2012年1月31日火曜日

豚は太らせてから喰え・・・待つという選択

またもや円高が進行している。
ヨーロッパの金融不安の影響、特にポルトガルの財政危機が表面化したことによる影響もあろうが基本的には世界的な景気後退への懸念が背景にあることは間違いない。


一向に改善されないヨーロッパの信用不安の解決策はあるのだろうか。
日本の野田政権と同様、小手先対応問題解決しようとしていることへの不信感が背景にあるように思えてならない。本来は、自国で解決すべき問題についてまでEUが細かく口先介入することが問題される国々国民感情煽ることに繋がり、 そのことによるEUや政府への不信と反発が問題解決遅らせる原因になっているように思えてならない。


航海に出て進路に嵐が発生した場合立ち止まって嵐が過ぎ去るのを待つのか。場合によっては引き返す勇気が必要になる場合もある
人間でも緊急手術した方がいい場合あれば体力の回復を待って手術した方い場合もあるまた成功度低い手術の場合には手術しないという選択肢もある
人間にも自然治癒あるように経済においても自然回復力あると考えてみたらどうだろう。焦って物事を進めることが必ずしもベーターとは言えない場合も多い。



EUのもう一つの問題加盟国あまり信用していないことにある。もちろんギリシャのように財政数字ごまかしていた国もあるが本来は加盟国信頼し自助努力サポートする姿勢、もっと強調すべきではないだろうか
放蕩息子いくら金をつぎ込んでも本人が心を入れ替え努力しないかぎり問題は解決しない。もう少し長いスパンで加盟国の自助努力見守る必要があるように思えてならない


EUの一部の国では消費税増税実施しようとしているようだがこのついても同様なことがいえる
各国の経済が景気悪化と緊縮財政影響などで縮小し、雇用状況悪化している現状増税することは更なる経済の縮小を招く危険性が高い
表現は悪いが牛でもでもいいが太らせてから喰えいうあるように太らせないと食べられる肉の量が少なくなる餌の減らし続ければ豚が死んでしまう場合もある痩せ続けるから少ないしか収穫できない税金も同様で国民痩せ細ろたら徴収できる税金総額少なくなる結果税収は増えない。太るまで待つという選択肢もあるはずだ。



この状況は日本にもそのまま当てはまる
野田不味いので喰いたいとは思わないが、せめて立ち止まって考える努力してほしい。
世界経済がなりそうな状況で増税TPP参加するなど危険極まりない行為だ。
立ち止まって嵐が過ぎ去るのを待つのかそれとももう一度引き返し2009年のマニュフェストの原点に立ち返り嵐に耐えられるよう船の強化務めるのか。選択が求められている。



官僚や大企業政治家だけが美味しい食べブクブク太っていくのに多くの国民は搾取されドンドン痩せ細っていく中で政府や公務員対し不信と反発沸き起こるのは当然の結果であり逆にそのことが種々の問題の解決遅らせる原因になっていることを政府政党や官僚認識する必要がある
であるからして政治家や官僚や大企業などは、自分達の餌を貧しい人たちに分け与えるくらいの心構えが必要とされる。
夜な夜な国民に隠れ美味しい餌を食べている人たちが口先で国民に約束しても、もう誰も信用しなくなりつつある。


小沢さんも言っていたが、野田首相が「協議に協力しないと解散するぞ!」と脅しても野党は「早く解散しろ!」と言っているわけで、与野党協議がスムーズに実現するとは考えにくい状況だ。寧ろ野党は事前協議に参加しないことが早期の解散に繋がる一番の近道であり、首相の発言は野党の協議参加の妨げになっているとしか考えられない。(考えて喋っているのだろうか?)
「消費税の増税法案」は与党内においても昨年末の党の税制調査会総会で「野党との事前協議」を前提に法案の提出が認められた経緯があり、法案の提出自体にも赤信号が灯り出した。

天候不順(世界経済の不安定化)と局地的な冷害(ヨーロッパの金融危機)の状況下においては、自国のリスクをいかに小さくするかに力を注ぐべきであり、そのためには何をすべきか。

少なくても増税をするタイミングではないと思うのは私だけであろうか・・・。


1 件のコメント:

通りがけ さんのコメント...

「ホルムズ海峡波高し、イラクの次はイラン?もういい加減にしろ!」いかりや爆氏の毒独日記さま
>>http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/62a464e6e00fa53193a662d940bef7dc

みんながアメリカの嘘と極悪に気づいていますね。我々日本人は嘘つきは泥棒の始まりであると三つ子になるまでに嘘を戒められて躾けられてきましたから、大きくなって全員が嘘つきを生理的に大嫌いな体質の国民に成っています。当然でしょう、三つ子の魂百までですから。

さて、その嘘をつくな、他人へ親身に親切にせよ、という同じ躾を受けた日本人同朋が今まさに沖縄と東北でひどい目に遭っています。
沖縄は沖縄戦後役70年地位協定治外法権に蹂躙され続け、東北関東は311以後死の灰を止めることをアメポチスパイ政府が全力で妨害する。
いずれも嘘つき強盗殺人犯アメリカ軍の差金です。

同じ躾のもとに育まれた日本人同朋を絶体絶命の死地から助け出し、原発の放射能被曝者同朋をこれ以上増やさないためには、沖縄の同朋支援には直ちに「地位協定破棄」し、本土四島(北海道本州四国九州)ノ同朋支援には直ちに「福一石棺化とコンクリート地下ダム壁建設に着手」しなければなりません。

まず避難と同時に全原発停止。福一石棺化して除染。これなら1~2年の避難疎開で済んで故郷へ戻れて復興に働けるはずです。

メルトアウトした核燃料の臨界暴走を止める石棺化は技術的には簡単です。パチンコ球サイズの大量の錫(鉛も可)の金属球を原子炉の上部から原子炉内へ流しこめば良い。

参照:「2011年8月15日月曜日
メルトアウトした燃料を冷却・固化するには、スズを用いた金属棺しか無いのではないか」
福島原発災害の見方さま
>>http://mononomikata-kerogg.blogspot.com/2011/08/blog-post_15.html

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