなく、飛行経路なども明らかにされていない。】という状況だ。
地元の住民は毎日、この状況を伝えている→冒頭のウェブサイト(http://takae.ti-da.net/)。
私たちは、この叫びに目を閉じ、耳を塞いでいてよいのだろうか?
もし、そのままでよいとするなら、福島は沖縄化し、そして、次は…。結局、東京以外は沖縄化するのではないだろうか?そうなってからでは遅い。
自民党の憲法改訂案には、住民投票が削除されているんですよ(※3)。その狙いは、中央が地方を簡単に沖縄化することを可能とするものにほかならない…。
※1
「普天間移転問題・怒りの追撃シリーズ第5弾(`ヘ´)~読売のグアム移転費7割減報道、ねつ造の疑い濃厚」(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/00998cee4a5c38075846f7f6a911246a)
「普天間移転問題・怒りの追撃シリーズ第4弾(`ヘ´)~歴史のねつ造に加担する大新聞+小沢辺野古反対表明」(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005?sess=e9eb06a99cbcc3aa7fab07f6f7026767)
「普天間移転問題・怒りの追撃シリーズ第3弾~国務省記者会見でロードマップが最良と暴言した記者は誰?」(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7c405cba3fa9a8a434aac3724dd7c322)
「普天間移転問題・怒りの追撃シリーズ第2弾(`ヘ´)~国務長官と大使の会議録の情報公開を請求しました」 (http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/e928f1d84b8721b5890b8ef42de9527c)
※2
「自民党の最後っ屁は、辺野古移設だけではなく、ジブチ自衛隊基地建設も~特権を行使する立場としての日本」( http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/368604c9226792ea12702357eb2ccdb5 )
※3
「住民投票が削除されている理由~自民党憲法改正案」 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/aeced1c464bb29efac903b5919fad939
(転載終わり)
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